最終回「キタァァーーーーッ！！」

別に興味はそんないないはずなのに、ついつい見てしまうのが『24時間テレビ』。
「はなちゃんのみそ汁」は既に何回か本で読んだのですが、本人がリアルで改めて見ると、やはり感動して涙が止まりません。
自分が死の間際であることを悟って、4歳の娘にお味噌汁の作り方からはじまって、料理・洗濯等、生活の基礎を全部伝えたお母さんは本当に凄い人です。まだ一けた年齢なのに、ちゃんとかつお節を自ら削るとことからやるんですよ。鴨志田だって全然できないのに（T0T)　
今、小学校に「子供にトイレの掃除させないでください」と言い張る親御さんまでいるそうですが、そういうのって、子供の可能性を全部摘み取っているんじゃないかな～？　やればできるんですよ。しかも小さいうちからそうした生活の基礎は学ばせるべきだと思います。もし、昨年の地震のような天災で、家族が離れ離れになっても、ちゃんと子供でも生きていけるように。だから雑巾の絞り方一つでもやっておくべきだと思うんですが。
はなちゃんを見て、今はその場に存在しなくっても、きちんと娘の中で生きているお母さん。こうした家族のつながりの方が、「掃除させない」より凄く大事な絆が出来ると思いました。

そんなはなちゃんを一番見習わなければならないかもしたは、暑さで溶けまくりながら今日の最終回を見守りました。
『仮面ライダーフォーゼ』：今日で玄ちゃんが見れなくなる―っと思うと寂しい限りでしたが、涙を呑んで鑑賞。
先週賢吾君が人間ではないうえに、スイッチを壊された瞬間消えてしまう、というショッキングな出来事で終了しましたが、理事長の攻撃で、賢吾君だけでなくみんなの大事な場所だったラビットハッチまで消滅。此処まで圧倒的にされると、もう心が折れそうな気がしますが、玄ちゃんも流星君も負けなかった！大事な仲間が誰一人諦めていなかったからですよ！　多分ここでみんなの気持ちが折れたら、流石の玄ちゃんも戦いを続けることできなかったと思いますが、ライダー部部員は自分たちが思っていた以上に、戦いの中で信頼と友情を強固にしました。なので、元就様の『3本の矢』どころか『８本の矢』ですよ（※賢吾君も当然含めて）　理事長がどう踏ん張ろうと、自らの欲望のために集めた部下なんかより強くて固いですよ！壊れるもんかい！！（＞０＜）
・・・振り返ってみれば、部員は玄ちゃんとユウキちゃんもですが、2人以外の部員は物凄く成長したと思います。
賢吾君はかたくなだった心が柔軟になり、流星君も「仲間」を得たし、美羽先輩は女王様からみんなをまとめあげる力に、隼先輩は親の保護から脱却し、友子ちゃんは拒絶していた明るい世界に足を進みだせたし、JKもただ調子よく過ごしていた日常を真剣に考えるようになったし―――「ライダー部」でともに命がけで戦ったから、というだけでなく、『学校』ってこんなに成長する機会に恵まれた場所なんだよ！ってメッセージがいっぱいでしたね（＾＾）
今「いじめ」とそれに伴う「自殺」の報告が日々掲載されておりますが、玄ちゃんやユウキちゃんみたいな子が学校にいたら、こんな寂しいことにならないだろうな・・・と思いつつ、「もしかしたら、君の席の隣の人がそうかもしれないよ？」と、ちょっと勇気が出てきそうな気がします。「たかが特撮一つにオーバーな」と言われそうですが、何らかのメッセ―ジが無ければ、番組なんてどんな著名人が原作だろうと、有名な俳優さんが演じようと、面白くないと思います。かもしたは↑としてこのお話を捕らえました。小さなお子様方に見て欲しいな～って。
最後は理事長が自ら進化させようとした肉体が付いていけず、フォーゼとメテオ、そしてライダー部の面々の前で敗れ去りました。　でも嘗て賢吾君のお父さんや今のゾディアーツら幹部ら仲間を捨てて行って何も残らなかった理事長に、最後に玄ちゃんが「友達」になってくれました。たった一つでも得るものがあった人生で救われた気がしました。
そして最後の最後でびっくりだったのが、賢吾君、カムバック！！（T0T)←感涙
どうやら「再生能力」のあったゾディアーツ「アクエリアス」がスイッチを直してくれたおかげで、賢吾君自身の存在も戻ったようです。気がつけば園田先生も復活していたよ！（・０・）　そうなると、まだゾディアーツのスイッチは健在なのかっΣ（-口-；）　となると、そのスイッチが悪用されないように、まだまだライダー部の存在は必要なようです。
嬉しいサプライズと変わらぬ日常でめでたく円満終了となりました！　玄ちゃん＆ライダー部のみんなお疲れ！(^^ゞ

―――そして来週からは新ライダー「ウィザード」登場。「天気を操れる魔法使い」なる触れこみですが、魔女っ娘ライダーって凄いな（笑）　女の子じゃないけど＾＾；
新ライダーの活躍が楽しみです♪