日々好日

さて今日のニュースは

霞ヶ関埋蔵金

2008-02-29 11:07:14 | Weblog
自民党財政改革研究会は特別会計の積立金等噂の霞ヶ関埋蔵金について、無いと 結論を出した。
昨年末196兆円もの特別会計積立金あると言うが、これらは必要な積立金で流用
は困難なので、世に言う埋蔵金に当たらない言う。
しかし、私達には余り緊急なものでないものが、毎年惰性で全く同じ様な金額が、時には前年以上の金額が、積み立てられて居ると云う実態も有るのではないかと、思えてなりません。
それが時の大臣や官僚の実力として賞賛されて来たのではないでしょうか?
来年度の財政予算額は83兆円と言うのに、へそくりとも言える特別会計が196
兆円有ると言うのは、どう見ても異常としか思えません。
かって塩崎官房長が、母屋ではおかゆをすすっているのに、別棟では贅沢な   すきやき等で宴会をして居る状態だと言う例え話をされた事がありましたがまさに
その通りで、今なお、それが続いている事に腹立たしさを感じます。
確かに緊急な時へそくりは大変有難いものです。また当然緊急事のため積立金は
必要であります。しかし過分の積立金は如何なものかと思います。
今話題の道路特定財源5兆6千億円は全くの聖域で管理する国交省役人の思うまま
出鱈目な支出が明らかになるにつけ、他の特別会計も同じ様な事が発生して居る
かもと思うと、やるせない思いです。
一番シンプルな型は、必要な準備積立金も一般会計に繰り込み1本立ての国家予算
にする事です。特別会計の廃止です。
うま味を利用出来ない輩は、国家予算はそんなに簡単なものではないと、おっしゃるでしょう。確かにそれも一理あります。
それでは各省庁が持っている特別会計は全て年度末に決済報告をする義務を負わせるべきではないか?兎に角国民に情報の開示をして、使用方法をオープンにすべき
だと思います。そして不要な金額は直に一般会計に組み入れとする。
今の様に秘密でこそこそやって居ると闇の埋蔵金と言われても仕方ないのではないかと、思います。

西九州ルート着工?

2008-02-28 11:10:03 | Weblog
整備新幹線武雄諫早間45・6キロの着工が決定したとのニュースが流れた。
工事費は2700億円と言う巨額な費用です。
これを國の公共事業費と新幹線譲渡収入の前倒し等で賄い後は佐賀長崎が負担します。佐賀県は17キロの1020億円分370億円負担と言う。
佐賀県は自県負担の分90%は県債で賄いその50%は國の交付税対象で後の50%
と県債外の10%が実質負担となると言う。
佐賀県の場合県年間財政は4150億円と言うので、370億円を10年で割賦
すると37億円が毎年負担費用となります。
何故か長崎県は工事負担等はネットで公表して居ないので不明です。
恐らく相当の金額に上ると思います。
博多長崎間147キロを新幹線として走るのは博多新鳥栖間26キロと武雄諫早
間45キロだけであと新鳥栖武雄間51キロと諫早長崎間25キロは在来線利用
で新幹線幅で走るのは71キロで区間の48%だけとなります。
現在長崎本線をかもめ号が1日49本走っています。これが1日64本になり
佐賀に半分停車します。鳥栖から武雄まではハウステンボス号が走っています。
この区間は1日96本もの特急や新幹線が走る事になります。
國はまだはっきりした財源は確保してないと言う、政治的圧力で計画だけが先行
して居るようです。
走るフリゲージトレインもまだ試作段階で色々な問題抱えて居ると言う。
私はこの長崎新幹線が景気回復の起爆剤になるとはどうしても思えません。
フル規格ならともかく、これだけの巨額な費用を使い新幹線モドキを開通させて
果たしてメリットがあるのか?10年後開通予定と言うが、費用は恐らくその間
倍額になって居るのではないかと思われます。
こんな問題の多い公共事業は即刻中止してもらいたい。
博多長崎間は現在の特急かもめ号で充分です。



イージス艦衝突事故隠蔽か?

