かつらごのにっき帳

見たこと、感じたこと、言いたいことなどを、気の向くままに綴っています。
開始年月日:平成28(2016)年1月17日

白菜漬け

2016年12月12日 | 美食

今日は白菜を15キログラム塩漬けをした。水があがれ本漬けする。10日もすれば漬かるだろう。今年はプランタ栽培で実った柚子をかけて食べてみよう。

       

       

 先週は眼科に行った。Drから「問題ありません」と言われた。定期的に診察を受けていることから、詳細説明を求めなかった。

 又、学生時代の友人が急に訪ねてきた。庭木の剪定を造園業者さんにお願いしているらしい。この間、駐車場は業者さんが使うことから、マイカーの移動先をわが家にしたらしい。理由はどうであれ、久しぶりに楽しい時間を過した。

 いろいろ充実の一週間であった。

・・・

 

 


甲津畑の「万葉香」

2016年02月01日 | 美食

千種街道、中世に栄えた滋賀県と三重県を結ぶ鈴鹿山脈を越える街道の一つである。千種越えとも言われている。今は山岳ハイキングコースとして人気があるようだ。

滋賀県側からの登り口である甲津畑町、その集落の外れに「万葉香」いう店がある。友人の案内で贅沢な時間を過ごした。杉木立が連なる和南川沿いに建っている。深閑とした静けさがある。耳を澄ませると渓流の音が聞えるようだ。一日一組限定・完全予約制で、プライベートな食事をさせてくれる店である。

予約時間に行くと、玄関でオーナーが笑顔で迎えてくれた。外観はふつうの民家風であるが、入るとログハウス仕立の大広間に驚かされる。床は太幅の板敷、これ以上大きくすると手が届かなくなると思われる囲炉裏が一角を構えていた。古風な調度品や10数センチもある厚手の一枚板のテーブルなどが置かれており、木の温もりと重厚な雰囲気に包まれた。

囲炉裏にはイワナの串刺しが待っていた。オーナーによると、「ご予約時間の5時間前から焼き始めています」とのことであった。料理は、オーナー自らが一品ずつ運んで説明してくれる。料理にかける思いが伝わってくる。飲み物は好きなものを持参しグラスを借りて飲む。オーナーは料理作りに専念する。これがこの「万葉香」の最大の’おもてなし’だと思った。

店には悪いが多数のお客様が来てほしくない、ひっそりとあってほしい、そんな勝手な思いにもなった。大切にしたい店だ。

・・・