「打ち出し」というものは、一人が「そんなのおかしい」「やーなことった」と拒否したところで、代わりの誰かがやる。そして必ず実行される。
なぜならそれが「打ち出し」だから。
打ち出しとはそういうものだ、と教わった。
組織にいながら、打ち出しにソッポを向くような「浮いている」人間は、要は軽蔑されるのだ。
これが根本の原因と思うから、何度でも言う。
殊さら日本人は、やってることがまともか、まともじゃないかじゃなくて、決められたルールに従うことが大事なのだ。
殆どの人が無意識でもそう思っている。
多分、そういう教育を毛穴から受けているんだと思う。
「余剰となってワクチンについては、廃棄することなく、効率的に接種行うこと」
組織人はそう言われれば、必死になって、不要なワクチンを捨てないで何とかしようとする。
こうなったら「ルールを守ることが最優先」なので、ラベルを別の注射と貼り替えてでも、消費期限を延長してでも何とかする。
それを正当化する。
それを愚直で健気とする。
少なくとも「やーなこった」とソッポを向く人よりは、信頼される。
それがいい悪いは別にして、世界からは「奴隷根性」と言われてしまう、これを何とかしない限り、モノが変わっても同じなんじゃないだろうか?
タブー中のタブー拾った😎
— ARI GATO (@4e574f363636) November 1, 2022
『余剰となってワクチンについては、廃棄することなく、効率的に接種行うこと。』 pic.twitter.com/OmO7f4uWNm