2008-02-27 09:51:36 | Weblog
今千葉野島崎沖で起きたイージス艦あたごと漁船衝突事故について巷で色々な噂が
飛び交っていますが、今朝トンデモナイ事実が暴露されました。
それは事故後怪我人を運ぶと言う偽りの申告で海保から許可を取りヘリで防衛省
大臣室に、事故前の当直士官である航海長を呼び寄せて、事情聴取をしていたと言う事実です。大臣室には石破防衛大臣、防衛事務次官、統合幕僚長、海上幕僚長等
防衛省4人の首脳が事情聴取と思われる事をして居たと言う事です。
この捜査前海保に許可無く事情聴取した事は、事故隠蔽と取られても仕方ないのではないか?口裏合わせをしたのではないか?2分前の青色灯確認を強調してイージス艦の回避義務がない事を臭わせたり、15分前監視官の確認を伏せた最後まで
保身に終始する防衛省の醜さが国民に判るにつけ、やるせなさを感じます。
石破大臣も海幕長も事実を隠し口裏を合わせて居た事に憤りを感じます。
大臣は事実確認のため、時間差があったと言うが、我々国民には出来るだけ隠蔽
しょうとする作為にしか映りません。全てが判っていて、いかに防衛省の体面を
繕うかに腐心して居るとしかうつりません。遺族に述べる言葉も真意が伝わらない
のが良く判ります。基本には何故イージス艦を避けてくれなかったか?
それが全ての感じがします。
今防衛省はイージス艦秘密漏洩問題、守屋元事務次官をめぐる疑惑や不正経理、
出鱈目な税金の無駄遣い等々沢山の闇を抱えています。國家防衛と言う聖域で
手出し無用、したい放題の役所の一つです。
この体質にメスを入れないと幾ら大臣が変わっても同じだと思います。


國の借金838兆円

2008-02-26 11:32:48 | Weblog
この度財務省は國の借金残高総額は、2007年度末で、838兆50億円と発表
した。その内国債残が670兆円とも言われ、その他借入金や政府短期証券を含む
國の正式な債務(借金)だと言う。
発表によると前年度末から、5兆7419億円も増え過去最大になっと言う。
2008年当初予算案は83兆600億円と言われ、予測される税収は53兆  5500億円と言うからその不足分は赤字国債等で補填して居る現状を見ると益々
赤字は増加するのではないでしょうか?
実に國の財政の10年分に相当する借金を我々は背負っている事になります。
その他に私達が忘れてはならないのが、地方自治体の借金です。現在地方債残は 139兆円と言われそれに借入金や政府保証の借金を合計すると、201兆円と言う。日本全部の借金は総額で1000兆円を超えて居るとも言えます。
國の借金の国民一人当たりは656万円と言う膨大な金額になっています。
日本国民の大半は持っている預金等を遙かに越えた夢の様な金額です。
これが孫子の代まで引き継がれるのだと言う事です。
歴代の為政者の出鱈目な政治のツケが溜まり溜まつてこの様な事態を作り出したと言えますが、まだ政治家はこの逼迫した事態を認識していません。
入りが減れば出を押さえるのが常識なのに、政治家は昔のまま贅沢な暮らしが忘れ
られないで、身丈以上のミエを張って居ると云われても仕方無い事です。
今米国大統領選でオバマ候補が YES I CAN と言うシンプルなフレーズで共感を呼んでいます。
これは改革が私は出来ると言う事です。これと若きケネディーが言った國が何を
してくれるか?ではなく國に何が出来るか?が問われて居ると言う名言を思い出す
べきでしょう。

予算関連法案衆院通過か?

2008-02-25 12:00:31 | Weblog
年度末が近づき揮発油税等暫定税率維持等と税制改正法案を始めととする予算関連
法案の衆院通過リミットが近づいて来ました。
出鱈目な道路特定財源の使い方の追求が、突然降って湧いたイージス艦の衝突が
起こり、防衛省の体質等への追求に変わり国民の目は、予算関連法案衆院通過の
関心が薄れてきた様です。
道路特定財源については余りにも反響の多さに国交省は同省内に改革本部を設けて
財源の使途の総点検や随時契約の解消等年間3兆円の巨額財源にメスを入れる事に
なった。お役人の抵抗や縄張り争いで何処まで聖域に改善の手が入れられるか、 少し疑問の点もあるが、一人頑張っている冬柴大臣の手腕に期待しましょう。
ところであれだけ、つなぎ法案で大騒動した国会が、とんと動きがないのは、
実は国民の見えないところで、与党野党が手を結び、国民にどの様に演出するか
模索して居るのではないか?と疑いたくなって来ます。
大連合?痛み分けの折衷案黙認?それとも与党の大譲歩?野党の顔を立てて
の秘密の約束事の成立?それとも強行策に腹が決まったか?
自然成立に向け今月29日までに、衆院通過が絶対条件と言われるので、与党は
気が気でないらしい。
先日は亡霊の様な小泉前総理まで出てきて、道路特定財源等に言及していたが、
色んな人が勝手な事を言って益々国民はコンガラガッテしまう。
一体どうなるのか判らなくなってきた。政府与党はそれを狙って居るのでは無いかと、疑いたくなる様な今日この頃です。


