日々好日

さて今日のニュースは

谷垣総裁法案成立より解散優先か?

2012-08-07 07:26:07 | Weblog
どうも政界の雲行きがアヤシクなって来ました。

発端は自民党小泉議員を中心とした若手議員の叛乱です。

三党合議に拘り、肝心の衆院解散すら確約出来ない谷垣総裁に、自民党が政権奪還するには
民主党政権を武闘で倒すしかないと強く迫った。

小泉議員は三党合意の破棄、当然一体改革の廃案で一挙に民主党に決着をつける方針らしい。
これには陰から小泉元首相が大きく糸を操って居る様です。

また自民党政権の世界を奪還し思う通り日本の国政を動かしたいと言う野心が見え見えです。
相当右よりの政権が出来そうです。

しかし谷垣総裁はまだ三党合意で法案成立の望みを捨てた訳ではないが、採決前に解散確約
をしないと明日の採決は拒否する事を民主党に予告した。

どうやら若手議員に煽られて、内閣不信任案や首相問責決議提出で、一気に解散に持ち込む
戦術に替えた模様です。

是に対し公明党は三党合意慎重で法案成立を優先し、自民党の不信任案提出には、慎重にと
待ったをかけて居る様です。

自民党内の長老達は、法案成立後の政界再編を願い此処で荒立てたら、纏まるものも纏まらない
と心配して居る様です。

自民党に絶対的な信頼が集まらない昨今敢えて悪者役を買って出て、得策かと言う知恵が働いて
居るようです。

小沢新党等7党は消費税増税反対を掲げて法案反対のノロシを挙げて今日内閣不信任案を提出
し併せて野田首相問責決議案の共同提出も申しあわせたらしい。

問題は是に対して自民・公明それに民主党の鳩山グループや造反組の残留議員がどう反応する
かです。

もう民主党独自では到底否決出来ない状況に置かれています。
自民党も公明党も一枚岩で無くなった現在どう動くか予測困難です。

恐らく野党七党の内閣不信任案は趣旨が違うと言って自民・公明は同調しないで否決される公算
が大ですが、その余波は計り知れないものが有りそうです。

後は野田首相の決断と行動有るのみとマスコミは言って居る様だ。

誰が見ても消費税増税法案成立を優先するなら解散して民意を問う事が一番肝要と思えてならぬ。

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