まだ、無理だったようだ。

高尾城址公園の桜は毎年石川教育センターの駐車場の桜は奇麗なのだが山の上の方は今一だった。ところが今年は上も下も見事な桜だった。

温暖化のせいだろうか。

3月３０日には見事な桜だった。が、その３日後に訪れた時は、

アレッ、ここに確かに桜の木があった筈なのに・・・。

花はどこにもなかった。木のそばによって確かめた、確かに桜の木だった。

たった３日で見事な葉桜と化していたのだった。

こんなに見事に変身するのか、あの花はどこに行った。

下を見ても散ったと思われる花弁はどこにもなかった。

狐につままれたようだった。

昨日は謡曲教室のおさらい会で「張良」のワキを謡うことになっていた。

ところが、その前日、山へ筍掘りに出掛けてどこかで無理をしたのか当日は体が痛くて動けなかった。

申し訳なかったけど、教室は休ませてもらった。

ベットに横たわっているときはいいけど、起きようとすると胸に激痛が走りなかなか起きられない。

「医者へ行かなくちゃ。」と家内がいう。

「医者へ行って何をするのか」。

「レントゲンを撮るだけ。肋骨が折れて内臓に突き刺さっているのかも」。と脅す。

怪我をしてから病院に行っても、やることは検査するだけ。なにもしてくれない。

身体は自分で治すしかないようだ。

山へ行くのはまだ早かったようだ。タケノコはこれからドンドン顔を出すというのに。

おかげで、どこも出掛けられない。

今日も天気がいいのに・・・。