*ハッピーとラッキーのあいだ。

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ゴミの分別について。その2

2006-06-13 21:49:17 | ECOnscious
昨日の続きです。

昨日は、ゴミは燃えるゴミであっても最終的には埋め立てられていて、埋立地がもうなくなってきている、そしてここ数年でゴミを減らすために資源化できるものを分別収集する動きが自治体でもおこなわれていて、って話をしました。
…超かいつまむとこんなカンジです(笑)。

それで、あたしの住む市のゴミの分別を調べたところ、 平成14年10月から、それまでは5分別でしかなかったゴミの分類が、→12分別に増えていた w(゜ロ゜;)wナントッ!!
今まで「燃えるゴミ」と一括りにしていたのものを、細かく資源別に回収する、という取り組み。
知らなかっただけに、かなり驚いた。えらいじゃんっ。

そしてさらにびっくりしたのが、新しいゴミの分類として、「プラスチック製容器包装類」というのがあったこと!
な、なにそれ!?…

つまり、ペットボトルをはじめ、食材のトレイやシャンプーなんかの容器など、「プラスチック製容器包装類のマーク」
(  ←これ)がある包装容器に関しては、「プラスチック製容器包装用」の指定袋で、資源ごみとして出すということのよう…。
あのプラマーク、日常目にするけれどあまり気にしたことはなかった。
あれが、資源となる目印であったとは
しかも、指定袋? そんなの見たことないけど…あるのん??

そういう意識で見ると、手にするものほとんどすべてにプラマークがついている。
ペットボトルのラベルにだって、プラマークの横に「キャップ、ラベル」と書いてあるので、今まではペットボトル本体はリサイクル、キャップとラベルは剥がして燃えるゴミ、としていたけれど、市川市の分別に合わせると、キャップとラベルは「容器包装」の資源ということになる。
スナック類の包装パッケージも、今までフツーに燃えるゴミにポイしてたけど、あれにもちゃんとプラマークがさりげなくあって、個別包装のものについては外箱や商品単位のパッケージにプラマークの表示があって、「外装、個装共にプラマークの資源ごみ対象ですよぉ」、と知らせてくれている。
知らなかった…。こんなにわかりやすく、リサイクルの下地はできていたのにね…

でも、職場がある新宿区では、このプラマークのプラスチック製容器包装類は、燃えないゴミ、なのだそうだ。
…なんだか複雑。家ではちゃんと資源として分別してんのに、会社だと燃えないゴミに捨てちゃうなんて。


さらに、リサイクルマークのひとつとして、プラマーク以外に「紙製容器包装」のマークもあって、(  )これも、そういえばパッケージによく見るマーク。
たとえば、お菓子の箱パッケージとかティッシュの箱、デパートの包装紙なんかが、紙製容器包装としてリサイクルの対象となるらしぃ。
燃えるゴミの中の「紙」を、さらに資源になるものとそうでないものとを分別するなんて…すごいっ。 あたしの住む市では、まださすがにそこまでの分別はやっていない。
けど、武豊町(ジョッキーの武豊、ではないので注意)とか姫路市なんかでは、これまで「燃えるゴミ」として一括りだったところを、「プラマークのもの」「紙マークのもの」「その他燃えるゴミ」という3分別として回収を呼びかけているみたぃ、すごい!
どこまで、地域住民にこれが浸透していて、どのくらいの成果があがっているのかな…。


家庭ゴミの60%が、プラスチックの容器包装だという。
容器包装の定義としては、「中身を使った後、いらなくなるプラスチックの容器や包装」。
たしかに、よくゴミ箱に捨てるものといえば、何かの包装のビニールだったり、パッケージだったりする。卵のパックだったり、トレイだったり、ボトルのフタだったり...。
この60%を、ゴミとしてではなく、資源として考えて、ちゃんと分別して出せば、ゴミだってぐんと減る。
少なくともあたしの住む地域では、そうしてゴミを減らそうとしているのだから、それに協力しないわけにはいかない。

たしかにあたしの意識が低かったこともあるけれど、そんな分別が細分化されてたこと、全っ然知らなかった。
でも、昨日さっそくマツキヨに行ったら、ひっそりと、「プラスチック容器包装専用のゴミ袋」、売ってました。 普段、市指定の「燃えるゴミ用」の袋は安売りになってたりして店頭に置いてあるのに、こんなの、見たこともなかったょ。
こういうのこそ、目立つところにおいて注意を喚起すればいいのに…


今、わりと地方自治体でも、HPをきちんともっていて、ゴミの分別に関しても詳しく説明していたりする。
なんだか知ることが「めんどくさい」気だけがしてしまっていて、なかなか見る気はしなかったけれど、でもいざやってみたら、簡単なことだった。 全然、めんどうなんかじゃなかった。
むしろ、そこから先の行動の方が、面倒かもしれない。実際に分別すること
けど、やろうと思う。 し、もうすでに、必ずパッケージなんかは「プラマーク」を確認してしまう。
前述のとおり、ゴミの60%が容器包装なんだから、消費した製品のパッケージなんかには、基本プラマークがついていることになる。だから、きっとこれもそうだろうな、と思いながら、そのマークを探す →見つける →「プラスチック製容器包装類」として分別
ちなみに、今ハマッている「かにかま」だって、棒状のかにかま1本ずつそれぞれについている薄いフィルムもプラマーク対象と外パッケージに書いてあったので、きちんと分別しています。さっきも、した(笑)。


