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2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

NSR50 フロントフォーク交換

2019-09-15 23:07:12 | NSR50
 
また間が空いてしまいました
今回はNチビのフロントフォーク入れ替え修理編です
もともとついていたフォークは完全に終わっていたため、職場の先輩からもらっていたフレームについていた錆無しインナーチューブを用いて2コイチにします
 
 
トップボルトを緩めてスプリングを抜き、
 
 
 
灯油をぶち込んでストロークさせ古いフォークオイルを洗い流します
 
 
 
 
オイルシールのストップリングを抜いて
 
 
ロックピースを固定しているボルトも抜いてインナーチューブを引っこ抜きます
 
 
ちなみに今回用いたフォークは前期用なのですが、オイル通路に加工が入っていました
前期型用のフォークは減衰が効かないとのうわさなので、職場の先輩は流路を溶接埋めした後に新規で穴を空けたのかな?
 
 
 
オイルシールを養生したタイヤレバーで外します
事前に捨てるフォークで練習したのでこれくらい養生しないとシールがはまる面に傷を入れてしまうことを確認済み
 
 
 
無事抜けましたがこの中古フォークすでに傷入ってましたwww
 
 
オイルシールを組みます
あ、このフォークシール、以前親父のCBXのフォークに嵌らなかった型番のやつだ!
ちなみに交換当時は新品で購入できたCBX250S用のフォークシールは廃番となってしまったようです
 
 
内側と外側にシリコングリスを塗り、
 
 
 
ラップで養生したインナーチューブに挿入します
 
 
 
オイルロックピースを固定するボルトにはネジロックの指示がありますので塗布
きちっとトルクレンチで締めています
 
 
 
オイルシールをアウターチューブに挿入
塩ビ管でやる方法もありますが、経験上自作ツール<<<越えられない壁<<<SSTなので産廃は工具に惜しみなく投資します
 
 
計量してフォークオイルを注入
 
 
フォークオイルはホンダ純正、指定粘度の物を使用
まずはノーマルベストから
 
 
 
油面はスケールでチェック
初回は間違えて先にスプリングを入れてしまい測り直す羽目になる痛恨のミス
 
 
お次はダストシール挿n……
親父「写真撮れないから一回手止めて!!」
 
 
 
ダストシールを挿入します
 
 
フォーク交換に合わせ、ハンドルをフルロックするとメーター等と干渉していたハリケーンのセパハンから純正後期用ハンドルに交換します
 
 
ジャッキ上で不安定な状態になるNチビ
一回落としかけました
 
 
無事完成
インナーチューブの加工によるものか、フォークの減衰はいい感じかと思います
少なくともスプリングが片方しか入っていなかったYSRから比べれば雲泥の差です

NSR50 キャブ内装品交換、エアクリボックス装着

2019-08-04 22:40:50 | NSR50

間が空いてしまいました

現在3番機用Nチビはとりあえずナンバーが取れるところまで行っており、記事が取り残されている状況です

問題は3番機がいまだに免許所得していないということですが……(月曜日に受験した結果39点で落ちてきたらしい)

キャブは会社の先輩から頂いたレース用エンジンについていたものを使用しました

ガソリンが抜かれていたので特に掃除の必要はありませんでした

写真は無いですが内装品はキースターのセットを使用しています

町乗り仕様でファンネルはちょっと……と思いエアクリボックスもオクで購入

当然というかフィルター本体はグズグズに崩壊していたため、新品のフィルターを入れています

箱の中の崩壊したフィルターだったものが見えるでしょうか

この後、中後期型用の純正アップチャンバーも導入し、セット出しを行いました

この辺りは自分で弄りながら撮っているのでろくに画像が無いですね……


NSR50 ジャンク車両購入、各部チェック

2019-05-20 00:10:16 | NSR50

 

