かつらごのにっき帳

見たこと、感じたこと、言いたいことなどを、気の向くままに綴っています。
開始年月日:平成28(2016)年1月17日

源氏物語 巻一 1帖「桐壺」

2024年01月08日 | 読書
谷崎潤一郎訳の源氏物語の巻一の「桐壺」だけを3日がかりで読んだ。谷崎潤一郎の注釈に助けられたが、何度も繰り返して読んだことで、先ずは源氏物語の出発点が理解できた。紫式部の情景の捉え方の細やかさ、憎いほどの繊細な表現、美文に感動した。全巻読み終えるには、気力と根気と視力との戦いになるだろう。年月を要するのではないだろうか。あるいは途中で止めるかも。
   
この本は、古本で、箱入り・全巻揃っている・装丁がきれい・有名画家の挿画があることなどから10数年にほど前に購入したものである。読まずにいたが、本年のNHK大河ドラマ「光る君へ」が放映されたことから、紫式部の源氏物語を読んでみたくなったためである。
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