亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

久し振りの高尾城址

2023-10-29 | 散歩道
朝,雨が降っていたが、昼からいい天気。久し振りに高尾城址まで散歩です。
桜の名所として知られているが今は花はなくただの森です。
麓には石川教育センターがあります。
屋上に天文台があります。
昔、子供の天文観測会があるというので、子供と一緒に上ってきました。
生憎の天気でお星さまは見れず、望遠鏡の説明を聞くだけで終わりました。
高感度地震観測施設があります。

地下800mに地震計があります。
地上付近では車の振動を拾ってしまうので、地上の影響を受けない所まで掘り下げて観測するのだそうです。

遠くに宝達山が見えます。前田利家と佐々成政が激戦を繰り広げたところです。
肉眼では良く見える所ですが、なかなか写真には写らなかったがやっと撮れました。宝達山は能登の入口です。この山に利家と成政が激戦を繰り広げた末森城がありました。結構離れているがここからよく見えます。
今地元の新聞で今、阿部龍太郎作の「銀嶺のかなた」という小説を連載しています。戦国の世に利家とその息子利長の活躍を描いたものです。非常に分かりやすい小説です。
その小説の中で間もなく登場するはずです。
佐々成政は利家と共に信長に仕えた武将で柴田勝家の下で活躍していました。
仲のいい武将だったが本能の変で信長が殺されて以降秀吉の世になると二人の関係がおかしくなり遂に激突することになりました。大変強い武将で利家は苦戦しました。昨日までともに戦っていたが今日からは敵同士。戦国の世は厳しいね。
成政は秀吉の世になると九州は肥後の国(熊本)に領地替えとなり、そこで一揆が起こりそれを鎮圧できなかったので責任を取らされ切腹しました。

城址から見える町はその昔美田が広がっていました。
それが今はコンクリートの町になりました。
田んぼからはたくさんの水蒸気があがり大気を冷やしていました。
それがなくなり町の気温を上げています。
天気によっては北陸新幹線の高架橋がまっすぐ伸びているのが見えます。
その高架橋の上に来年4月から新幹線の車両が走ります。
ここからその見事な光景が見えるはずです。
楽しみです。
コメント (1)
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