*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

D-HAUSレポート☆2~ルイジ・コラーニ来場!

2005-11-05 23:12:41 | ◆D-HAUSレポート(終了分)
今のドイツを体感しに行こう!D-HAUS、開催中!!
ミスチルライブ『IU』@大阪ドームまで、あと7日!!


 ルイジ・コラーニ氏と、氏がデザインしたピアノ、「ペガサス」。詳細は、文章中にて。

今日も、D-HAUS、現地の様子の紹介です

・今日は、比較的お昼もゆっくりとしたお客さんの入りだったかな。今日はイベントが夕方~夜にかけていくつかあるので、それに合わせてお客さんの出入りが変動するかも…。そう、今日は、ドイツの工業デザイナー、ルイジ・コラーニ氏が来るンだからっ(^-^*)

・昨日のブログで紹介したDIDを 経験したあとの今日は、白杖もった盲目のスタッフの方を見かけると、そのつど自然に声をかけるようになっている。あ、助けなきゃ、では決してなくて、ご く、自然に、当たり前に。今日も朝、女性の方に、どちらまで行かれますか?ときいてからトイレに案内して、その途中で「いい天気ですね」って先に言われて しまったり、あとは、人混みにちょっと戸惑っていた方もいたので、声をかけたら、やはりざわざわした中だと距離感がつかみにくいという話をきいたり、コ ミュニケーションを楽しめた昨日のDIDを体験したことによって、盲目の方たちを見かけたときの、声かけようかどうしようかの戸惑いや抵抗がいっさいなくなっていることに気づいた。

・60代くらいの女性のお客さんで、マイセンが目的で来た方と少しお話をした。D-HAUSには、マイセンの展示コーナーもあって、そこに併設されてるカ フェではマイセンのカップでコーヒーや紅茶、軽食が楽しめる。その方は焼き物が好きでいろんな美術館・展覧会をめぐっているということで、今回も受付を 通ってすぐに、そのマイセンカフェへと入って行った。そして後で見かけたときに声をかけてきいてみたんだけど、大好きなマイセンの展示物に囲まれてコー ヒーがゆっくり飲めて、とてもいい雰囲気だった、とおっしゃっていた。ホントにすごく楽しそうにその方がお話してくれて、なんだかあたしもとっても嬉しく なってしまった(笑)。

・受付けしていたら、噂の()コラーニ氏、フツーに登場っ白 いズボンに白いジャケット、中に着たセーターも白のVネックで、V字にそって赤と紺のラインが入ったオシャレなスタイル。グラサンもかけちゃって、ただで さえ外国人ってだけで目立つのにそんな格好だったから、オーラぷんぷん、だった。後で講演聴きにいくんだぁ~。('-'。)(。'-')。ワクワク


●ルイジ・コラーニ氏が語る、デザイン

はい、ちゃっかり講演会、潜入してきました(笑)。やはりコラーニファンの人たちが今日はけっこう来場していて、受付で会場を聞かれることもたびたびあった。
最初、コラーニ氏の手がけたデザインの紹介映像をみて、そのあとはひたすら質問タイム。
出身が科学者?なのか、簡単な質問に答えるにも、その前提となる科学的な説明をまずする…本人も、「簡単な質問なのにこんな長くてごめんなさいね、ではこっからが答えです」みたいなことを言っていた(笑)。科学的な根拠のあるデザインなんだねぇ
いろんな質問がでて、その都度、今コラーニ氏がもってる携帯のデザイン案やら宇宙船の話、イスの話、「人間の身体を作り変えられるとしたらどこをどうしま すか?」というユニークな質問に対しては、背骨を中心としたデザインがまず失敗、と言い放ち、これは四本足で這って歩く動物のためのデザインであって、2 本の足で立つ人間むきではない、両肩から腰にむけて2本の骨で支えるデザインにすれば、動きもいろいろ自由度があるし、背骨を圧迫することもない、と言っ ていた。
あとはやはり、実際に展示されているコラーニ氏デザインのピアノ、「ペガサス」についての話がおもしろかった。

 コラーニ氏が一番興味をもっている楽器が、バイオリン。これは、バイオリンは一番体に近く、弦にも実際に触れて演奏する楽器だから。
しかし、ピアノは、鍵盤には触るけれども、どうもその楽器と人との距離感がある楽器。そこで、この距離感を解消すべく、一体化をめざしたデザイン、ということでできたのが、このペガサス。
なるほどぉ、たしかに、演奏者はピアノに包まれたような感じで演奏するかたちになる。実際にそうすることで、ひく人にとっては音響効果、もあるらしぃ。ヽ(*'0'*)ツオー!!

コラーニ氏は、とっても愉快な、そしてやはりアーティスティックでサイエンスな方だった。
コラーニさんは用意されていた大きい紙のキャンバスにさらさら~っとマジックを走らせ、図解しつつ考えを説明していたあたり、とても芸術を感じたし、通訳の方を通しての講演だったけど、コラーニさんは始終、絵を描きながら効果音を自分で出していてお茶目だった(笑)。

そんなカンジで、今日も貴重な体験をしました
そんなステキなD-HAUS、今月23日までです。まだなら。早くっ


◆HP: http://www.d-haus.jp/◆D-Haus  ~2005年11月23日(水)まで ◆旧自治大学校キャンパス(東京メトロ日比谷線・広尾駅1番出口から徒歩5分) ◆入場料(1ドリンク付):一般1300円 / 小・中学生700円 --前売り有。それぞれ1000円/500円。◆質問があれば、メールにてどぅぞE-mail: junkointhemood@mail.goo.ne.jp

最新の画像もっと見る