独禁法改正案

2008-02-24 11:17:43 | Weblog
悪徳企業等を成敗する独禁法が今国会成立を目指して改正法案がまとまったと言う
大企業が下請け業者に不利な取引を強制する優越的地位の乱用や、誤った説明で
消費者を騙す不当表示に対し課徴金の対象になる事になった。
これで弱みにつけ込んで下請けをいじめたり、納入業者に自社製品を押しつけたり
した場合はその商品の売上高の0・5%の課徴金を支払う事になります。
また食品の偽装表示等不当表示に対しては売上高の3%の課徴金が科せられます。
原油高,原料材料高騰消費冷え込みで経営が厳しくなった経営者に更に監視の枠を
填めた事でもあります。ただこれは原則論で実際に作動するかは疑問な点も有る様
です。
下請け業者等いじめ等も大手企業から取引停止になると、業者は仕事が無くなり
破産となりかねないので、果たしてそこまでするか?今まで通り泣く泣く注文に
応じる事にはならないか?
また公正取引委員会から処分を受けた事業者が不服申し立てを行う処も公取委です
同じ機関が摘発機能と審判機能を持つのは如何なものかとの声もあるとか。
それと今までのメインだった悪質性の高い談合やカルテル等の審判制度は廃止して
不服のあるものは、裁判所で処分取り消しの訴訟をする制度に変更となった。
これからも公正取引委員会は、Gメンとしてより一層の取り締まりを期待します。



小泉元首相

2008-02-23 12:08:36 | Weblog
日本中をかき混ぜて、引退した小泉元総理暫くは温和しく、されて居た様ですが
日本全国の人気はまだまだ衰える処を知らぬようです。
ところがこの近頃、世の中が騒がしくなって来たら、また色々動かれて居る様です
先日は沖縄でさとうきびを原料とするバイオエタノールの生産現場に行かれて、
地球温暖化防止のためにも、化石燃料から代替エネルギー切り替えを推進すべきと、盛んにアッピールされ、その健在振りを誇示されて居た様です。
今回は、道路特定財源の一般化について、暫定が10年と言うのはおかしい、暫定
とは2年か3年が常識の筈、自民党はもっと民主党と話し合うべきだと、もっとも
らしいコメントでした。
道路公団の民営化や道路財源の一般化を道路族の国会議員やお役人の反対で中途 半端で放り出して辞めた人の言う事かと、何か腹が立ってきた。
日本中をかき混ぜて、構造改革がどう言うものかと判らせて呉れた事には感謝しますが、お陰で日本中が益々混迷を深めた責任はどうとって呉れますか?

偵察衛星撃墜

2008-02-22 12:02:31 | Weblog
米国国防省は有毒燃料を満載して制御不能になった偵察衛星をハワイ沖の    イージイス艦から迎撃ミサイルSM3で破壊撃墜したとの発表があった。
この偵察衛星L21は何時何処に落下するかで、ロシアを始め各国で論争の的に なって居たので、無事破壊出来まずは一安心です。
しかしこの高度な軍事技術であるミサイル防衛システムを応用した衛星破壊の試みはロシア中国に新たな緊張を呼ぶ事となった。
昨年1月に中国が老朽化した自国の気象衛星を標的に破壊実験を行い、破片は
軌道上に飛び散り、世界中の顰蹙を買うとともに、人工衛星を地上から破壊できる事実に愕然とさせられました。
今回は274キロ上空の大気圏外で有毒燃料入りのタンクに命中させたと言うから
宇宙軍事技術に脅威を感じた國が多かったのではないかと思います。
我が国の気象衛星も目障りだとミサイルで打ち落とされ兼ねない可能性も出て来た
のではないか?
現在大気圏外に浮遊するスペースデブリ(人工物体)は観測可能な10センチ以上の
デブリが1万一千個、観測不可能な1ミリ以下のデブリは数百万個と言われます。
例え1ミリ以下の破片でも毎秒10キロの高速で移動しているので、衛星等に
与える被害は甚大です。
これから、宇宙開発の時代に向けて人工衛星等の発射や破壊等は色々な問題を起こすのではないだろうか?

