21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2024.All rights reserved.●Since2008.
  

■5月の歳時記&花心

2024-05-01 | ●歳時記2)
🔵「花鳥風月」もとは禅語である。季節ごとに無心の花が咲き誇り、鳥が歌う。風がなびき月が照る。想像しただけで,静かな平和な情景が浮かんでくる。中でも自然に咲く花が最高。だが住まいを飾る季節の切り花や盛花も悪くない。 🔵去る4月29日は、「昭和の日」だった。戦後79年経ったいま,私達は昭和の戦争を戦い抜いた先人達の犠牲のお陰で、いま季節の花を愛で、平和に浸る事が出来ている。しかし残念ながら今の日本には、この平和をもたらした昭和の戦争を知らない人達が殆どだ。🔵「家は焼けても心は焼けぬ。糞! 鬼畜ルメーに負けてなるか、起て!日本人!」 敗戦約3ヶ月前の昭和20年5月,当時、東京,新宿駅前に住む作家,山田風太郎の渾身の著作「暮らしの記録、戦中派不戦日記」の一文である。米軍何百機と言うB29の東京来襲で日毎、焼き尽くされていく。そんな中でも、「心は焼けぬ」と言いきる執念は凄い。そしてその約3ヶ月後、残念な敗戦。あれから79年が経つ。🔵戦争を知らない殆どの国民は、いま当然の事のように平和を満喫している。 「花と戦争」この二律背反的なギャップをどう理解したらいいのか、それがいま問われている。(Yama)  ●山田池菖蒲園の全ての撮影(Jtiro) . . . 本文を読む
コメント