かつらごのにっき帳

見たこと、感じたこと、言いたいことなどを、気の向くままに綴っています。
開始年月日:平成28(2016)年1月17日

吹奏楽部の定期演奏会

2016年03月28日 | 音楽鑑賞

昨日、母校の吹奏学部の定期演奏会があった。友人から「ぜひ一度」と誘われたことから始めて行った。

生来、音痴・不器用・運動神経の悪さの三拍子がそろっている自分は、音楽をやる人は特別な能力の持ち主だと思っている。顔つきまで違って見える。

友人が、曲名や流行った時代、「これは演奏会の定番の曲」などと、いろいろと解説してくれたが、知らない曲ばかりであった。楽器の名前すら知らない。ただ、軽快な曲ばかりであったような気がする。

演奏に参加した部員はおおよそ60名ほど、ステージがいっぱいであった。管楽器の迫力には圧倒された。熱の入れようがうかがえた。

満席であった。ご家族の方はじめ多くのファンが集ったのだろう。

我慢しなけらばならいこともあった。隣の友人と肩がすり合うほどの狭い座席、窮屈な思いをしながら聴かねばならない。苦痛が感動を半減させる。講演会についても同様だ。これが解消されれば、いつでも行きたい、わがままな年齢にある。

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「アウシュビッツ行 最終列車」

2016年03月20日 | 映画観賞

今日3月20日(日)、滋賀県平和祈念館で上映された「アウシュビッツ行 最終列車」を鑑賞した。

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツがユダヤ人に組織的に行った大量虐殺(ホロコースト)、家畜用の列車に押し込められアウシュビッツ収容所へ送られて行くユダヤ人たち、乳児、老人、病人、医者もいる。刃向かえば容赦なく銃殺される。アウシュビッツへ到着するまでに列車内で飢えや苦しみで亡くなる者、脱出を試みる者、死から逃れられない極限の状態を映画化したものである。憤り、涙した2時間余りであった。

かつてお世話になった人権、平和に取り組んでいる同志に上映の連絡をしておいたら、10数名がバスを借り上げて鑑賞に来てくれた。映画に涙し、彼らの人権、平和に取り組む熱い思いと、厚い友情に感激した一日であった。

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月ヶ瀬~柳生の里

2016年03月17日 | 旅行

梅を見るなら、「一度は’月ヶ瀬’の梅溪」とすすめられた。頼山陽の来遊と詩文が有名で、それに誘われ多くの文人墨客が訪れ、その景観を己が才能を詩文や書画で競って称えたことから、天下に不動の名勝の地位を確立したらしい。その月ヶ瀬に昨日に行ってきた。見渡す限り白梅の世界であった。ほとんどは老木と化していた。一見して寂しげな気持に包まれたが、それでも凛として咲き続けている様から、梅木の逞しさと生命の尊厳さを感じた。感動すら覚えた。写真を並べてみた。

           

           

地元の民家付近で笑顔が素敵な高齢の女性に出会った。話しかけたら、「月ヶ瀬村」であった頃を懐かしそうに語ってくれた。きっと幸せな時期であったのだろう。過疎化が一段と進んでおり、これから先、人がいなくなるのではないかと心配されていた。

 § 柳生の里 §

梅溪を観賞した後、10キロメートル余り離れた場所にある’柳生の里’を訪ねた。 江戸時代に将軍家指南役として天下に権勢を振るった柳生藩一万石の地である。

家老屋敷跡を訪ねた。昭和39年に作家の山岡荘八氏が買取り(現在は遺族が奈良市に寄贈されている)され、以後しばしば滞在されたとのこと。

           

           

柳生を舞台にしたNHK大河ドラマ「春の坂道」の原作は、この屋敷で構想が練られたようである。

’芳徳寺’の裏山の松林の中にある柳生一族の墓所は、いつか訪れることにして帰路についた。

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史跡「観音寺城跡」の探訪

2016年03月05日 | 山歩き

3月5日(土)、滋賀県教育委員会主催の’連続講座「近江の城郭」第5回・史跡観音寺城跡現地探訪’に行ってきた。日ごろご指導いただいているU氏が、好意で受講申込みをしてくれていたからだ

観音寺城は宇多源氏の血統を引く佐々木六角氏の居城。石垣を多用した城郭としては信長の安土城より早いらしい。しかし、実像については不明な点も多く、近年見直しが進んでいるとのことであった。

佐々木氏は、平安時代に近江に土着し、鎌倉時代初期から戦国時代末期まで近江の守護職をほとんど独占した名門。

標高432mの山ながらアップ・ダウンがあり疲れ果てた。

過日買ったLOGOSのステッキは持参しなかった。未だ飾って眺めている。

(伝)本丸跡では武者が迎えてくれた。疲れを吹っ飛ばす演出に、滋賀県の粋なもてなしを感じた。ここで昼食をとった。

    

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ステッキ(ポール)

2016年03月02日 | 山歩き

ボランティアで山歩きをすることがある。山に行くとステッキ(ポール)があればと思うことがある。適当な木の枝を探すが、こういう時に限って見つからない。すでに拾われているのかもしれない。時たま見つかることもあるが、たいていは腐っていてポキッと折れて用を足さない。

今日、三井アウトレットにポールを見に行った。先ずmont-bell(モンベル)で物色した後、LOGOS(ロゴス)を覗いた。販売員は山ガールなのだろうか、ポールのことより「どの山に登るのですか?」と、そちらの方の関心が高かった。又、自身が登頂した近傍の山から日本アルプスの山々を楽しそうに話しだした。

聞いているうちに、山の魅力に魅せられ、買ってしまった。彼女はすごい販売員だ。Good job.

 

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