亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

昨日は雨風だったね

2018-05-05 | 日記・エッセイ・コラム

近所の庭に目の覚めるような綺麗な花が咲いていた。思わずパチリ。

 

「昨日は大変な雨風の日だったね。」

昨日の事はとんと記憶にない亀は一瞬何のことかさっぱり分からない。

「あー、そうだったね。」と何とも頼りない返事。

「ちゃんと来たわよ。」

朝のラジオ体操に参加しての会話。

「山に登ってきたのかい」。

「いや、さすが登ろうという人がいなく、その辺りをぐるりと回っただけ。」

「下は風が強くても山の中は静かだよ」と、無責任なことを言う。

雨が降ろうがヤリが降ろうが、真面目な人はちゃんと参加するのだ。

「今日は雨風だからやめとこう」なんて言っている私ももう少し考え直した方がいいかな。

水飲み場はまたも崩れたらしく、備え付けのコップもどっかへ行っちゃった。

以前はこんな感じだった。

山の中にそれはそれは立派なダムが、でもこれは水を貯めるダムではない。山の上から流れてくる土砂をここで食い止めるための砂防ダムなのだ。

これがないと下流まで土砂が流れてきて、川が土砂で埋まってしまう。

やがては一杯になって…だったらどうするのだろう。

でも未だ一杯になって溢れたという話は聞かない。たったこれだけの事で土砂が流れ出なくなるのだ。不思議だ。

そのため土止めダムは麓ではなくかなり高い所に作られている。

それは土石流を加速させないためなのか。

スピードさえ出なければ周囲の土砂を巻き込んで流れるということはない。

 

コウちゃんは私が食事している時だけおとなしい。それはおすそわけが欲しいから。与えるまで黙って静かに私の足元でお座りしている。それはそれはいじらしい。

「御馳走さん」と言って手を合わせると。コウちゃん分かったのかどうか諦めてのこのこと去って行く。

「この子、何か喋っているみたい」。と言った人がいる。犬は人の言葉が理解できても自分で言葉を発することが出来ない。何か言おうとしても人には通じないのだ。

かわいそう。

 

コメント (2)
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