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快風丸

俺の船に乗らないか。

電車未練

2012-09-20 00:50:42 | Weblog

 汽車にあって電車にないものは「未練」であると言ったのは、誰だっただろうか。

電車に乗った。

希望と絶望は裏と表なのかもしれないと知りつつある。

今は、絶妙のバランスで、その狭間にいる。

電車は「未練」に向かって走り出した。

 


低音まつり

2012-09-14 01:41:00 | Weblog

 では、改めまして、再生したスピーカーで、アナログ盤など鳴らしてみましょう。

 低音、いい感じ。とりあえず、このプリメインの限界性能は引き出せている感じ。

ネットで検索すると、リペアしてくれる店もあり、30cmウーファー、ペアで¥30,000~。

買うよりは、ずいぶん安くつく。もし、またダメなら次はこれを検討してみよう。

それにしても、このトリオもすごい。うまいとかヘタとか、そういうことじゃなくて、手を抜くとか、

ハスに構えるとか、そういったところが微塵もなくて、大の大人が真剣にやっている。

暗く屈折した殺気が満ちている。

不健康な格闘技に何を賭けたのか。音楽家の意地か命。

とても子供には聞かせられない。

 ジャズとアナログと30cmウーファー、腑抜けになるよ。

 


低音カムバック

2012-09-12 22:39:32 | Weblog

 で、その「はがし剤」を筆で、エッジに塗ります。そして、化粧用コットンパフでふき取ります。

左右とも、2周しました。

なんか、柔らかくなったみたい。ネットによると、数回繰り返すとのこと。

注意点として、エッジの本体への接合部分に塗ると、ハガれてくるので要注意とのこと。

コーンに着かないようにすること。

また、これは有機溶剤なので、こぼれや、他の場所に付着させないこと。

実は、少し慣れたころ、床にたらしてしまい、フローリングのニスが、直径3cmほど溶けました。

また、筆の軸の塗料がハガれ、手に着きました。

かなり、浸透力のあるサラサラの液体なので、ほんの一滴で、広がってしまいます。そして、

強力な剥離力です。要注意。

有機溶剤なので、においがありますが、さほど強くもなく、持続もしないようです。

用途として、手に着いた接着剤を落とすことも想定されており、手に着いても、荒れることも

ありませんでしたので、これは安心あれ。

 ネットでは、情報が少なく、本当に有効に方法なのか、疑わしい部分もあります。

ま、古いスピーカーを再生してやろうなどという酔狂は、多数ではないと想像できます。

で、上の作業をその次の週にも行いました。

はがし剤は、少量のようで、あと一回くらいは行けそうです。

あまりやり過ぎると、エッジが緩み過ぎてコーンのセンターがずれたりと、良くないそうです。

つづく。

 


低音の旅が始まる

2012-09-12 00:47:27 | Weblog

 ネットで発見した方法を実践してみます。

100均で買った、「瞬間接着剤はがし液」と筆。合わせて¥210。

「瞬間接着剤はがし液」は主成分がアセトンという有機溶剤。

これで、エポキシ樹脂を軟化させて、はがすというのが本来の用途。

ダイアトーンのスピーカーエッジは、布製で、そこにビスコロイドという物質を塗布して、

軟化させた状態で安定させているらしい。

それが、経年変化で硬化する、それを「瞬間接着剤はがし液」の成分であるアセトンが、

軟化させるというのである。

つづく。

 


低音プライスレス

2012-09-10 22:53:26 | Weblog

 YAHOOオークションで、なんとなく中古オーディオなんか見てましたら、

「スピーカーエッジの軟化剤 ¥1500」

え、何それ。

スピーカーって、経年変化で、ウーファーのエッジが硬化するのだそう。知らなかった。

触ってみましょう。

確かに、硬くなっているような気がする。

参考までに、ミニコンポのを触ってみると、耳たぶみたいに柔らかい。

この部分が硬化すると、スピーカーコーンの前後動が制限されることになるので、低音が出なくなってくるのだそう。

そうか、アンプじゃなくてこれか。

 

もっとネットで検索してみる。

「エッジを軟化させ、再硬化させない方法」

あった。しかも、100均ショップで手に入るものだそう。

つづく

 


低音をおくれよ

2012-09-09 19:55:57 | Weblog

 プリメインアンプを買い替えたときに、グッと低音が減った。

大須のオーディオショップで聞き比べをした。それまで使ってたのは、20年ものONKYO。

当時は、各メーカーから各価格帯に相当のタマが投入されていたので、選択肢は多すぎるほど。

しかし、5年前のONKYOと同価格帯の7万円前後となると、数種のみ。

で、あきらかに低音が足りない感じがした。

「20年前のその価格帯だと、今なら12万円クラスが同等です。」

音を聞いて納得したが、個人的な財政状況が納得しなかった。7万円のDENONをローンで買った。

 そんなワケだが、引っ越してきてからこっち、アナログレコードでチャールズ・ミンガスなんか聞いてると、

以前にも増して、低音が響いてないような気がする。

 演奏はすごいです。

最近知った、この時代のジャズの過剰なまでの熱気、ああ、もっと低音が欲しい。

腹に響くウッドベースとバスドラムのコンビネーションのエモーションを感じたい。

つづく。