「箱根駅伝は開催されるが無観客で行う。沿道での応援は自粛を願いたい」というニュース記事を読んだ。
これを決定した人も、まあ本心ではないと思う。
沿道で旗を振ってワーワー応援すると、そこからクラスターが発生して、医療崩壊が起こって、「人殺し」に繋がる問題に発展しするからいけない
なんてアホみたいな理屈を信じているわけがない。
むしろこんな決定権を持つ立場にいるような人こそ、そこまでの地位に上り詰めたような人なんだから、人一倍頭がよくて努力家で、個人的にはぜーーんぶ解っているはずと思う。
解っているけど、大衆に圧倒的に人気があるのは、科学的なものより「空気」の方なのも知っている。
内容ではなく、人は頭も努力も使わなくていいラクチンが好きで、
どっちが熱狂的に支持されるかも、自分がどっちを押せば得なのかも、よーく知っている。
だから科学的な思考より、人気、空気、お得を優先するんだと思う。
子供の時読んでいた学研の「学習」と「科学」って、「学習」に対して「科学」ってその厚みが全然薄かった。
実際「学習」をとっている子と「科学」をとっている子では、「学習」をとっている子が多かった。
(たまに両方とっている子がいたけど、それはお金持ちの子だけだった?)
今思うと一冊にまとめればよかったのに、なんでわざわざ分けたのかな?
人を敢えて偏らせかったのか、分別したかったのか、それがとても不思議に思う。