リオ五輪間近に控え次ぎの五輪開催予定の東京都の都知事選の投開票日は今日となりました。
この様に余り関係ない者まで東京都知事選に関心を寄せるのは何事も異例ずくめの選挙だから
ですね。
焦点は自民党に反旗を翻した格好で立候補した閣僚経験のある女性自民党議員。
これに対して自民党は克って地方知事経験があり、また閣僚経験のある候補者を強力に
自民党の面目を賭けて押した。
当然自民党は反逆者にきつい規制をかけた。
自民党議員や都議員及び親族に至るまで党議決定を迫り違反者には罰をあたえると通達を
出した。
東京都は今なお石原前東京都知事の院政が生きて居て強い力を持っています。
これに反抗する者は消されてしまう。
今回の都知事選に関し、重要な役割をしたのは石原氏の息子達です。
それに東京都議会には、ドンと呼ばれる権力者が居座って居てこの人の了解なしでは全て
解決しないとさえ云われています。
今回女性候補が最初に打ち出したのは、東京都議会の即時解散でしたが、いまは腰砕けで
引っ込めた様です。
矢張り強い者には巻かれろが、生きて居るのですね。
この二人の争いに割って入ったのが民進党代表が突如支持表明し共産党との共闘を取り付けた
マスコミ関係の候補者です。
この人の辛辣な弁は二人を罵倒し、罵倒された二人もこれに呼応、または無視して益々
激化して行った。
権力を巡る醜い争いは見て居て不快ですね。
候補者の都政に対する姿勢や東京五輪対策は二の次の感がある。
さてその結果はどうなんでしょう。
東京都民は誰を選ぶのでしょうね?
それと今回の都知事選の投票率にも興味がありますね。