快風丸

俺の船に乗らないか。

8時

2007-08-20 19:11:27 | Weblog
 朝、起きた。
早朝ミーティングの始まる時間だ。
ギリで始業には間に合った。
飲みすぎた。ひとりで。
朝から何も食べていない。
まだ酒が抜けない。

自己嫌悪。

動く動かぬ証拠

2007-08-17 18:21:55 | Weblog
 動くのは画像。
8/14ライブのDVDをダビングすべく再生して見た。
当たり前だが、音だけでなく、映像が付いている。音だけだとCDだ。

 なかなか笑える。ひょっとしたら演奏じゃなくってMCがメインじゃなかろうか。MCは自分で言うのもなんですが、ポプコンにMC部門があったとしたら、世界歌謡祭でグランプリが取れるかもしれない。ポプコン自体がもう無いのと、そんな部門もない、残念です。

 かんじんの演奏はどうなのか。曲の出だしがうまく行かずに、うろたえている。録音だけではわからない、悲しい映像がそこにある。いや、むしろ、それでも止まらずに突っ走ったロックンロール・スピリッツを、自分で自分をほめてあげたい。

 前向きなのか、ただのお調子者なのか。

余韻が良いんよね

2007-08-16 19:24:49 | Weblog
 ライブのライン録音を聞いた。
去年と同じ会場でのライン録音なので、条件は同じ。しかし、エネルギー感が全く違う。だいたい、ラインの音源ってスカスカで、「こんなんちゃう」と落ち込むものだが、今回は違う。

 まだ、イメージが消えない。思い出しては笑ってしまう。ほんとに楽しかった。
皆さん、わざわざ来てくれただけでも感激なのに、ほめてもらったりして。

 中学校の音楽室で始めてギターに触ったこと、高校で友達と初めてバンドを組んだこと、大学で武道系クラブの勧誘を避けるために入った軽音楽部で、バンドにとって必要なことを全て教えていただいたこと。そして、10年ぶりにライブを敢行した去年、今年の7月には、軽音の同窓会で、音楽の楽しさと深さを再認識した。
 そんな全てが、8/14に、その一日の為に敷かれたレールのようだ。

 いろんな人に感謝しなくてはならない。
先ずは、10年ぶりにライブをやるきっかけを作ってくれたあたお。
たまたまの縁で軽音楽部の同期だった彼のバンドを見たとき、衝撃だった。まぶしかった。俺も輝きたいと思った。エレバティを紹介してくれたのも彼だ。

 僕らは、楽しくやりたい、思いっきりやりたい。それだけなんです。でもなかなかやりきったとは行かなかった。今回は違っていた。


トリはどこへ飛んでいったの?

2007-08-15 16:48:33 | Weblog
 初めてのトリが終わった。
あるものは全部出した。できることは全部やった。引き出しは全部開けた。もう一銭も残っていない。

 にしてもトリは疲れる。

 最後のリハで曲の構成をとちった。歌詞を飛ばした。練習不足のツケが回ってきた。爆笑MCはほんとうに笑っていただけるのか、それもとちらずにできるのか?三々五々、お客さんが入ってくる。落ち着かない。極度の緊張状態だ。

 新曲もやる、新アレンジの曲もやる。MCも一か八かの大ネタ。冒険であり、賭けである。何度も外に出て、歩き回る。胃が痛い。今までに経験したことの無い緊張度が続く。トリなので、その時間が長い。北島三郎師匠の気持ちが少しわかる気がする。今の僕にとって、エレバティはNHKホールで、”盆フェス”は紅白歌合戦なんだ。

 初めてづくしのついでに、初めてすっぽかして帰りたくなった。楽になりたかった。メンバーは、客と談笑したり、他の出演者のライブを見たりしている。僕にはそんな余裕は無かった。

