うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2024春アニメ最終回③

2024年06月24日 21時49分54秒 | アニメ
一昨日「今度は何のグッズがでるかな~?」などと呑気に構えていたら、昨日『SEED FREEDOM検定』のグッズが一気に届きました。
…ごめん、すっかり忘れてた…(一▽一;)
100点満点💮&カガリ様セットを購入していたんだっけ。何故かカガリと隠者弐式がセット(一応リモートはやったけどさ)なのが多くってw

こちらはアクスタ&アクキーにもなるカガリとインジャ弐式。
缶バッジもカガリとインジャ弐式とアスカガで♥右上の方にあるのはアクリルブロックなんですが、結構分厚いです。
一番下のは、100点満点の人しかもらえないバッジです♥
そしてこちらはアクリルカードとタンブラー。タンブラーはデスティニーspecⅡとストライクフリーダムが描かれております。
あとはブロマイドですね。
段ボール2箱に詰まって運ばれてきたんですが、でっかくシールで「カガリ・ユラ・アスハ」って書いてあったから、一体何が送られてきたんだ!?(゚д゚)と結構ビビりましたw
土曜に引き続き、アスカガ眺められて幸せですわ(*´▽`*)♥

そして、一昨日はSSのほうをUPしてお休みしてしまいました、春アニメの最終回をチェック☆いっぱいあるので、また簡単に感想をば。
『アストロノオト』:オリジナルアニメでした。
主人公の宮坂拓己は調理師だが、以前の職場を辞めて新たな仕事先を探していた。そんな時、朝食付きの木造アパート「あすトろ荘」で調理師募集をしており、更に面接で大家の豪徳寺ミラに一目惚れする。ただ、住人が一癖も二癖もある中で、たまたま捌ききれないアジをフライにして見せたところ、住人も気に入り一発で合格を貰う。アパートに住みながら調理師として、ミラとの親睦を深めたい拓己だが、ミラは「みぼうじん」であり「ごしゅじん」の存在をほのめかされる。拓己は思いを諦められないでいたところ、ある日ミラは「ミボー(星)人という宇宙人の王族の姫で、父親が落とした鍵を探してここに来たこと。同じく鍵を「ゴシュ(星)人」が狙っているということ明かされる。住民に異星人とバレないようにしながら鍵を探す日々だったが、ゴシュ人の妨害など受けながらも鍵を発見。母星に持ち帰ろうとするが、ミラを諦めきれない拓己はミラに告白。ミラも同じ気持ちでいたところにゴシュの艦隊が攻めてくる。ミラは鍵を使ってあすトろ荘の鍵穴を開くと、何とロボットに変形。ゴシュ星人との戦いに挑むが、ゴシュ星人の王が襲ってくる訳は「ミラの母親にプロポーズしたが拒否されたので、今度は娘のミラに求婚するため」だった。ミラは拒否し、戦いの末あすトろ荘が勝利する。ミラは王位継承権を捨て、地球に残ることを決める。同時に住民それぞれも自分の新たな道を進み始め、直弼だけはミボー星に帰ることを決めるが、そこに最古参の住民の正吉も同行を申し出る。正吉は宇宙船の中で未完成だった小説『アストロノオト』を書き上げるのだった―――というストーリーでした。
最初見た時「『めぞん一刻』の宇宙人バージョンパロ?」と思いましたw 管理人さんに思いを寄せる主人公に、キテレツな住人たちに、ライバルのイケメン金持ち・・・勿論主軸は違いますけれど、物語の膨らませ方がやっぱりめぞん一刻でしたね。オマージュと言われればそれまでですが。結構お約束な展開でしたけど、万事ハッピーエンドになってスッキリ終了でした。
『アイドルマスター シャイニーカラーズ 』:もはやおなじみアイドル育成ゲーム「アイマスシリーズ」のアニメ化作品でした。
今回の主人公は櫻木真乃。公園でマネージャーにスカウトされ、同じくアイドルを目指す風野灯織と八宮めぐるに紹介される。3人はユニットを組み『イルミネーションスターズ』として283プロからデビューすることが決まった。当然他のユニット『アンティーカ』『放課後クライマックスガールズ』『アルストロメリア』の13名も所属しており、デビューに向けてレッスンや小さな仕事をこなして行く。やがて283プロ所属のアイドルが一同に会したライブの開催が決定。リーダーは真乃が任命された。大人しい控えめな真乃だが、リーダーとして懸命に盛り立て、見事にコンサートを成功に導くのだった―――というストーリーでした。
アイマスシリーズも、ツキプロシリーズもほぼストーリー展開はお約束で、「顔合わせ」に始まり、「メンバーそれぞれのお仕事」→「それぞれの悩み」→「みんなで解決!」→「コンサートライブ大成功!」なのはいつも通りなのですが、何が凄いかって、あれだけ毎回新作出る度に新しいキャラが登場しますが、一人一人にエピソードきちんとつけてくるのが凄いです。同人レベルですが、やっぱり文字書きやっていても、毎回エピソード考えるのって、結構大変なんですよ。同人は自分のペースでやれますけど、商業はそうはいかない。なので、こうしたアイドルもので、全部違ったシチュエーション作り出せる多彩さに拍手でした。まだまだ「アイマス」続いてますからね。次はどんなエピソードが来るのかな?
