快風丸

俺の船に乗らないか。

やきものがかり

2020-08-03 00:15:18 | Weblog

いきものがかりのボーカルの聖恵さんが結婚するというニュースを祝福します。

とりたててこのバンドが好きでも嫌いでもなかったのだが、キョエちゃんが好き

というより心酔しているというか影響を受けている、いや、尊敬なのか、隷属とも

言えるほどウィットに富んだ、そして哀愁と満ち足りた愛情に包まれたカラスに

身を落とした天使ともいうべき、

 

ああ、言葉が追い付かない。

 

なので、今日の夕方は、やきものかがかりになるよ。

 

たこ焼きをホットプレートで、もう何年ぶりに焼いた。

3個分くらいの材料が余ったのです。

 

フライパン。

巻いてみました。

たこまき

たこ焼きの材料をフライパンに乗せて焼いて巻いてみました。

タコマキ。

天かす、ネギも入れてみました。

以上です。


hanaona

2020-06-10 00:11:40 | Weblog

 控えることのゆかしみを知らない。

ここで咲く。

散ることのわびしさを知らない。

太陽の赤い色は知らない。

黄色の花を咲く。


大月

2020-04-13 23:56:27 | Weblog

 外来語にゆだねると、とたんに風情が落ちる。

大きな月と、葉桜。

 


音の未来のために

2020-01-29 00:18:29 | Weblog

tc electronic の製品が好きなのは、構造がシンプルなところ。
例えば、BOSSなんかだと、裏ブタと本体をつなぐのは、直方体の下部分の

4済に4つのネジで止める。さらに、電池交換用にもう一つネジがある。

ところが、デンマークのこの筐体は、この従来の5ネジを一つで済ませている。

驚異の北欧デザイン。

で、これをアクリル5mmボードに組んでるのだが、この度新調したオクターバーは、

どうにもうまくいかない。

ホームセンターでピッチと長さを合わせて買ったネジで取り付けると、下記のように

どうしてもすき間が開くのだ。

締めこんでしまえば良いだろうと、素人の力任せで

グイグイと行ったなら「ピキッ」と遠慮がちなサウンドとともに5mmアクリルに

ヒビが入った時点で、まずいなと冷静になったのです。

状況を正確に把握しましょう。

オリジナルのネジは、フタの側にネジの無い部分があることに気付きました。

コレにより、電池交換で開けたときに、ネジが落ちません。

なかなか良く考えられてるなと思うのです。

しかし、このネジを外して、代替のホームセンターで買ったネジは、

当然、全体にネジが切られています。

従って、このフタ部分のネジをつぶしてツルツルにするか、もしくは、

フタのネジ部分をリーマーでバカにしてしまうか。

 

できる限り美しく止めたい。

エフェクトよりも美しさを優先したい。

これが基本の考えなのです。

エフェクターはそもそも邪道。

それを優先することは自らの美意識を否定することなのだから。

 

