快風丸

俺の船に乗らないか。

もめないでロッカー

2007-08-06 19:45:09 | Weblog
 音楽性の違いで解散します。

悲しいバンドの終わり方だ。だいたい、ロッカーの場合、音楽性などという高尚な
ことではなく「俺はこう弾きたい。」「いやこっちのほうが良い。」といった類の
我の張り合いではなかろうかと思う。もちろん自分の経験に照らしてのこと。

 アマチュアなんだから、売るという目的がないから、やりたいようにやっていい
のである。しかし、いちいち解散してたら、せっかくバンドで積み上げてきたもの
が、反故になってしまう。僕らの世代は、もう時間との戦いなので、無用の摩擦を
避けて、バンド内を平和にしなくてはならない。

 実は、我がマリーアンドファナーズでは、無用の争いを避ける、法律がある。
「作曲者優先」
特に、ロックギタリストは自己主張の強い人種だ。これがバンド内に2人いると、
”音楽性の違い”でもめやすいもの。もめればいいんですよ、切磋琢磨という言葉
もあるし、しかしどこかに引き際とか、落としどころを設定しとかかないと、”解
散”という名の暴走超特急はすぐに終着駅についてしまう。自分の意見が、どんな
に正しかろうが、アレンジが、フレーズが、どんなに勝っていようが、最後の決定
権は”作曲者”にあると規定しているわけです。

もっと言うなら、わがまま言いたきゃ曲作ってこいということでもあります。


 アマチュアロックバンドの皆さん、これからでも遅くありません。この素晴らし
い憲法を取り入れて、ひとつ長生きしてみませんか。

正しいマリーアンドファナーズの聞き方

2007-08-03 20:34:44 | Weblog
 このバンドは、演奏はティーンエイジャー並みですが、こと詞に関しては、世界
レベルであると自負している。

 詞は私も書いてますが、私の詞のことじゃないんです。
もう脱退した前のべーシストS氏の詞なんです。メトロも彼の詞です。
素人離れとは、この人の詞のことです。感動します。

とにかく多作で、大学ノートにいっぱい書き溜めてまして、本人はあまり執着が無
いみたいで、変えてくれてもかまわない、好きに扱ってくれとギターのササ氏にノ
ートごと渡してくれたのです。

 で、それを歌にするんです。不思議なことに、詞自体がリズムやメロディーを持
っていて、曲をつくるというより、それを音にしていくような感じです。僕もササ
も彼の詞に、曲をつけてますが、その不思議な感じは、2人とも同じように感じています。

 これは、メンバーの共通意見なんですが、このバンドの存在意義はこれらの詞に
あるんです。ドラマーは
「この詞を聞かせるために演奏してるんや。」
と言っています。同感です。

 だから僕も詞を書きます。S氏の詞のクォリティを意識すれば、おのずと良い詞
ができるのです。対抗したいんですが、とても追いつきません。

 8/14、エレバティーに来れそうなあなた、このこと覚えといてくださいね。

ポスター

2007-08-01 20:08:44 | Weblog
 マリーアンドファナーズのライブが近づいてきた。
8/14。この記事を見た人だけに、特別に告白します。

 あと2週間切りましたが、私、ほとんど準備ができていません。
今回、書き下ろしの新曲が2つ、旧曲のリ・アレンジが1つ。
まだ詞も覚えていない。
7/15のときと同じ状況だ。

 そんな折、ギター、ササ氏より、ポスターが上がったと添付メールが来た。
知り合いのデザイナーに頼んだとのこと。なかなかかっこいい。
洗練されている。さすがプロの仕事だ。感動しました。

 
 言い訳はせん。7/20以降、とにかく時間が無い。
そんなことは、ハナから分かっている。

 とにかく、全力を尽くします。清き1票を。

 今回は、「大人のパンク」がコンセプト。前回と少し趣が異なります。
いろんなことやりたいんですよ。

 ま、そんなこんなで、今日は帰って、最後の譜面を作るぞ。