『HIGHSPEED Étoile』:オリジナル作品で、漫画とのメディアミックス作品でした。
次世代エネルギーの発見により、時速500㎞を越えるスピードでフォーミュラカーが誕生。『NEXTRACE』としてレースが確立された世界で、故障でバレエダンサーを辞めた過去を持つ主人公の輪堂凛は、レーサーとして武戦レーシング チームでデビューを果たす。そこには絶対王者のキング、そして最強の女性レーサーであるクイーンをはじめとする猛者ぞろい。凜は果敢に挑むも、なかなか勝利に結びつかないが、時折キングやクイーンをしのぐレース感覚を見せつけた。だが勝利に繋がらないことと、人工知能でレースサポートをするamiへの反発などから、自分はレースに必要ないのではないかと疑念を抱く。しかしamiに諭され、かつてバレエを踊っていた時のテンポの感覚からレース感を掴み、いよいよ最終レースに臨んだ凜は、1位で走り続けるも、途中落雷にあいamiとの連携が取れなくなってしまう。しかし自分のリズムを見つけた凛は、自分の意志で走り方を決めキングに挑み、復活したamiのサポートを受けながら、見事に勝利を飾るのだった―――というストーリーでした。
こちらも一見「サイバーフォーミュラー」に近いイメージの作品でした。割とレース展開もちゃんと描写されていて、レースの好きな人は馴染みやすい作品だったと思います。ただ、リアルさを追求すると、結構矛盾なところがあり…時速500㎞/hで突っ走ったら、多分先ずあんなに余裕で会話なんてできません💦 ものすごいGがかかって、肺が潰れますぜ。あと血液も一気に背中側に流れてしまうので、脳が虚血状態で多分失神してます。ただ車の中は全然髪も揺れていないし、Gがかかっているようなシーンが全くないので、ひょっとして車内は無重力化できる機能でもついているのか? 説明ついていたかな?でないと、怪我が元でプリマをあきらめた主人公が、バレエ以上にGのかかるレーサーなんて職業はもっと負担がかかって無理だと思うのですが…。まぁ色々突っ込みだすとキリがないので(苦笑) キャラデザは割と崩れるのが少なくって安定していましたね。ちょっとクイーンの作画が崩れる時がありましたけど。モータースポーツの作品はここのところ新作が続いているので、またこうした作品が出てきそうな予感がします。
『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。 』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の徳光森太郎は家族が海外で暮らしている中、高校進学を機に日本で一人暮らしを始めた。ある日、ベランダを覗くとそこには天使が一人寝入っていた。天使は名前を「とわ」といい、神様から人間の事を学ぶよう命じられていた。少し興奮するだけで羽をしまい忘れたり、人間界の常識を知らないため、それを心配した森太郎は自分の部屋に同居し、一緒に人間界を学んでいくこととなった。だが森太郎の周辺はそれだけにとどまらず、雪女ののえる、自分をリリューシカと呼ぶ吸血鬼のさゆり、さゆりと同じオカルト研究部に所属する河童のひすいといった、人外の少女たちが集まることになっていき、彼女らが巻き起こすトラブルに巻き込まれながらも、どこか幸せを感じる森太郎だった―――というストーリーでした。
人外さんによるハーレムアニメでしたが、おおむね大きな事件があるわけではなく、終始ほのぼの(主人公だけはみんなの正体がばれないように気苦労していた^^;)して安心してみていられました。ここのところ、チートなバトル異世界ものとかが多くって、こうした日常系(と言っても普通じゃないですが)の作品が一つ入るとホッとしますねv 箸休め的に楽しめました。
『黒執事-寄宿学校編ー』:ご存知人気漫画が久しぶりにアニメに帰ってきました。
