これは、千両科、センリョウ属の千両(せんりよう)である。これは、花の少ない冬の季節に、美しい実をつけるてくれ、正月の縁起物として人気の高い植物である。千両は、お金の千両の意味で、万両や、百両とも称されるカラタチバナと同じ仲間と思われがちであるが、千両(せんりょう)は、千両科、センリョウ属の常緑低木で、ヒトリシズカやフタリシズカなどと同じ仲間なのである。(一方のマンリョウとカラタチバナ、ヤブコウジは、サクラソウ科の常緑低木である。)この千両は、鉢植えで販売されているが、関東地方以西では庭植えでも栽培できるのである。樹高が80cmほどになり、地下茎から毎年新しい茎が出て株が広がるので、切り花で楽しむこともできるのである。また、センリョウの品種には、黄色の実をつけるキミノセンリョウや斑入りの品種があり、日本の暖地に自生するので栽培は容易で、極端な乾燥に注意すれば、実もよく付くのである。
今日の誕生日の花:ロウバイ 花言葉:慈愛心、思いやり
今日の一首:ロウバイの甘く香れる玄関に御用納めの夕べ靴ぬぐ 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)
今日の誕生日の花:ロウバイ 花言葉:慈愛心、思いやり
今日の一首:ロウバイの甘く香れる玄関に御用納めの夕べ靴ぬぐ 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)