北九州市小倉北区藍島へ。
小倉駅から歩いて10分の船着き場から、小さな「しいがる号」で30分。
思いのほか、揺れも少なく、快適な船上でしばし旅人になる。
船の後ろで波が崩れながら、海の道ができる。
ずっと見ていても水の動きは面白くて飽きない。
周囲13kmの小さな島。
着いた。
たこつぼ。
いかり。
漁師の船は修理中。
改めて船という造形の美しさに驚く。
釣り人の泊まる民宿が数件ある。
緊張感のない消防施設。
毎日がお正月。
ちょっと歩いてみる。
なんとなく、心の奥の深いところにある、いつかの景色がここにある。
不思議な高揚感。
海とユンボ。
シャンパン。
ケシの華。
トンネル。
ここをぬけると小学校。
このあたりにいるはず。
前置きが長くなりました。
いた、猫。
獣の目。
すぐ寝ちゃう。
香箱座りと言うポーズ。
どの子も、すごくリラックスしている。
しばらく見てるとうとうとしてしまう。
良く寝る子だから「ねこ」というのは本当なんだな。
外にいる猫がこんなにリラックスしているのは、この島特有なのだと思う。
漁師街で、餌が豊富なので緊張感がないのだ。
この子ら、みんな猫の世界では成功者なんだな。
苦労知らずの猫セレブ。
人になつくが媚びは売らないのにゃあ。
おにゃすみぃ。
怪しいヤツ。
でも眠いにゃあ。
快晴で気温が高かったので、外にいる猫は少ないのだそう。
島民300人にたいして猫も300匹らしい。
ちょっと警戒してみるにゃあ。
やっぱどうでもいいにゃあ。
花と猫。
やっぱ寝ちゃう。
しゃがむと、すぐよってくる。
たぶん、餌のポーズなんだろう。
動物行動学の見地から、猫は人間のことを猫だと思ってるらしい。
「大きいけど、動きが鈍いので恐れるに足りないのにゃあ。」
「餌をくれるから仲よくしてやってるのにゃあ。」
近すぎて撮れないよう。
やっぱ眠いのにゃあ。
おやすみなさい。