MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

蠟梅(ろうばい)が咲き始めた

2015年12月22日 | Weblog
これは、蠟梅(ろうばい)科、ロウバイ属の蠟梅(ろうばい)という花である。この蠟梅(ろうばい)の開花時期は、12/25 ~ 翌 3/15頃、普通、お正月頃から咲き出す花であるが、早くも咲き始めたのである。この蠟梅は、花の少ない季節に咲くのでうれしい花である。しかも、とてもよい香り野する花である。これは、中国が原産で、日本には17世紀頃に渡来したという。
この花のネーミングは、蠟細工のような梅に似た花から「蠟梅」の名になったらしい。また、臘月(ろうげつ陰暦の12月)に梅に似た花を咲かせるところから、とも。よく見られるのは蠟梅のうちの「素心蠟梅(そしんろうばい)」花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴。ふつうの「蠟梅」は 内側がちょっと赤っぽい。1月27日の誕生花 花言葉は「先導、先見」



  今日の誕生日の花:ポインセチア   花言葉:博愛、祝福

  今日の一句:待つといふ静寂をポインセチアの灯   上田日差子

  今日の一首:ポインセチアの赤より赤い服を着て花屋の小女の笑顔よろしき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ヒマラヤ雪ノ下の花

2015年12月20日 | Weblog
これは、雪の下(ゆきのした)科、ベルゲニア属のヒマラヤ雪ノ下の花である。此の花の開花時期は、12/15 ~ 翌 4/20頃というから、今頃から咲き始めるようだ。此の花は、名前の通りヒマラヤ地方の原産で、明治初期に我が国に渡来したという。ヒマラヤ雪ノ下の花は、きれいなピンク色の花で長い間咲き続けるそうである。此の花は、暑さ寒さに強いが湿気を嫌うらしい。そして、林下や岩の間で生育する。
この雪の下は、葉は革質で固い。それは、葉や茎にタンニンを多く含むからである。ロシアでは、このタンニンを製革用に使用しているらしい。何年たっても草姿が乱れないので、園芸品種として人気がある。



  今日の誕生日の花:ケヤキ   花言葉:重厚

  今日の一首:村を守る藁の大蛇をからませて天にそびゆる欅の大樹  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

山黄櫨(やまはぜ)の紅葉 

2015年12月19日 | Weblog
これは、ウルシ科ウルシ属の山黄櫨(やまはぜ)という木である。此の木は、落葉小高木(らくようしょうこうぼく)高さ:5~8m位。花期は、5~6月枝の先の葉腋から円錐花序、黄緑色の小さな花を多数つけるのである。此の木は、雌雄異株(しゆういしゅ)で果期は、10~11月頃である。此の木は、(関東地方以西),四国,九州,沖縄、関東以西の山地に自生。葉は、楕円形の小葉からなる奇数羽状複葉で互生小葉は4-6対、両面に毛が散生し、全縁、葉軸や小葉柄には、軟毛が密生し、やや赤みを帯びるという。秋には、この様に綺麗に紅葉するのである。


  今日の誕生日の花:アロエ   花言葉:復活

  今日の一首:草のいのちアロエの力医者いらず母は呪文の如くに言いき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ペーパーホワイトという水仙

2015年12月18日 | Weblog
これは、ヒガンバナ科、スイセン属のペーパーホワイトという水仙である。この水仙の原産地は、地中海沿岸地方、平安時代に我が国に渡来したらしい。この水仙の別名は、シロバナスイセン(白花水仙)。フサザキスイセンともいう。この水仙の草丈は、15cm~50cm、開花時期は、12月~1月頃、今ころから咲き始める花である。詳しく言うと、このペーパーホワイト水仙は、タゼッタ(房咲き)水仙の一種で、日本水仙と同時期に咲く真っ白の水仙の花である。日本水仙は、黄色い副花冠が特徴であるが、これは、副花冠が黄色ではなく白で、遠目に見ると花冠も普通の日本水仙に比べて真っ白である。なお、ペーパーホワイト水仙は、日本には平安時代に伝わったと言われるが、薬草としてである。これは、園芸品種ではなく、立派な水仙の原種とのことであり、ネーミングの由来は、花弁が紙のように白い事から命名されたのである。



  今日の誕生日の花:シクラメン(篝火花)   花言葉:内気なはにかみ、理解

  今日の一句:シクラメンうたふごとくに並びをり            西村和子

  今日の一首;迷わずに真紅をえらぶシクラメン師走の今日の充実として  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

満開の蝦蛄葉サボテン

2015年12月17日 | Weblog
これは、サボテン科、ジゴカクタス属の蝦蛄葉サボテンの花である。この蝦蛄葉サボテンの開花時期は、11/10 ~ 翌 1/10頃というが、我が家では、今、満開と言って所である。この花は、ブラジルが原産。明治時代に我が国に渡来したということである。蝦蛄葉サボテンの茎は、四方に垂れ下がり、花は茎先に段々に咲く、その咲き始めが見事である。色は、ピンクや赤など。
蝦蛄葉サボテンのネーミングは、茎が、海老に似た蝦蛄(しゃこに似ているところから命名されたという。
蝦蛄葉サボテンの別名は、クリスマスカクタス



