今日から29日までの3日間、京都市伏見区の’京都パルスプラザ’(京都府総合見本市会館)で開催中の「京都アンティークフェアー」に行ってきた。1Fの大展示場だけでなく、2Fの会場まで所狭しと店が並んでいた。多くの客で賑わっていた。中国語も、あちらこちらから聞こえてきた。
一巡したが、「古物商許可書」を持つわが身、敢えて購入したいと思うものはなかった。鋭い鑑定眼ゆえか、実際はそうではない。購入しても家に置くスペースがない、購入するお金がない、そう言った方が正しいのかも知れない。
一方では、骨董品を蒐集する時代は、すでに終わっている。価値あるものは骨董市には出ない。残り物を買う、そんな時代にあるようにも思う。「目の保養になる」と、訪れることをすすめてくれた友人に出会った。「もう帰るのか」と言われたが、お礼を述べて会場を去った。
帰路、大石内蔵助が隠棲の地に建てられた「大石神社」と、後醍醐天皇の創建とされる「勧修寺」に行った。
’秋の日は釣瓶落とし’。帰宅すると、夕闇が広がっていた。
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