亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

どうやら補聴器も体に馴染んで来たようだ

2019-09-27 | 日記・エッセイ・コラム

金沢国際ホテルより金沢市街地を望む

市民大学講座を聞きにいた。

今年の2回目の講演で今回は金沢市出身の篠井英介さんの話だった。

篠井と書いて(しのい)と読めるらしく、よく間違えられるそうだ。

「でも、それでも僕はハイと返事するのですよ」と言っていた。

篠井さんは当会場のすぐ隣に実家があるらしく「ここから20秒ぐらい歩いたところが僕の実家です。自販機の飲み物が飲みたくなって、家に小銭を取りに行きました。そしたら弟が出てきて・・・。」

なんて話して「ここはね。高岡町、僕の家は香林坊2丁目なのですよ。すぐ隣なのに」と言って会場の気を引いていた。

「金沢の町は芸能の町で、習い事には事欠かなかったのですよ」。5歳から日本舞踊を習い出したという。日本舞踊は男の踊り、女の踊りを両方をやらされ、男だから男の踊りだけ習うと言うことはないらいし。篠井さんは女踊りが得意で、女形をやりたくて芸能界入りしたのだが、なかなか女役が廻ってこなくて、悪役ばかりやらされた。という。「仕事というのはお呼びがあって初めてできるもので、呼ばれなかったら何も出来ません」。と嘆いていた。

私は能登が舞台になった連続ドラマ「まれ」で初めて彼を意識した。「まれ」では清水富美加さん演ずる蔵本一子のだらしのない父親役を演じていた。

その一子役を演じていた清水富美加さんは魅力的な演技をして好きだったがその後変な教団に入って芸能界からいなくなった。

ネットで調べて見ると依然私が見ていたドラマに結構出演している。でも全然覚えていない。脇役ばかりだったからかもしれないが、私は人の顔覚えが悪くて、なかなか役者の顔や名前が覚えられない。

「昔の事は覚えているが3年前の事はおぼえていないのですよ」という篠井英介さんは今年12月で61歳になるそうです。見ているととてもそうは思えないのだが。最近のお年寄りはちっとも老人臭くない。

補聴器を付けて出かけると、落して紛失することが恐くて、あまり持って出ないのだが、公演する人の声が聞き取れないと困るので、最近は持って行くようにしている。どうやら最近は体に馴染んで来たよだ。1回目の姜尚中(かんさんじゅん)さんの時は耳の悪いことを忘れさせるように言って入りことがよく分かった。が今度の篠井英介さんの時は半分ぐらいしか聞き取れなかった。前回は超満員、今回は空席が目立った。どこが違うのだろう。やはり話し方が違うのかな。聞き取れないのは皆同じ、話し方の上手な人にはやはり人が集まるのかな。

今日は遅れながらの私の誕生日を祝って息子がご馳走してくれた。上の写真はその会場になったホテルの8階から金沢の町を撮ったもの。市街地から10キロぐらい離れているかな。どこが映っているのかよく分からない。携帯の写真機能で撮った性かもしれないが、正面には香林坊や金沢城が映っている筈だが、よく分からない。10キロも離れていると携帯のカメラでは無理のようだ。

 

 

 

 

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