  今日の誕生日の花:フタバアオイ   花言葉:細やかな愛情

  今日の一句:弟が枯葉を分けて見よというフタバアオイは鈴形の花   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

エリカという花

2015年12月16日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、エリカ属のエリカという花である。このエリカという花は、先日、此処二アップした蛇の目エリカの仲間で、南アフリカ原産ということである。これは、花の形が細長く、冬から春にかけて咲くようである。花の色は、白やピンクなど、いろいろ種類があるようである。「クリスマスパレード」と呼ぶ種類もあるようである。(花がいっぱい並ぶ様を、クリスマスのパレードになぞらえた)
1月13日の誕生花 花言葉は「良い言葉」



  今日の誕生日の花:ビワ   花言葉:ひそかな告白、温和
  
  今日の一句:たのもしき葉の広がりや枇杷の花                李由

  今日の一首:おっとりと打ち明け話しのようにして冬の陽うけてビワの花あり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用).

ラベンダーの花

2015年12月16日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、ラバンジュラ属のラベンダーの花である。このラベンダーの花には、イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダー またはストエカスラベンダー、又は、レースラベンダーなど色々あるが、この花が何れに属するか定かでない。このラベンダーは、地中海沿岸が原産で南ヨーロッパに多いという。
この有名なハーブには、いろんな品種があり、晩春から夏にかけて、小さな花をたくさんつけるが、いま時分まで残って居るのは珍しいのではないかと思う。此の花は、芳香があり、香りの女王とも呼ばれている。この香りは、殺菌、消炎 鎮静効果のある「酢酸リナリル」などを含んでいる。また、線香の香りつけにも使われる。
この花や茎からとれる「ラベンダー油」は、香水などの化粧品の原料になる。北海道の富良野の「ラベンダー畑」が有名。ポルトガルの国花。
6月24日の誕生花 花言葉は「繊細、優美」



  今日の誕生日の花:カンギク   花言葉:繊細

  今日の一句:寒菊のくれなゐふかくかげりけり            金尾梅の門

  今日の一首:冬ざれの庭カンギクの黄の色の今日の余韻を明るくしたり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用).

紫酢漿草(むらさきかたばみ)の花

2015年12月15日 | Weblog
これは、酢漿草(かたばみ)科、(紫カタバミ)カタバミ属の紫酢漿草(むらさきかたばみ)の花である。この紫酢漿草は、葉は3枚、葉の形は「白詰草(クローバー)」によく似ている。花は、かたばみにそっくりである。酢漿草には、品種はいっぱいある。この「紫酢漿草(むらさきかたばみ)」の他に「芋酢漿草(いもかたばみ)」「大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)」など。よく見かけるのは「紫酢漿草」と「芋酢漿草」だが、両者区別しにくく、両者ともピンク色の花びら。
10月1日の誕生花 花言葉は「喜び、母親の優しさ」
     


  今日の誕生日の花:センリョウ   花言葉:富、可憐

  今日の一句:名は千両といふ明るくて寂しくて                   有働亨

  今日の一首;ゆたかなる思いふくらむセンリョウの赤い実つぶつぶこぼれたりして   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

蔓梅擬(つるうめもどき)

2015年12月13日 | Weblog
これは、錦木(にしきぎ)科、ツルウメモドキ属の蔓梅擬(つるうめもどき)である。この蔓梅擬(つるうめもどき)は、北海道~沖縄の山野の林縁に生える。長さ数mに達する様なつる性の植物である。花期は5~6月。この蔓梅擬は、果実はさく果。直径7~8mmの球形で、10~12月に黄色に熟す。熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。種子は長さ約4mm。この秋にできる実がオレンジ色で、とてもきれいで、生花にもよく使われるし、垣根などの生垣として、よく使われる。
蔓梅擬(つるうめもどき)の別名は、「蔓擬(つるもどき)」



  今日の誕生日の花:フユザクラ    花言葉:冷静

  今日の一句:熱燗や討入りおりた者同士    川崎展宏

  (NHKラジオ深夜便から引用).

柚子(ゆず)

2015年12月12日 | Weblog
これは、蜜柑(みかん)科、ミカン属の柚子(ゆず)という柑橘類である。これは、蜜柑と同様、中国原産である。柑橘類の中では、最も耐寒性がある果実である。この柚子は、5月頃に花が咲き、6~7月頃に実ができるのである。此の果実は、実の表面はゴツゴツ、秋頃に黄色くなるのである。この柚子は、「柚酸」とも書く。
柚子の効用は、日本料理や調味料において、香味、酸味を加えるために青い状態や熟れた状態の両方使用される。果肉部分だけでなく皮も香辛料、薬味として使用され、冬至の日には柚子湯に入るという風習が古来からある。爽やかな香りは、様々な香水等に使用されている。また、柚餅子(ゆべし)というお菓子は、実の中をくりぬいて、そこに餅粉、砂糖などを入れて作るが、美味しい菓子である。
柚子は、我々の生活に欠かせない有用な柑橘類である。 



  今日の誕生日の花:ヤツデ    花言葉:分別

  今日の一句:八ツ手咲きこの世ひととき華やぐか            中嶋秀子

  今日の一首;何もかも承知している風情にてヤツデは白く丸い花もつ   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)