日々好日

さて今日のニュースは

米国依存の外交へ逆行か?

2012-08-21 07:01:33 | Weblog
民主党が政権交代してまずやった事は脱官僚・政治主導政治でした。

そのため政治に深く関わって居た官僚を閉め出して自分たち政治家だけで政治を廻そう
としました。

発想は良いのですが、殆どシロウト同然の政治家が、この國の行政を仕切れる訳が無く
ボロが出てきてニッチもサッチ行かなくなりました。

特に酷いのが我が国の外交政策です。

確とした考えも方針も無いシロウトがいじくり廻すので事態は混迷し、日本の存在が薄く
なってしまったとも云えます。

肝心の対米関係も一時オカシクなってしまいました。

この間隙を縫って韓国・中国が打ち出したのが竹島問題であり慰安婦問題です。
また途方もない数字をだした南京虐殺と云う話しで揺さぶりをかけ尖閣諸島にチョツカイ
を出してきました。

東シナ海の地下資源が脚光を浴びだしたので、今まで目に止めなかった小さな島を突然
自分の領土だと主張し国民を煽ったのです。

韓国にしても慰安婦問題で日本に揺さぶりをかけ竹島は自分の領土だと言い始めました。
此は戦後のドサクサに李承晩がリラインと云う国境宣言を一方的にだして掠め取って
しまいました。

これで韓国人は竹島は自分の領土だと思う様になったとも云われて居ます。

当時日本は敗戦国で口出し一切出来ない状態で無理矢理とられてしまった領土です。
それがこの竹島を自分の領土だとする事で反日感情に火をつけ今年の年末に行われる
韓国大統領選に有利にしようと各候補が反日感情を煽りたてて居ます。

日・韓・中でナショナリズムが台頭し非常に危険な状況になりつつあると言われています。

是に対し米国は全く我関せずの態度で当事者間の円満解決をと高見の見物です。

処が民主党政権は領土摩擦解決には米軍の力を借りねばと外交陣の立て直しを始めた。

まず脱官僚の目玉のして起用された民間からの丹羽中国大使更迭しベテラン外交官を
韓国大使・中国大使や駐米大使に起用し自民党政権時代の対米重視の官僚外交路線に
切り替えた。

米国の力を借りて日本外交を立て直そうと云う魂胆です。

少し遅すぎたきらいがあるが、まだ日本の影響力が充分に残って居るので大丈夫
立て直し出来るのではと期待されます。

ナメラレ放しの日本外交ここらで立て直し欲しいものです。

其れには国民の支援が欠かせない要件です。

日本外交が巧く行くように国民がこぞって応援して行く体制に持って行かなくては
成功は覚束ないと思えてなりません。

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