昨年の11月、3番機こと末の弟が16になり免許所得できるようになったので車両を用意することにしました

今回の車両はNSR50で、選んだ理由としては3番機の原付練習後に引き取り直して遊べそうと思ったこと、会社の先輩からサス付きのフレーム(書無し)とレース用エンジンをもらっていた事があります

購入価格は車両のみで8万円、しばらくは町乗り車両のため、書付きでなおかつサイドスタンドの根元がカットされていないことが条件でした

ヤ〇オクの商品説明でも灯火類全滅、エンジンが何とかかかるのみで、写真で見てもわかるボロでした

まあ丸々イチから整備できる教材になるかなという気持ちで特に後悔もなく名古屋あたりまで引き取りに……

購入後はエンジンがかかることを確認したのち、山梨は真冬の整備がとてもつらいので放置していたのですが3月辺りからちまちまと手を入れ始めました

今回はその初日、全体の確認をしていた時のまとめです

 

 

白飛びしてしまっていますが、全体像です

写真の10倍は汚いと思ってください

 

 

まずはインナーチューブ

長期間雨ざらしで放置されていたらしく錆が浮いています

オイル漏れを起こしている上、ストローク部分に錆がかかっているため使用不可です

 

 

フレームはアップタイプのサイレンサーステーも付いていない87or88あたりの最前期型ですが、フォークやステム周りは後期化されていました

キーはイタズラされたらしくぐちゃぐちゃです

前オーナーは勝手にキーが抜けるのでエンジンかけた後ポケットに入れていたそう

 

 

ハリケーンの可変ハンドルが付いていましたが、フルロックさせるとメーターとレバーが干渉しています

危ないのでさっさとノーマルハンドルにすることを決定

 

 

スピードメーターにはいつのオーナーかはわかりませんが購入時の距離がテプラで貼ってありました

文字盤には小僧っぽいスピードメーターシールが貼ってあります

産廃的にはみっともないので嫌いなのですが……

 

 

キタコの水温系がホムセンステーでつけてありましたが、固定が甘く振動でやられたのか針がぶっ飛んでます

 

 

ホムセンステーを外したら防振用のゴムが各メーターで1つずつ足りません

メーターは振動に弱いからきちんとラバーマウントするべきだろうが!とツッコミを入れていました

 

 

グリップはゴムが完全に死んでいて、触ると手にべったりくっついてくる始末でした

 

 

明らかに純正ではないラジエーターが付いています

NSR50は冷却が弱く、飛ばしているとすぐに水温警告灯が点いてしまうらしいですね

 

 

割り込みで水温センサーが付いていましたが、もともとついていたラジエーターキャップが宙に浮いているなどいろいろアレです

灯火類が全滅しているので、とりあえず導通チェックのためハーネスは車体からはぐってしまいました

 

 

キタコの水温系や他車種流用のラジエーターを取り外そうと水を抜いたら錆色の液体が出てきました

ナンバー取ったらラジエーター洗浄剤を入れたほうがよさそうです

 

 

左右ステップはプレートでバック&アップになっています

チェンジペダルは曲げ直して元通りっぽくなりましたが、ブレーキ側は同じように曲げ直せるかちょっと怪しいです

 

 

この車両のイタズラ歴?それともコース走行して派手に吹っ飛んだのか?のひん曲がったハンドルストッパー周り

コース走行用に使っていたなら電装系やオイルポンプ等が付けたままで中途半端、しかしフロントの後期化、エアクリレスのファンネル仕様などになっているという変な仕様です

レーサー上がりの車両を売るときに最低限公道を走れるようにしたとか?

 

 

盗難未遂履歴の証明として、ハンドルロックのツメが削れ、ひん曲がっています

この時点ではハンドルロックにキーシリンダーを回していても、引っ掛かりはするが左右にハンドルが切れてしまう状態でした

 

この日のチェックで方向性としてとりあえずノーマル戻し、手に入る純正部品は可能な限り新品で購入して綺麗にしていくことに決定

エンジンはとりあえず異音等が発生していなかったため、キャブの内部部品を交換するだけで様子見です