ひとりでもふたりでも、これを読んでちょっとでもゴミのことを考えて気にとめてくれるようになったら、嬉しいと思います。

まずは、今のゴミの分別について自信がなかったら、自分の住む町のHPで、分別について確認してみたらいいかも。
意外と、変わっているかも…ょ?





みんなに読んでほしぃ、ゴミの分別について。

2006-06-12 21:30:39 | ECOnscious
今日は、あえて正面から、マジにいきます。

「環境問題」とか「リサイクル」なんて、もはやずっと言われ続けていることだし、 「ペットボトルやビン、カンといったものは“資源”であって、ゴミとは 別」という認識も、すでにちゃんとある。
あたしもペットボトルのリサイクルはするし、買い物では無駄にビニール袋をもらわない、なんてことをして、必要最低限のなんとなく「エコ」気分でいたけれど、 でもゴミの分別の細かいことまでは、あまり意識していなかった。


先週仕事で手がけたサイトが、ゴミの運搬業者のもので、現状を知れば知るほどに、ちょっとマジめにゴミ分別のことを考えなきゃ、と思うようになった。
これまで誰にも何も言われないから、ただ漠然とナアナアにしていたことも、そのままじゃいけない気がしてきたし、実際に調べたら、本当にこれまで自分は大雑把にしか理解してなかったことを知った。

なので、このページを読んでくれた人にとっても、もし知らないことだったとしたら、少しでも何か感じてほしぃなと思って、ちょっとマジなテーマを今日はとりあげてみます。


まずは、一般的なゴミの話から。
家庭からでる一般廃棄物は普段、指定された日に各々がゴミ置き場に出して、それを自治体が回収する。
そして、燃えるゴミは焼却燃えないゴミは破砕(はさい)処理。
自治体ごとの取組みなので、ゴミの分類も多少変わってくる。これが厄介なポイントで、あの市では燃えるゴミなのに、他の地域では燃えないゴミ扱い、ということも多々ある。
統一しちゃえばいいのにぃ、とも思うけれど、自治体が所有する焼却炉の精度の問題で、これは仕方がないことらしぃ
まぁそこでキレてても仕方がないので、ここはあきらめよう(笑)。

ここまでは、いいんだけど。
ただ、その先のことを、あたしは考えたことがなかった。
燃えるゴミは、焼却される。でも結局その後は、埋め立てられる
たしかに、燃えるゴミを燃やしたからって全部が消えてなくなるわけではないから、よく考えたら当然の流れかもしれないけれど、そこまではっきり意識したことなんて、なかった。
だから、自治体での焼却処理は結局は「中間処理」であって、 最終処分としては、燃えるゴミだって埋め立てられるということが、現実として認識できた。

そうなると、埋め立てる場所に限りがあるだろうことは容易に想像がつく。
現に、埋立地の容量を示す「残余年数」とやらは、全国平均で8年をきっているのだとか…。
首都圏に限ると、3年だとか5年だとか、とにかく、もう埋める場所がない!! 、ということなんです。

そこで近年では、少しでもゴミを減らすように、資源として利用できるものはなるべく活用する方向で、各自治体も取り組んでいる。
だから、ここ数年で結構、各自治体のゴミの分類も細分化されている流れがある。
「混ぜればゴミ、分ければ資源」。そう、ごもっとも

ここで大切なのは、あたし達にも「役割分担」がある、ということ。
あたし達消費者→分別排出
自治体→分別収集
パッケージを使う企業→再商品化に必要な費用をだす(その資金で、リサイクル会社が燃料にしたり、資材にしたり、パッケージに再現したりする)

この三位一体が重要だと改めて知って、あたしが一消費者としてできることは、まず自分が住む地区が取り組んでいる分別収集をきちんと知って、それに協力することだ、と思った。

今まで、「資源物」としておなじみのビン、カン、ペットボトルなど、簡単なリサイクルは気にはかけていたけれど、ゴミの分別については、わりとテキトーなところがあったので、これを機にあたしの住む市のものをきちんと知ろうと思えた。
そして調べたら、正直、唖然としました。
いかに今まで大雑把だったか…。
知らなかったこと、無関心だったことが多すぎた…
ここ数年であたしの住む市が、ゴミの資源化をめざして分別を細分化したことを知らなかったので、あたしの知識が時代遅れだったことを知りました。
そして、ちゃんとやろう、って、固く思った。


…って、マジめに書き出したら、ここまでですでに長くなってしまったので、
…続きは明日にします