亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

イオンの関所

2018-01-16 | 思い出

昔、週刊誌の隅っこにメル友ならずレター友?を募集するちっちっちゃな欄外広告があった。男性に手紙を送っても、絶対返事が来ない。女性に手紙を出すとすぐ返事が来る。付き合いベタな亀は細やかな望みを掛けて文通をしたことがある。彼らは同性と文通するのではなく、あくまでも異性との付き合いがしたいのだ。つまり彼氏が欲しいのである。私は誰でもよかったのだが、女の子からしか返事が来ないのである。今なら大問題になっていたかもしれないが、当時はそれでよかったのだろう。彼女に手紙を出すときは絶対に差出人の名前は書かない。書くと一寸ヤバくなりそうだから。

「金沢駅の『郵太郎』の前で会いましょう」。と書くと「みんな決まって郵太郎なのね」と返事が来る。どうやら彼女らはそこが落合場所みたいだ。金沢駅の郵太郎ポストは一寸有名らしい。時々場所を変えるが、今でもどっかにあるだろう。今もメル友たちの逢引き場所になっているのかな?

彼女の言うには週に一度は金沢に出てくるという。彼女は富山県の魚津に住んでいた。随分距離がある。そこから毎週一度は金沢にショッピングに来るのだから、電車賃も時間もバカにならないだろう。

金沢市の繁華街に行くと、どこにこんなに若者がいるのだろうと思うはど若者であふれている。この人たちは金沢に住んでいるのではない、遠くからわざわざ足を運んで来た人たちなのかもしれない。 

今朝の朝刊

福井というと一寸無理をすると大都会京都に行ける、なのになぜ金沢まで足を伸ばすのか一寸不思議だ。

金沢と言う所はそれだけ魅力があるところなのだろうか。

考えて見ると都市圏の有力ブランドはまず北陸に支店を構えるとなるとまずは金沢を狙う。頭から福井や富山に支店を構える企業は少ないだろう。するとわざわざ東京まで出なくても、金沢に出ればそこそこのブランド品が手に入る。金沢は北陸唯一の都なのだ。

何処の客が多いかは、駐車場に駐車しているナンバープレートを見れば分かるように言うが、私がかつてお世話になった会社では他県ナンバーをちょくちょく見かけた。いつもかも置いてあるので、車の持ち主に尋ねたら、車は大学の時に買ったもので、こちらに移ってもナンバープレートを取り替えずそのままにしてあるという。その県に自動車税さえ納めていればどこの都市に住んでいようと関係がないという。駐車している車のナンバーでどこから来た客か判断するのは一寸疑問を感じる。

家内はお店の前に何台駐車してあるかということで、その店が繁盛しているかどうか判断する。お客さんは車で来るとは限らない。歩いてくるお客さんもいるんだ。車の数で判断するのは一寸早計だ。車には一人しか乗っていないかもしれない。4人、5人と乗って来るのかもしれない。繁盛しているかどうかは店内に入ってから言おう。

  記事の上に講演案内が載っている。定員150名と書いてある。聞きに行きたいが、耳の悪い自分が行くと誰かがはみ出して行けなくなるかもしれない。そうなるとその人はかわそうだ。だからやめとこう。足を運んでも言っていることが分からなければ迷惑になるだけだ。だから定員のない講演だけに参加する。定員がなければ来る人はどんな人であれお客様だ。


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