 声をかけたほとんどの人が来てくれた。ブログをみて、駆けつけてくださった軽音楽部の大先輩、前のベーシストであり多くの詩を提供してくれたS氏も来てくれた。ほんとにうれしかったし、ありがたかった。

 マリー・アンド・ファナーズの年間スケジュールはこんな感じだ。
年末年始...新曲作りのカラ練、スタジオ6時間、ミーティング
GW  ...ライブの曲を決定してリハ。アレンジ修正などスタジオ8時間
お盆  ...アレンジ修正、カラ練、スタジオ8時間、ライブ、反省会

 トリが生まれて初めてなら、アンコールを頂いたのも初めてだ。素直にうれしかったが、お答えすることができなかった。とても興ざめで、失礼なことで、心の底から申し訳無く思っています。しかし、上記のスケジュールの中では、ライブでやる曲しか、練習ができないんです。他にレパートリーはありますが、1年、1度もやっていない曲は当然うろ覚えなので、急には無理なんです。次回、またお盆になると思いますが、またアンコールかけていただけるよう、精進してまいる所存でございます。2度、同じ失敗はしません。また、調子に乗せてみてください。よろしくお願いします。

 もう一度、ありがとうございました。
そして見守ってくださったご先祖様、ありがとうございました。

20070814

2007-08-13 22:54:07 | Weblog
 いよいよ明日だ。
昨日はカラ練とスタジオ2時間。そして夜はミーティング。
たいして飲んでないのに気がつけば、暑くて目が覚めた。朝だった。
今日は10:50からスタジオ。お食事タイムをはさんで4時間。
身体のいろんなところが痛い。今回は、”突っ走る大人のパンク”なので、いつにも増してハードだ。

 軽音楽部のころはギター専任だったのが、今はボーカル兼務。つまり、曲も歌詞も覚えなくてはならない。ハードだ。そして、歌うということ自体、カラオケじゃなく轟音のロックバンドで歌うというのはすごいカロリーを消費する。想像を絶する疲れ方をする。ましてやパンクだ。今、僕は死にかけのセミだ。鳴きすぎだ。

 そして、MC。ギターを弾いて、歌も歌って、その上、「なんか面白いこと言え。」だ。自分で言うのもなんだが、ご苦労様である。幸い、メンバーは僕のMCが面白いと言ってくれるのがせめてもの救いだ。通しリハの段階でも「本番で聞きたい。」からといってMCの練習はさせてもらえない。

 今日は、特別に、このブログに来ていただいた幸運なあなただけに特別にMCネタ公開。
メンバーも知らない、僕とあなただけの秘密だ。誰にも言わないと約束できる人だけ、ここから先へ読み進んでください。

 盆フェスだから、お盆とは何か、その本質に迫ってみたいと思います。
ロッカーにはロッカーの”お盆”がある、マリー・アンド・ファナーズにはマリー・アンド・ファナーズの先祖の敬い方があるんだ。こうだ。

 おっと、ここから先は、8/14、塚本エレバティーで。

シブく滞る

2007-08-12 01:13:33 | Weblog
 やっと来た夏休みの始まりは名古屋から大阪へ向かう渋滞で始まった。
この狭い日本に車が多すぎるのだ。

 車が少なくなれば、必然的に事故が減るので安心して暮らせる。環境にだってよ
いはずだ。地球温暖化を抑止する効果も期待できよう。空気は綺麗になるし、長生
きできるかもしれない。

 車の数を減らすことはできないのだろうか。たとえばマレーシアでは、高い税金
を掛けて、庶民には買えないようにして、自動車の台数を減らしたのだそうだ。
できるのである。
 オランダでは国が主導して自転車道を整備して、自転車に乗ることを奨励してい
るという。

 しかし、この工業立国において自動車は重要で優秀な商品なので、これが売れてくれないとこの国は立ち行かない。どうしようもないのだろうか。

 同じく、自動車が主要産業のドイツでもオランダに次いで自転車道の整備が進んでいるという。これは、国主導ではなく市民運動から発生したという。

 自分も運転しているから渋滞にはまってしまった訳で、矛盾した話とも思う。
しかし、便利な工業製品はそれが便利であるほど、その裏に危険をはらんでいると
いう事実を忘れたくない。

