快風丸

俺の船に乗らないか。

ボストン

2009-05-25 00:00:43 | Weblog
 名古屋ボストン美術館、初めて行きました。
ゴーギャン。父と二人旅。金山方面はちょっと不安内で、行きすぎて戻ったりして、やっと駐車場に。

 コンパクトにまとまった見やすい展示でした。

 知らない、わからない、というのは、楽しむためのスパイス。絵のことはよくわからない。だから楽しめる。

 抑えた感じの色調でありながら、鮮やか。他に似たものを知らない。
不思議な色、不思議な遠近感、吸いこまれるような感覚に遊ぶ。
南国の湿気を強烈に感じる。

 都会であるパリを離れ、”野蛮人”になりたかったのだとか。

 たとえば、誰かが全く同じクオリティの絵を描いたとしてもそれは見たくもない。ゴーギャンの絵が見たい。絵が重要ではなくて、ゴーギャンの表現が重要なんだなって納得した。

 はたして”野蛮人”になれたのかな。