ある日女王から呼び出されたシエル。女王の話によると、名門寄宿学校ウェストン校の生徒ら何名かが1年にわたって姿を見せていない。その内の1人デリックが女王の縁故であったことからデリックを探して欲しいと頼まれる。シエルは生徒として、セバスチャンは教師ミカエリスとしてウェストン校に潜入する。そこには特徴的な4つの寮を持ち、各寮の最高位の生徒で尊敬を集める4人監督生、通称「P4」が、不在の校長に代わって校内秩序を管理していた。さらに他にも寮弟など独特な伝統や制度に守られた特殊な場所であった。シエルとセバスチャンは、さっそくデリックの情報を集めようとする。おかしな話は聞けるものの、生徒達は常に校長の決定だからとそれ以上のことは知らず、調査は行き詰ってしまう。校長に会える機会があるのは「真夜中のお茶会」という行事を通してP4とその寮弟だけと知ったシエルはP4に取り入るべく行動を起こす。他生徒との軋轢もある中、その頭脳でシエルはP4のロレンスの寮弟に駆け上り、真夜中のお茶会に招待される。そこで校長と対面したシエルはデリックの行方を問い詰める。校長の正体はアンダーテイカーであり、死者に自我を蘇らせる実験をする目的だった。デリックはP4のエドガーの寮弟で非常に優秀だった半面、陰でいじめを行っており、現場を見てそれに激高したP4のハーマンが殺してしまった。副校長も同じく手先にされていたため、P4達の行ったことは秘密裏にされた。アンダーテイカーを捕えようとするもシエルの命を優先したセバスチャンはアンダーテイカーを取り逃がし、シエルは事件の顛末を女王に報告。そしていつもの屋敷に戻るのだった―――というストーリーでした。
こちらはもう王道ですけど、原作を読んでいなかったので、主犯とからくりがわかって今回も面白かったです。葬儀屋さんはどうにもファントムハイム家のシエルの祖母に執着があるようで、また大きな謎を残しての終了となってしまい、非常に続きが気になりました。相変わらず万能なセバスチャンと、珍しく同世代の中に飛び込んだシエルの慣れない学園生活は、また新しい一面が見れて面白かったですv ただかもしたの推しのリジー(エリザベス)ちゃんの出番が少なかったのは残念。豪華客船の時はメインヒロイン的に頑張ってくれたので、もっと見たかったよ( ;∀;) でも、最終回のED後、また何やら意味深な「森に入ってはいけない」という短いストーリーが残されたので、多分続きをやってくれそうですね!その時が楽しみです♪
『夜のクラゲは泳げない』:オリジナル作品で、アニメ・マンガ・小説のメディアミックス作品でした。
主人公の光月まひるは、かつて「海月ヨル」としてネットで人気のイラストレーターだったが、友人たちが「変な絵」と話すのを聞いて自信を喪失。活動を休止していた。だが彼女が路上の壁に描いたイラストを山ノ内花音が「大好き」と言ってくれる。花音はアイドルグループ「サンフラワードール」の一員だったが暴力事件がネットで炎上した事で脱退、匿名シンガーのJELEEとして活動していた。仲良くなった2人の前に、花音の大ファンだった高梨めいが現れる。彼女は天才的な作曲家だった。更にまひるの幼馴染で、人気Vtuberの渡瀬キウイも加わる。匿名で活動していた4人の少女アーティストが集い、グループJELEEを結成。配信を中心に活動していたところ、フォロワーが10万を超える人気となっていった。だがそんな矢先、ヨルのイラストを気に入ったアイドルグループのマネージャーで、花音の母親である雪音がヨルを「サンフラワードール」のPVにプロとしてスカウトする。その申し出を受けたまひるに対し、花音は反対するがまひるは自分の力を試すべく、雪音のスカウトを承諾し、花音と亀裂。JELEEは解散の危機に陥るが、メンバーの励ましにより花音は製作途中だった曲を完成させる。まひるは雪音に掛け合い、宮下パークでのイベントにJELEEも参加させることを進言する。受け入れた雪音により、花音は新曲を持って舞台に立つが、炎上事件の時のトラウマで声が出せなくなってしまう。しかしヨルがビルの壁に投影したクラゲの絵と、めいとキウイが募った観客の水色のビニール傘により 、「夜の海のクラゲ」で花音を勇気づける。それを見て花音はようやく歌いだし、最後は母親もJELEEではなく「花音」として彼女を認める。そして学校の卒業式を迎えた面々は、それぞれの道へとまた一歩を進めるのだった―――というストーリーでした。
