亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

MRI検査

2011-06-07 | 健康・病気

110607_095628 今日はМRIだ。前回はひどいめあったので、今回はデパス(精神安定剤)を飲んで出かける。

МRIの機械を眺めると、大きなドラムの中に直径30㎝位の丸いゴミ箱のような筒がはめ込まれている。この中に頭を突っ込んで検査を受けるのかなと思うとなんだか怖くなる。

狭所恐怖症というのはこんなのかな。

やがてベットの上に寝かされる。腕がベルトで締め付けられ自由がきかない。

恐怖心がエスカレートする。

以前何回もМRIに入った事があるが1度も恐いと思った事がなかったのに・・・

大きく深呼吸、お腹を上下に大きく振幅させて心を落ち着かそうとする。

オペレーターはさぞおかしかったろうなと思う。

ドラムの中へ入ったら早速測定が始まった。

落ち着かねば落ち着かねば。

そうこうしている間に少しずつ落ち着いてくる。

なんとなく眠くなってくる。

その時、瞼の裏に大きな美味しそうなケーキが現れる。

思わず大きな口を開けパクリ・・・はっと我に返る。ここはМRIの中だぞ

30分は長かったが何とか乗り切った。

頭を動かせなかったのが辛かったが・・・とにかくホットする。

ベットを降りる時、オペレーターに言った。

「今回は音楽が聞こえなかったが・・・」。「いやちゃんと流していたよ」。とヘッドホーンを渡してくれた。

「何も聞こえないよ」。オペレータは自分の耳にあて「ちゃんと流れているよ」。

もう一度ひちっやくって手で耳に押し付けるようにして聞いてみる。かすかに聞こえる。

「もっと大きくならないのかね」。「いや、人によってはうるさいと言う人もいるからね。どっちみち機械が作動中はやかまして聞こえないからね」。「年寄りは耳が遠いんだから」。と文句をいってくる。

都合のいい時だけ年寄りなんです。

コメント (4)
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