北海道なのだから、やっぱり牧場ははずせない
ということで、北海道旅行最後に、ノーザンホースパークへ行きました。
ノーザンホースパークへは、新千歳空港から無料送迎バスが出ている。
数ある牧場のなかからなぜここにしたかとゆぅと、送迎バスが便利だったこともあるのだけど、日曜日に札幌競馬場へいったときにちょうど、入場料無料券を配布していたから。 通常入場料は500円だけど、これでも十分に安いと思う。
10時すぎにパークについて真っ先に向かったのは、調教見学台。隣接するノーザンファーム空港牧場の、直線1,500mの調教コースがのぞき見できる、なんともステキな台。
しかし、牧場の都合はパークには一切入ってこないということで、いつ調教やるのかはわからない状態。だから、ひたすら待ちぼうけ。
それでも運良く、20分くらいいた間に数頭が目の前を駆け抜けてゆくのが見られた。
馬が駆けてゆく音も間近に、臨場感たっぷり。
こちらはこれから調教コースに向かうのか、はたまた調教後のクールダウンか、木の間の道をトコトコ歩いていく馬たち。白樺と馬って、合うなぁ。
園内は、とっても広々。
なんと、今頃あじさいが満開だった! 関東では、あじさいが終わってから夏、なんだけれど、ここではあじさいは夏の花、なのかしら…?
ノーザンホースパークのひとつの目玉、それは厩舎を自由に見学できること。聞いたことのある名馬もけっこういて、中でも名物は、トウカイポイント。
ここ数年で競馬ファンになった私は、残念ながら彼の現役時代を知らないのだけどね。 あとは、ヒカルユアハートなんて、つい最近まで走ってなかったっけ?ってような馬までいて、そういった馬はさすがに乗馬クラブにいる馬とは違って、しまったキレイな馬体をしていた。
競走馬でおなじみサラブレッドのほかにも、いろんな種類の馬が厩舎にはいたのだけど、見たこともないほどでっかい馬がいてびっくりした! ニュージーランド産のクライスディール種という馬なんて、ホント、サラブレッドの1.5倍くらいガッシリしていた。あんなでかいの、怖くて乗りたいと思えない。畑仕事などによく使われていたお馬なんだって。
このほか、ポニーがいるところや、体験乗馬ができるところなど、馬とのふれあいが楽しめます。パターゴルフやテニスコートなんかがあったり、いろんな花が植えられたガーデンもあって(ラベンダーも植えられていて、咲いてなかったけれどもとてもいい香りが漂っていた)、馬以外でも立派なレジャースポットとして過ごせるところ。
広い園内は、レンタル自転車や、ゴルフのカートなんかで楽に回れる。
ホースギャラリーという一角があって、そこには数多くの名馬を輩出しているノーザンファームならではの逸品がたくさん展示されている。
こちらは、ディープインパクトがこれまで成し遂げた、五冠分のトロフィーと盾っ。 右の画像が、ダービートロフィー。
ほかにも、名牝アドマイヤグルーヴや、つい先日若くして亡くなってしまったラインクラフトの栄光の証なども飾られていた。
展示を見ていくにつれ、キングカメハメハやアドマイヤドン、あんな馬もこんな馬も!?、ホント、ノーザンファームありがとーって思った。
お昼ごはんは、園内にあるK's Gardenというレストランで。
チキンが、北海道の形に見えたから、思わず激写(笑)。 ジャガイモも、しっとりしていてとってもおいしかったなぁ~。
北海道にいるというたっぷりの偏見から、やっぱり食べるものからはは「大地の恵み」という言葉が思い浮かぶ。本当に、いろんなものがおいしぃ。
北海道最終日にして初めて目にした、北海道らしい光景。 開けた大地に、木が、林というまとまった形じゃなく、一列に立ち並んでいるあたりに北海道らしさを感じるのは、なんなんだろぉ…。
牧草地を、馬の群れがドドドドドーっていう音と共に一斉に走っていくのをみて、ちょっぴり感動した。競馬ですんごい剣幕で走っているのでもなく、乗馬でチンタラ走らされているのでもなく、ナチュラルに走る馬の群れを初めてみた。
ノーザンホースパーク、緑が多くて、ゆったりとした時間がすごせる、とってもマイナスイオンなレジャースポットでした。