今回、この作品と「ガールズバンドクライ」という作品が、なんとなく設定が似ていて、どっちがどっちのストーリーだったか、ごっちゃになりそうでした^^;こちらはバンドではないのですが、色んな技術を持ったメンバーが集まって、いわゆるコラボとして一つのJELEEという作品を作り上げていく感じでしたね。ここにそれぞれが仲間や学校での問題を抱え、孤独に陥っているところに偶然差し伸べられた手を掴んで、前を向けるようになった、そんな作品でした。最近SNSで表面化しないいじめや嫌がらせが至る所で多発しているので、それによるPTSDなんかも盛り込まれて、社会問題も向き合っていて、凄くリアリティがあったと思います。
『死神坊ちゃんと黒メイド』:漫画原作のアニメ化3期目でした。
今回は魔法学院を出て、遂に魔女シャーデーに関わった皆が作戦を練り、坊ちゃん達にかけられた呪いを解くことと、シャーデーと友達になることを目標に、皆が協力して戦うことがメインストーリーでした。ザインの時間停止能力をはじめ、攻撃魔法を駆使しながら交代でシャーデーが呪いをかける前に止めようとするも、どうしてもシャーデーの心は黒く染まって動かせない。坊ちゃんに呪いをかけた理由は、坊ちゃんの祖父(故人)に思いを寄せたシャーデーの恋が実ることなく、その苦しみに付け込まれ黒い概念に飲み込まれてしまったことが原因。それを知った坊ちゃんは、シャーデーと話をしようと必死に心を開かせる。坊ちゃんの思いが本物であることを受け入れたシャーデーは己と戦い、黒い感情を消すことに成功し、約束通り坊ちゃんの呪いを解く。こうして坊ちゃんは無事に本家に戻ることができたが、それはアリスとの別れを意味していた。正統な後継者として正妻を娶らなければならない坊ちゃんから身を引こうとするアリスだったが、ずっと支えてくれたアリスにプロポーズし二人はようやく結ばれるのだった―――というストーリーでした。
今期で完結でしたが、ハッピーエンドが迎えられて、本当に良かったです~~~(ノД`)・゜・。(感涙✨) アリスの破廉恥攻め(笑)は、今となっては懐かしいですが、あれって常に他者の死と隣り合わせにいる坊ちゃんの苦悩を、ひと時でも忘れさせるのに、非常に有効だったんだな、と。SEED FREEDOMのアスランの破廉恥妄想で、最強のシュラが勝てなかったのも、非常に合点がいきました!(笑) 破廉恥強し!!( ー`дー´)キリッ✨ でも、あんな呪いをかけられ、母親にまで疎まれながらも、自然と坊ちゃんの周りに人が集まってくるのは、やっぱり人柄なんでしょうね。卑屈になりがちな坊ちゃんの心を温めて和らげてくれるアリスがいてくれたからこそ、人生に絶望することなく、前を向いていられた恩人を手放すこともしなかった坊ちゃん、男らしかったぜ!皆幸せなハッピーエンドで、本当に良かったです♥
『ヴァンパイア男子寮★』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の山本美人は女子だが美形男子に見えるため、バイト先で常に女性の追っかけができてしまい、それが原因でクビになってしまう。ある日人生を悲観して川に飛び込もうとしたところを救ったのが早乙女 ルカ。彼は吸血鬼で男子寮に住んでいた。行く当てのない美人に「血を提供してくれたら部屋で一緒に暮らしてもいい」という条件に、美人は契約を結ぶ。ルカが望んだ時に血を与えていたが、同学年のヴァンピールである二階堂 蓮 が美人が女性であることを知り、更に血を与え続けると、自身もヴァンパイアになってしまうことを教える。