ようやく、確定申告を済ました。
今年はがんに襲われて頭が付いていけない。
毎年、自分で書類を作成して「e-Tax」で送るのだが、今年はがんの性か全く頭が働かない。
書類をあるだけ集めて後は「野となれ山となれ」で農協さんに任せることにした。
勿論、農協さんのやっていることは私にはさっぱり分からない。
それでもやるしかない。
「意味がさっぱり分からないけど、結果、税額が去年より約1万円高になっただけだったので、そのまま税務署に送った。
後で、いくつか問い合わせがきて、修正申告になるかもしれないが、税務署さんは農協を信用してそのまま通すことが多いので、今年もそれで通るだろう。
あとで、問題が起きれば、がんで書けなかったでは済まされない。
溺れるものは神だのみ。
「どうか、そのまま通るように」で、今回の申告にケリを付けることにして、
また、ブログ作成に戻ることにした。
アタマはさっぱり働かないけど、体は徐々によくなっているらしい。
この前のCT撮影では、5cmあったがんが3.1まで小さくなっているらしい。
担当医も驚いているようだった。
何が良かったのか、非常に珍しいことのようだ。
胆管癌とは、肝臓の中で消化に必要なインシュリンなどの消化液が正常に働けるようにするための一種の薬のようなものを作る仕事をしているらしい。
ところが、せっかく作った薬を胆管に流すための関所のようなところが狭くなっている。肝臓で作った薬(胆汁)を上手く胆管に流すことができないために、出て行けない胆汁が肝臓の細胞を壊してしまう。その壊れた肝細胞ががん化したのが胆管がんなのだ。
胆管癌になると、1年半ぐらいで患者の殆どが亡くなってしまうという恐ろしい病気だ。
私の寿命はいつまであるか。毎日そればかり気にしている。
体の方はだんだん元気になってきているようだが、どうも、頭の方はそういう訳にはいかないようだ。
抗がん剤治療をしていると、抵抗力が落ちてきて感染症にかかりやすくなるという。
そうなると、どこも行けない。
それを覚悟で今度街へ出てみようと思う。
病気を恐れてばかりでは、何も始まらない。
小さくなってるのは良い事よ
そのまま消えてなくなれーっ