空蝉

2007-08-10 13:20:45 | Weblog
 朝、目覚めて窓を開けると赤と青の朝顔、そして蝉の声。
なぜ、蝉は1週間で死んでしまうのだろう。
なぜ鳴き続けているのだろう。
だまって樹液を吸っていれば、もっと長生きできるんじゃないだろうか。

 蝉の声は、その一生とは裏腹に、哀しくも切なくもない。
思い切り良く、力強い歌だ。俺は生きている、ここにいると命の限り叫んでいる。
なんてロックなんだ、なんてブルースなんだ。歌うことが生きることなんだ。
 
 なんだ、友達じゃないか。
俺も生きている。だから命の限り叫び続けることにするよ。
これがロックだから、ブルースだから。

 そしてその抜け殻は生きた証。

'07. 8.14、マリー・アンド・ファナーズ LIVE at ELEVATI

健康不健康

2007-08-09 18:00:17 | Weblog
 熱帯夜。天気予報昨日の最低気温26.3℃。集合住宅は熱がこもるので、寒暖計は毎
夜30℃。

 私、基本的にクーラーが嫌いだ。特に寝るときはダメで、体調を崩してしまう。
ダルーくなってしまうのです。健康のためということです。

 しかし、今年の暑さはケリが入っている。
でも負けない。ひとり、扇風機をタイマーかけて就寝の日々だ。しかし、タイマー
は3時間で切れる。タダでさえ、睡眠時間は長くないのに、毎朝5:00に目が覚
める。汗だく。扇風機のスイッチを入れる。また寝る。起きれない。ダルーい。

 やっぱ健康のためにクーラーで寝たほうが良いのだろうか。

解散はしませんよ!!

2007-08-08 12:55:44 | Weblog
 8/6の投稿、タイトル”もめないでロッカー”におきまして、わかりにくい表
現による行き違いがありましたので、謹んでお詫びと訂正をさせていただきま
す。

 先ず、マリーアンドファナーズは解散の予定はありません。最初の一文は例え話
のつもりだったのですが、解散宣言ととられてしまった方もいらっしゃったようで
す。

 この、音楽とは無関係の会社の中で、よくもオリジナルをつくってライブをやろ
うなんちゅうメンバーが揃ったなと。これは奇跡に近いことなので、このバンドを
大事にしたいのです。メンバーも同じ気持ちです。なので、音楽的に対立してしま
ったときの落としどころとして”作曲者優先”という制度を作った、というのが
論旨です。

 紛らわしい表現をしてしまって申し訳有りませんでした。
メールしかり、ブログしかり、会話でなく文字だけの表現の難しさを改めて知りま
した。

マイルスは歩いてこない

2007-08-07 20:22:14 | Weblog
 だからタワレコに買いに行くんだよ(字余り)。

 てなわけで、やっと念願のマイルス・デイビスのCDを買いました。
で、いっぱいあるので迷いました。「全部くれ」、いやいや無理です。

 エレクトリック時代か、初期から責めるか、いや菊池成孔氏に習って、”Get
 Up With It”か。迷った挙句、”クールの誕生”と”Kind Of
 Blue”。2処責め。

 クールのほうは、オーソドックスな演奏に聞こえた。ジャズってしっかり聴いた
ことが無いので、とても「ジャズっぽく」聞こえました。

 さて、Blue。これはいい。夜、コンクリート、革靴の音、風の音、遠くでタ
イヤのきしむ音がする、そんな感じ。緊張感のある都会の夜の街、人影もまばらな
中を独り歩く。そんな風に聞こえました。心地良い孤独感。

 ちょっと聞き込んでみたいと思います。