それでも美人はルカと付き合ううちにルカに惹かれていく。またルカもある日であった女性(女の子の服を着ていた美人)に運命を感じる。だが二階堂の父の差し金で、美人そっくりの使い魔をルカに仕向ける。使い魔と美人がキャンプ先でつり橋から落ちそうになった時、ルカが助けたのは使い魔だった。ショックを受けた美人は二階堂の父によってルカの記憶を消され、蓮の花嫁になる記憶を植え付けられる。しかし、彼女を追いかけてきたルカの言葉に美人の心を反映するチョーカーが色を取り戻し、自力で記憶を取り戻す。ここで美人が女性であり、自分の運命の相手だと知ったルカ。美人は蓮ではなくルカを選び、また男子寮でルカと共に学園生活を始めるのだった―――というストーリーでした。
原作が少女マンガだけあって、久しぶりに「らしい」作品を見られた気がします。桜蘭高校ホスト部みたいな話なのかな、と思っていたのですが、美人は男装していても(かなり無理がある男装💦)、どう見てもあの華奢な体は女の子にしか見えないし、生育過程がのせいか、珍しく奥ゆかしい性格で1970年代少女漫画の王道ストーリーな感じでした。蓮もいい人だったんですけどね。一応めでたしめでたしで終わったかと思ったら、最後に新たな転校生がやってきて、何か起きそうな予感がします。ただ<二期制作決定!>とか出ていないので、もしかしたら原作だけか、別のメディアでやるのかも。この時間、関東は鬼滅の刃と時間が重なっていたので、ぽつぽつしか見られなかったのがちょっと悔しかったのぅ…( ;∀;)
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のアルス・ローベントは過労死した青年が、サマフォース王国ミーシアン州カナレ郡ランベルクを治めるローベント家の長男として転生した姿。父のような剣技に秀でた強さはないものの、他者の力を見抜く鑑定スキルを手にしていた。辺境の弱小貴族であるアルスは父を助けるべく、鑑定スキルで優秀な人材のスカウトをすることにした。その結果、貧民街から武勇に秀でたリーツ 、魔法に長けたシャーロット、明晰な頭脳を持つロセルの勧誘に成功。それぞれが父の役に立ち、戦争で勝利を収めるものの、病を悪化させて父親は亡くなる。後を引き継いだアルスはミーシアン国家の創設を目指すクランと、その弟バサマークが戦になる情勢を見て、更なる人材を探し、あらゆる項目にずば抜けた力を持つミレーユを仲間にする。ただ自由奔放で大酒飲みのため、周囲との軋轢が生じるが、実践訓練で見事にリーツたちを出し抜いたミレーユが勝利。実はミレーユはただだらけていたのではなく、既にリーツたちが完璧な訓練を行っていたので、口出す必要がないため、訓練に参加しなかっただけであることが判明。しかもミレーユに「国王になれる」と囁かれたアルスは半信半疑ながらもリーツたちに励まされ、この先の世界の行く末に自ら足を投じる決意をするのだった―――というストーリーでした。
なろう系らしい作品でしたが、面白かったのが、自ら剣を振るうでもなく、頭脳戦をするわけでもなく、鑑定スキルのみの力しかないこと。でもチートっぽさがなくって抵抗感がなかったのは、確かに鑑定はするけれど、詰まるところ、勧誘した人が「はい」と言ってくれるまでの努力は、能力じゃなくアルス本人の人柄と熱意が動かしているので、ずるさとがか全然なかったんです。なので非常に受け入れやすい作品でした。いわゆる「上に立つ者の素質」に恵まれていますね。自分が剣を持っても弱いし、頭脳もそこまでじゃない。だったらそれを担ってくれる人にお願いする、というのは非常にリーダースキルが高い証です。多分一番国民とかに慕われますよ。面白いなと思っていたら、2期目がこの秋に放送されるようなので、これは楽しみに見たいと思います!


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