いよいよ国会は大詰めか？

消費税増税法案を審議している参議院で採決前に自民・公明を除いた野党７党が
内閣不信任案を提出する事が確認された。

最初は確か野党５党が発議したと報じて居たが、いつの間にか７党になって居る。

自民党内からはあくまで武闘を主張する小泉議員を中心とした若手議員１１名が
谷垣総裁に三党合意の破棄を迫って居ます。

国会審議優先で野田政権で共同歩調をとろうとする谷垣総裁に我慢が出来ないと
反旗を翻した様ですね。

この分では三党合意に不満な公明党内も同じと思われ、ひょつとすると参院で
内閣不信任案が成立する可能性も出てきました。

自民党の谷垣総裁はあくまで消費税増税法案成立には三党合意を尊重して協力
するが、８日までに参院決議を行い、法案成立後直ちに解散総選挙を確約しないと、
野田首相等の参院での問責決議を行う方針に変わりはない様です。

是に対し政府・民主党は増税法案を柱とする社会保障と税一体改革関連法案の参院
採決を２０日として居たが、前倒しで１０日とする事で調整して居るとの事。

野田首相は、自民公明を除く野党７党の参院での内閣不信任案提出には全力で否決
する意向を明言した。

現在参院では自民党にたった１名の差で辛くも第１党を確保して居る状況では危うい
綱渡りで、内閣不信任案提出で更なる混乱が予想されます。

恐らく参院で一体改革案は可決成立する事が予測出来るがその後の展望は全く見え
ません。

対決の場は恐らく衆院本会議の法案採決の場ではなかろうか？

その前に更なる分裂が民主・自民党内で起きる事も予測されどう政界が動いて行くのか
予測困難です。

現在中に立って調整する人が居ないので、流れでどう変わるか判りません。

何となく大詰めに来たのではと言う感じがしてなりません。