JR京都駅から奈良線で20分ほど、
源氏物語ゆかりの地、宇治へ行きました。…っつっても、かれこれ1週間以上たつけどね…
源氏物語の街ともなれば、商店街だってかなり味のある雰囲気。
お茶屋さんが多いのを見て、そうか、宇治といえば宇治茶か、と気づく。そういや、駅前にあった郵便ポストが茶壷をかたどったものだった(笑)。
商店街に、たまにこんなちっちゃいベンチを発見。
その名も「ほっこり椅子」。ためしにお母さんと一緒に腰かけてみた。 …ら、なんとなく、ほっこり とした。 (笑)
宇治で立ち寄ったのは、平等院。
ここ、平等院敷地内にある鳳凰堂は世界遺産に登録されている建造物で、10円玉にも描かれている。その全景は、正面からはとてもじゃないけどフレームに収まりきらなかった。
こういった歴史漂う建物は、池とか松がとっても似合う、と思う。
そして あたしがこの旅行で惚れたもの、それが、鳳凰堂の屋根にそびえ立っていた鳳凰!
ピンと背筋はって、威嚇するように両翼を広げて堂々としている姿。でも、尻尾のカンジとかは、しなやかなの。超かっこいい。
遠くて近づけないあたりも、その憧れのような気持ちを助長していると思った。
敷地内の展示館に、この鳳凰の実物大のレプリカがあったのだけど、とても昔に作られた風ではない、すごく凛々しい顔をしていてビックリだった。 胴、頭、翼、足部それぞれを鋳造して、鋲留めして造られたらしく、その継ぎ目には釘の頭が見られて、メカのようであったところが、またかっこいいポイント。
なんとこの鳳凰も、新一万円札に描かれていますょ。よく見ると、ちゃんと羽の付け根なんかが鋲止めされててメカっぽいので、その辺り今一万円札あったら、確認しよぅ!(笑)
しかし、10円玉といい一万円札といい、ふたつもこの鳳凰堂がモチーフになっているなんて…占有率高しっ!
平等院を出たあとは、ゆっくり宇治の街をお散歩。
源氏物語自体、詳細は正直あまりよくわからないけれど、イメージで知ってる限りで、たしかにこの街のカンジなのだな、と思った。大きな川や、そこにかかる赤い橋、柳なんかがとっても雰囲気がある。
こんなトコロに朝霧なんかかかったら、まるで源氏物語の世界じゃんっ。←よく知らないくせに…。
紫式部いた。
散歩途中で立ち寄った地元のカフェや、商店街のお店。それぞれお店の人たちが気さくに話しかけてくれて、とっても温かい雰囲気がよかった。訛りのカンジもとってもやさしくって。
宇治、とってもいいところだった、本当に!
また、ぜひ、絶対に訪れたい街だと思う。