衆院予算委員会の地方公聴会

2008-02-21 11:09:44 | Weblog
2008年度予算案を審議して居る衆院予算委員会は、宮崎、水戸両市で初の
公聴会を開催しました。
道路特定財源、地域医療、地方格差問題等について4人の陳情者が意見を述べた。
道路特定財源と地方格差の問題は一体化していて、小泉政権時代に行った三位一体
改革や規制緩和のつけは今頃地方を苦しめて居ます。
ご存じの様に地方分権と言う名の元に3兆円国税の地方移譲、それと同時に5兆円
地方交付税等のカットこれが地方に与えた衝撃は計りしれないものが有ります。
また公共事業の大幅カットが追い打ちをかけ、地方は瀕死の状態にあります。
その解決策が道路工事です。国交省の口車に乗せられた各地方首長が大挙して
道路財源一般化反対運動を行い暫定税率維持を叫ぶ。どこまで道路を造れば満足
するのでしょうか?なかには道路財源を使ってハコ物を建てる自治体もあるとか
国交省のやり方に見習ったのでしょうか?
国民は原油高による物価の高騰やガソリン高に四苦八苦して居ます。道路より
安いガソリンをと言うのが本音です。
次に医療関係でも小泉政権時代に行われた地域医療関係構造改革により診療報酬が大幅に切り下げられ、医療機関の統廃合が進められました。それに医療制度改革で
新米医者の研修制度改正が変わり地方の医者不足が続発し医療施設の閉鎖が相次ぎ
ました。今地域医療の再編が行われ益々医療施設の激減が続いています。
音を上げた地方団体の切実な叫びが出されたと言う。
その様な状況だから道路が必要だと言う論法は少し乱暴すぎはしないか?
道路特別財源に名をかりて出鱈目な事実が判ったのだから、まずこれを是正する
のが先決ではないか。
私は暫定税率を幾分か下げて、期間も2年位でその間徹底的に国民の声を聞き
方針を決める事がベターではないかと思います。
兎に角道路特定財源と言い、各省庁の特別会計を見直す良い機会だと思います。
83兆円の国家予算に対し、31もある特別会計の389兆円のへそくりとも云える二重帳簿を持っている國は世界の何処にもないのではないか?
そのへそくりはお役人さんの裁量でやりたい放題に使っている現状はどう見ても
おかしい。この際徹底的に見直すべきだと思います

イージス艦漁船を沈める

2008-02-20 12:02:04 | Weblog
19日早朝千葉県野島崎の沖でイージス護衛艦あたごが勝浦からマグロ漁に向かっていた清徳丸に衝突、漁船は船体を真っ二つにされ、船長親子が行方不明となった。イージス艦とはイージスシステムを搭載した艦船の事で、日本には現在、5隻
が配備されています。これは日米同盟の象徴とも云える最新鋭の艦船です。
アーレンバーク級ミサイル駆逐艦をベースに日本用にオーダされた、こんごう型
護衛艦が4隻と、フリチェーフナンセン級フリゲート艦をベースのあたご型が1隻
後この手のフリゲート艦が1隻建造中と言う。建造費1400億円と言う莫大な
カネ喰い虫です。先般ハワイ沖で大気圏で弾道ミサイルを迎撃成功したとのニュースが流されましたが、海上配備型ミサイルを搭載し高性能レーダーは100以上の
目標を追い自動的に選択して迎撃出来るすぐれものだと言う。
その最新鋭の艦船が漁船を回避出来ず沈めてしまうと言うまったくあきれ果てしまう失態を犯しました。
確かに空に向けての防備が主体で、海上に対しては、人力に頼る他はないかもしれません。規定で艦上には絶えず10名の監視員が居て、監視して居ると云うが、
監視していても、見ていない、若しくは見えないのではと言われても仕方無いのでは。当時は波穏やかで視界も良くただ魔の時間と言われる早朝の4時頃だったとの
事、もしこれが自爆テロだったらと思うとゾッートします。
全く隊員の危機管理意識の欠如といわなければなりません。
これは国民全部にも言える事ですが、日本人は平和ボケで、危機意識を無くして
しまった様です。ある意味では良い事かもしれませんが、この激動の世界で生き延びるには、余りにも 暢気すぎはしないでしょうか?
海上衝突予防法では、衝突の恐れがある時は通常汽笛を鳴らし右に回避行動をとる
となって居るとの事だが、全くその様な回避行動は行って居ない様で、もっとも
船長は漁船に気づき後進をかけたが間に合わなかった、ので1分後に救助活動に
移ったと、主張して居るが、どうも怪しい。
それ以上に後処理の拙さが浮き彫りにされました。
事故後の通知が防衛大臣に1時間半後に、首相には2時間後に報告されたと言う。
これでは、緊急時にはどうする積もりなのか?すべての取り決めは、机上論で紙に
書かれた餅でしかないのか?
どんな精密な機械でも操るのは人間です。もっと人間教育が必要ではないのか?