昨日、猪子山の北向き観音を見るために登った。標高300メートルに満たない山であるが、日ごろの運動不足もあってか辛い思いをした。
頂上に着くと、琵琶湖が一望できる天空があった。望遠鏡やカメラを持った人たちで賑わっていた。
ここ数日、「タカの渡り」が見られることがネットで公開されたと、一緒に登った仲間が教えてくれた。写真撮影が目的の人、渡りを見たい人など、愛好家が集まっているらしかった。秋晴れで真っ青な空は、観察に最高の日であったと思う。
しばらくして「タカが来た」「見えた」と歓喜の声が聞こえてきた。一瞬、目視もできた。しかし、上昇気流に乗ってか、空高く舞い上がると、直ぐに点になり、見えなくなった。しかし、一瞬とはいえ堂々の飛翔の姿を遠望して、「美しい」と感じた。
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