おとうさん犬の故郷を訪れた。
越前の戦国大名朝倉孝景が織田信長に滅ぼされるまでここには人工一万人の立派な城下町があった。
信長の大軍によって火を放された城下町は影形なくなってしまったが、昭和42年から発掘調査が始まり昭和46年に国の特別史跡に指定された。
現在は、全国でも5例となる国の三重指定(特別史跡・特別名所・重要文化財)になっている。
複原町並
遺跡というから何もない原っぱかと思ったら、多くの建物が建っていた。
土台以外は当時の資料が無いので、当時の状況から想像して復原した物。
昔懐かしい米俵。一俵四斗(60kg)。今は30kgの袋になっているが、昔は60kgの俵を肩に乗せて運んだ物である。いったん乗せてしまえば大したことないが乗せるまでが大変。前にあるのがイロリだろうか。随分ハイカラなイロリだ。
昔は水道という便利な物がなかったので何処の家にも井戸があった。
我が家の井戸は四角ではなく円だが夏場はスイカを冷やす天然の冷蔵庫だった。
こんな立派な物ではなかったが我が家にも何個か並んでいた記憶がある。
こんな感じで仕事をしていたのだろうか。
侍屋敷跡
一乗谷城はここよりはるか山の上、標高473mにある。時間関係で見に行くことは出来なかった。
ソフトバンクのCMのお陰で観光客が倍になったとのこと。CMといえどもバカにできない。
私の記憶にあるということは、つい最近まで私たちはこな暮らしをしていたということ。