つづく。


義理と人情とエフェクター

2020-01-27 01:03:48 | Weblog

 たとえば、音楽に興味がなかったり、エレキギターにシビれたり、そんなことのない平凡な日々だったらとか。

そうでなければ、特別な才能に恵まれて、ガットギターですべてを表現できたとしたなら、

かつて邪道であるとさげすんだ安い機械に夢をたくすなどなかりせに。

オクターバーだけは、いつか使ってみたいと思ったのは、ローザルクセンブルグの

玉城さんが使ってたから。しかし、センスがものを言うのよね。

意を決して買ってはみたけど、ドクターミュージックのプロフェッショナリズムで作った

アクリル板のボードに、ギリギリ、収まるか否か。

前のライブでも使わなかった、ロシア製のワウを外すか。

チューナーはクリップで十分か。

そもそも、オクターバーはライブで音楽的に使えるのか、高かったけど。

理想と現実、真実と捏造、本気と遊び、似ているようで少し違う。

違えようで、よく似ている。

tc electronic の SUB'N'UP は、ギターでパイプオルガンの音が出せるのです。

邪道が蛇の道ならば、キングコブラの牙こそ道すれ。


安い食パンのサンド

2019-12-15 23:49:58 | Weblog

名古屋は食パンブームで、一斤500円とかですが、柔らかくて滑らかな

焼かずに食べたほうがおいしいとかって、どこかうさんくさいというか、

そもそも主食なんて添え物だから、それ自体がおいしいとかって、それを

求める心が、堅気の発想ではないと思う。

西友の食パンは、一斤、70円。

8枚切りを買うね。
カット野菜とシーチキンを混ぜてみるね。

で、オーブントースターで、2枚重ねて片面を焼いて、バターとワサビを

塗って、チーズのせて野菜シーチキンを和えたのハサんで、2分焼いて。

名前の無い料理ができたね。

サクサクでもカリカリでもない、がりがりボソボソなのです。

このパンの味、どこかで知ってると思ったけど、小学校の給食のパンを

石油ストーブで焼いたときの味だった。

おいしくないおいしさがしみた。

 


Spectrum

2019-12-04 00:08:37 | Weblog

 楽器を奏でるというのとは次元が違う。

音楽を作るというのとも違うと思った。

ピアノで笑い、ピアノで泣き、ピアノで遊び、ピアノで失望する。

ピアノで怒り、ピアノでのぼせ、ピアノで欲情し、ピアノで死ぬ。

新譜「Spectrum」は、全曲が色にまつわる曲なのだそう。

今日のコンサートの圧巻は、ラプソディーインブルーのアドリブパートだった。

泣いた。

そのすぐあとで、全ホールがスタンディングオベーションだった。

2列目は、表情、靴で床を踏む音、息づかい、唸るような声、全部見えた。

謙虚でとてもかわいいひろみちゃんが獣になって吠えた夜。

 

 

 

 

 


響くということ

2019-10-17 21:56:47 | Weblog

 チケットが高かったので、躊躇したが、マルタ・アルゲリッチを名古屋で見られる

機会の希少性を考えると、公演前一ヶ月半で、チケットぴあによると前から3列目が

空いているということの奇跡は金銭という価値観とは相いれるものではなかった。

 ホール全体が楽器であった。

ピアノという楽器が空間に音を放り投げると、それが立体となり、大きな具体的な

形を表しては消えた。

 時間は概念を失い、現実はその意味を倒錯した。

音が創る美しい立像だけがそこに存在した。

 あれからピアノばかりを聞いている。

美しいものはピアノ。

理路整然を超えて、無秩序を完成することを成し遂げたものが芸術なのだと思う。

 


映画の日

2019-09-01 23:22:29 | Weblog
ファーストデイは、1,100円。
土日と重なるのは、今年は3回。
1日に2本観るのは、東映まんが祭り以来か。



レオナルドとブラッド、楽しそうなポスター。
これは観たいと思ってた。しかし、すつかり忘れてたが、タランティーノ作品。
60年代のハリウッドの再現性、名優のチョイ役出演、そして俳優陣の名演技。挫折と成功。

いや、ロマンポランスキー、シャロンテートと聞いて、アッと思ったのだよ。
そして炸裂するクェンティン節。
最近、アンパンマンが暴力的とかのたまう御仁にこそ観ていただきたいものですな。
どんな極限の暴力でも、所詮は寓話であり、つくりもの。ホンモノは、ヤバいので、せめて映画で勉強すべきだな。



監督がボヘミアンラプソディーの人で、ミュージカルと聞いて俄然興味が湧いた。
エルトンは、あまりに曲が歌が綺麗で、奇抜なファッション、奇天烈なメガネ。
ロックというより、ポップスなので、傾倒しなかった。
しかし、歌詞にやられた。
音楽映画というより、ある人生の話だと思った。
大人になれなかった不幸で孤独な成功者。最も悲しい切ない物語だった。

九州の片田舎は、今は映画館もだいぶ昔に閉じた。都会より半年遅れていつも3本立て。
最後に2本以上を1日で観たのは、東映まんが祭りじゃないな。
グリズリー、グレートハンティング、オーメンかな。
いや、高校の時、日活ロマンポルノだな。

映画って本当に素晴らしいものですね。
ごきげんよう。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。


元橋たいぞうワンマン@高蔵寺花音

2018-12-22 23:16:31 | Weblog
最初で最後のワンマンとのこと。

https://youtu.be/q6UhFcfLeKA

良い夜だった。