この頃猛烈な眠気が襲い一日中寝てばかりいる。
どうしてなのだろう。
よく考えたら、抗がん剤治療はがん細胞をやっつけるばかりではなく、正常な細胞も攻撃しているのです。
その為に、体への負担が大きくなるのだ。そうしてその疲労感が増して、我が身を襲ってくる。
眠気が増したらやはり十分な休養が必要だ。
胆管がんばかりでなく、体に負荷がかかる治療は十分な睡眠が必要なのかもしれない。
そのためかブログの更新はなかなかできない。
食べ物は胃袋の中で細かく分解され十二指腸に送られる。そこで分解された食べ物は肝臓に入り必要な養分は肝臓内に蓄えられる。
肝臓内では蓄えられた養分から体に必要な薬や内臓が使う養分を使える状態にして十二指腸に送られる。
胆管は肝臓の中に張り巡らされ、関門というところで一つになって十二指腸につながっている。
その大事な関門というところにがんができちゃったのだ。
手術をするのが難しくて、ここを手術すると、娑婆にもどってこられないかもしれない。どうしますかと問われビビった。
「取りあえず抗ガン剤で抑えがんを小さくしてからどうするか考えましょう」。
ガンの大きさが5cm、ステージ4なのだ。
手術するにはがんの大きさが2cmにならなければならない。
それが3cmになりステージ3になった。
「あなたの齢令でがんが小さくなるのは珍しい」
喜ばせてくれたのはいいが、その後横ばいで良くなったり悪くなったり、
「こんなもんですよ」と言われガッカリ当分こんな状態がつづきそうだ。
体に力が入らず体力も弱ってきているようだ。
もう山をかけまわることはできなくなった。
悲しいな。
自分は元気だと身体に言い聞かせてね。