日々好日

さて今日のニュースは

67回終戦記念日・不戦の誓い果たして大丈夫か?

2012-08-16 07:51:12 | Weblog
昨日政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開催され野田首相等が出席した。

野田首相は式辞で「戦争に教訓を風化せず語り継いでいかねばならん。不戦の誓い
を堅持し国際平和実現を追及する事を誓う」旨述べました。

誠に結構な優等生の式辞です。

だが国家として存在するにはそんな綺麗事が罷り通るか?

また戦争の本当のコワサが理解出来て居るか?

失礼ながら、野田首相の年代では戦争の本当の恐怖は理解して貰えないのでは。
自分の命がどうなるか判らない戦争の恐怖は、実際体験したものでないと判らない。

野田首相は多大な損害と苦痛をアジア諸国に与えた加害責任に追及して居るが、国民
に与えた加害責任については述べて居ません。

またこの慰霊祭が戦没者追悼式となって居ますが、今次大戦では230万の戦死軍人
軍属と同じ様に民間人80万人が、亡くなって居ます。

理屈から云うと戦争犠牲者慰霊祭が本当で前大戦で亡くなられた戦没軍人・軍属は
勿論、東京大空襲・沖縄戦で巻き込まれた民間人・広島・長崎原爆で亡くなられら方や
各地の空襲で亡くなられた多くの民間人の慰霊を行うのが筋の様に思えてなりません。

お國のために命を捧げた兵士への慰霊に文句をつける訳ではないが何となくスッキリ
しません。

処で現在我が國を取り巻く状況は大変危険な状況に向かって居る様に感じます。

一番は韓国李大統領の不法にも我が領土竹島に上陸した事。天皇に戦争謝罪を迫った
事で一挙に日韓関係が緊迫し、反韓国感情が噴き上がってきました。
韓国領事館に石を投げ込む輩すら出て来て何時反韓国運動が起きてもおかしくない
状況です。

韓国は国内事情で年末の大統領選挙で候補者は一斉に反日感情を煽って国民の支持
を得ようとしています。

韓国と日本の間では日韓共同声明で過去の事は水に流し将来へお互い助け合おうと
約束したのに、韓国議会は此を一方的に破棄宣言し敵視政策へ梶を切りました。

今韓国で一番国民の支持が得られるのが、慰安婦問題であり、竹島問題です。
幾ら日本を叩いても何等反撃される事なく謝れと言えば直ぐ謝罪する全くふぬけな
日本相手では、云った方が勝ちで勝負になりません。

口惜しい思いがやがて爆発するのが怖いですね。

此はロシアとの北方領土問題もそうです。

ロシアが終戦のドサクサに紛れて不法に占有した北方領土ですが、今だ日本とロシア
は厳密に云えば戦争状態で日ロ講和条約は結ばれて居ません。

此方もロシア大統領が国後等訪問し、本格的開発を明言しました。

一時ロシアは民主化で貧窮化したが、新たなエネルギー開発で世界に君臨出来る程と
なり今や強いロシアの実現に向けて邁進しています。

この様な時日本に北方領土返還等検討もされない事は判って居ます。

其処をどう説得し北方領土が我が国固有の領土であるかを説明出来るかです。

もう一つの心配事は日本と尖閣諸島問題です。
中国は盛んに隣国と離島問題で紛争を起こして居ます。

東シナ海に浮かぶ島々は皆中国のものと云わぬばかり日本・フィリッピン・ベトナム
と領有権争いが起きて居ます。

尖閣諸島については日本と友好関係にある台湾までが領有権を主張してきて居ます。
昨日は香港の団体が、終戦記念日にあわせ尖閣諸島に不法上陸し逮捕された。

前回不法上陸した中国活動家は強制送還と云う事で巧く逃げました。
さて今回はどうなるか?

中国も米軍に遠慮して余り強腰ではないが、米国の微妙な日米関係につけ込み何時
強行手段に出て来るか判りません。

此方も要注意案件です。

日本国民は領土問題や防衛問題に目を瞑って居る間にいつの間にか隣国は次々と
浸食して来ています。

放って置くと重大な禍根を残す可能性が有ります。

そうなると不戦の誓い等ふっ飛んでしまわないか其れが心配です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする