女性宮家創設はどうなるのか？

我々国民が皇族の事を云々する等是まで恐れ多い事としてタブー事項でした。

処が現在女性皇族が多くなり将来皇族の減少で今後の皇室活動に支障が起きる
事が予測され女性宮宅創設を検討すべきとの事で始まりました。

誤解のない様に女性宮家の創設は女系天皇の容認ではない事です。

余談ですが出来れば日本も女王陛下の出現もあって良いのではないかと思われます。
古代日本史では偉大な女王が國を治めたと言う文献が残って居ます。

しかし今の日本ではまだ男性優先の世の中で女王陛下の出現は未だ先のお話し
の様です。

今の皇室典範では、皇族女子が天皇及び皇族以外の者と婚姻した場合皇族の身分を
離れると規定されて居ます。

皇族にも少子高齢化の波は押し寄せて来て居ます。
又皇族にも男性より女性が多い傾向が見られこのままでは益々皇室活動に支障が
心配されます。

其処で女性皇族が結婚後も皇室に留まるため新たな宮家を創設しては如何かと
言う事です。

言葉は悪いが平民となられても新たな宮家を創設して皇室活動を行って貰うと
言う案です。

誠に結構な案ですがこの案は生まれた子供が皆性別を問わず女系になります。

ただ、その中から天皇を選ぶ事態が発生したら女系天皇に繋がるとの事で
反対論があるそうです。

其処で当事者である内親王や女性皇族の、結婚後の皇族活動に関する意向を
確認しようと云う事を政府が決めました。

政府は、有識者のヒヤリングも終了した。

女性宮家創設には賛否両論であったが一応女性皇族に結婚後も皇族活動に関わって
貰うべきだとの認識が一致しました。

その場合内親王の称号はそのまま付与すべきとの論と、民間人と結婚して称号が
そのまま内親王ではマズイのではと云う論も出たらしい。

政府は秋にも女性皇族の結婚後の皇室活動につき整理して皇室典範改正案を
検討するとの事で是非その前に当事者の内親王等の意向を確認する事となった。

この確認内閣官房でなく宮内庁がすべて取り仕切る事になります。

現在該当者は、愛子様・眞子様等内親王３名と三笠の宮様のお孫様等５名の
女性皇族で計８名いらっしゃるそうです。

我々には想像もつかない雲の上の皇族様達ですが、我が国の天皇一家に関わる事
ですので無関心で居る事は出来ないのでは・・・

近いうち解散を模索する各党

懸案の消費税を柱とする社会保障と税一体改革関連法案は可決成立して
政治は次のプロセスに向かって居ます。

筋書きで行くと選挙区再編議員定数是正が消費税増税の絶対条件の筈です
がどうも其処まで行くには少し時期的に無理が有るようにも思えます。

問題は急転直下一体改革法案成立への三党首合意で果たして密約があった
のか？なかったのか？

近い将来とは何時の事か？

民主・自民・公明とも三党首とも９月には改選の時期を迎えます。

果たして現在の体制で衆院解散まで維持する積もりなのか？

お互いに複雑な党内事情を抱え再選は大変厳しいものが有るとの説がある。

一方民主党の融和作戦の失敗で、獅子身中の虫と言われる立場に追いやられた
輿石幹事長は現各党党首の交代は三党合意の破綻だとコメントし物議を醸して
居る様です。

一部では野田首相が何処で輿石幹事長を切るか話題に挙がって居ると言う。
そもそも９月の民主党代表選で野田氏が生き残れる確率は高いのか？

此は自民党にも言える事で、小泉議員を中心にした武闘派は徹底した抗戦で
民主党政権打倒・政権奪還を目指して居ます。

消費税増税で世間の風は民主党に逆風を読んで居るが、同時に自民党にも吹いて
無い事を自民党執行部は感じて居る様で其処に躊躇いがある様です

其処で俄に注目を浴びて来たのが橋下大阪市長が率いる「大阪維新の会」の動向
ですね。

大阪都構想を後押しする新法案は与野党の協力で先日衆院通過して益々意気盛んで
国政参加を目指し動き出した感すらある。

しかしこの大阪維新の会は何せシロウト集団で急場集めのため色々問題を抱えて
居て果たして地方政党として動き出すかはまだ疑問が残りそうです。

この大阪維新の会には各政党も自分の陣営に引きこもうとヤッキになって居る様だ。

海のものとも山のものとも判らないこの政治集団果たしてどう動くか目玉になりそう。

そこには大きな政界再編の嵐も予測され益々政界は荒れそうですね。

各党とも時期衆院選に向けて模索を始め始動開始した様です。

ただ民主党内には解散先送りの楽観説が有って、まだ選挙態勢は出来て無い模様。

此に対し自民党は事と次第では内閣不信任案を出して一気に倒閣に出る構えは崩して
無い様でこちらの方が臨戦体制と云えるのではないでしょうか？

又選挙上手の小沢新党如何に時期衆院選で議員数を延ばすか目下地下工作中との噂も
あるようですね。

当然民主党は刺客を立てて潰しにかかって来るでしょう。
現在の小沢新党の大半が民主党比例代表議員が多いと云う点が指摘され可成りの議員数
割れは出て来るものと思われます。

いずれにしても時期衆院選挙は解散時期を読み切れないまま、少しずつ動き出して来た
様な感じがします。