久しぶりにブログを書きます。
この間に以前から使っていたペンタックスの液晶が圧死したため、代わりのカメラをもらって初投稿ですね。
今回は先月メーター走行距離が50000キロを超えたTZRのブレーキ周りを一気に交換しました。
まずはリアブレーキ。
以前からキャリパー清掃をするたびにパッドピンのこの部分の摩耗が気になっていたので交換。
ちなみに今まで交換しなかったのは、ヤマハのWEB版パーツマニュアルでパッドピンを見つけられなかっただけという間抜けな理由から。
パッドは金パッドを使用しているためか、それともTZRが軽いためかリアをガンガン使う産廃にしてはあんまり減っていませんでした。
リアキャリパーはこの後洗剤水とナイロンブラシでブレーキダストを洗浄し、シリコングリスを使いながら揉み出しを行いました。
続いてえげつない色になったブレーキフルードを交換。
2年ほどそのままだったうえに、引っ越し先(山梨)の立地からよく峠に行くようになったのがとどめを刺したか。
続いてフロント周りをばらしていきます。
産廃のTZRは前オーナーの手によってローターがフルフローティング化されています。
以前から取り回し時にガリガリと音を立てたり円周方向のガタがすごかったりしていたので気にはなっていたのですが、このフローティングピンが1万円以上なので二の足を踏んでいました。
ですが車体購入から25000キロ以上走ったのでいい加減交換します。
Eリング脱着工具を持っていなかったので、口側からラジペンで開くように押し出し。組立時はプライヤーに布をかませてEリングを取り付け。
ちなみに取り外し時は順番に外していったため、ラスト3個はEリングを外さずにインナーローターとアウターローターが分離できました。
ばらしてみて愕然。当たり前ですがおそらくアルミ製でアウターに比べて弱いインナーローターのほうがピンとの接触に負けて摩耗し、若干径が太くなっています。
次回はローターごと交換だろうか?ローター厚はそれほど減っていないので悲しい。
新品のピンとこれまでのピンの比較。
以前のものもアルミ製のピンだった模様。根っこ側が目に見えて摩耗していますね。整備後ノギスで測ってみたら直径13.8ミリの新品に対して13.45ミリ程度になっていました。
組立はばらす時とは違い対角で組みました。
まあ最初の2か所が取り付けられればインナーとアウターがバラバラになることはなかったのですが……。
もちろんローターをホイールに組み付ける際はネジロックを塗布、対角締めをしました。
続いてフロントもキャリパー洗浄、揉み出しとパッド、フルードの交換を。
今回は左キャリパ―のパッドが先に無くなってしまったので、左のみパッド交換をしました。
右が赤パッドなので交換するパッドも赤パッド(これにより以前誤購入したフロント用金パッドの出番がさらに遠のいた)
なんだかんだで産廃のマシンはフロントの赤パッド率が高いです。900Rは重いので次回も金パッドの予定(900Rは車検時に交換していないパッドよりタイヤのほうが先に無くなりそうですが)
ついでにタッピングビスでやられて馬鹿になっていたエアクリボックスのネジ穴を回復させようとゼリー状瞬着やエポパテを試してみましたがどちらも失敗。
後日おにYから鬼目ナットをインサートしては?と言われ検討中です。
この日はパテの感想を待ったりしていたのもありましたが丸1日整備整備していただけで終わってしまいました。
作業時間はおおむね8時間ほど?昼飯も食っていませんでしたし。
片づけもそこそこに本栖へシェイクダウンに行きました。
中指1本で十分すぎるほど効くTZRのブレーキフィーリングへと回復。でももうちょっとカックン効きじゃない方がコントロールしやすくて攻めやすいんだがなぁ。マスターシリンダーを交換する金なんてないんですが……。
ちなみにこの後リアキャリパーの締め付け不足でリアのキャリパーボルトを1本落してきました。
ローターもフロントキャリパーも2重チェックしていたのですが、リアは前後リフトしていた時弄っていたため強く絞められず、下したした後本締めするのを忘れていました。猛省。
今後ともよろしくお願いします。
ブレーキオイルの香ばしそうな色は なかなかですな…( ̄▽ ̄)
峠が近所なんて最高のシチュエーション!!!!
行き着いた 場所が 富士山なんて 何とも羨ましい!
チョットコンビニまでの道のりが 峠道…どんだけだよ〜!笑
しっかりメンテで、楽しいドライブを!!!!
攻め過ぎ注意!!!!