碓氷峠の関所破り 旧中仙道を行く ④

こんばんは。直射日光下は暑いですが風がさわやかな秋の風になりましたね。
暑さが和らぐ、と気象庁は言っていますが、普通に考えて、30℃は真夏日、残暑が続いていますよねえ・・・

さてさて、昨日の続きです。

廃別荘（？）群を抜けて歩いていくと、


一ツ家跡に出ます。ここでは、昔、老女がいて旅人を苦しめた、とありますが、安達が原のように鬼女でも住んでいたのでしょうか。

さらに行くと

子持山。獅子岩の故郷の山と同名で、同じ万葉集の歌が示されていますが、どちらが本当の「子持山」なんでしょうね？


こちらは陣場ヶ原。太平記の時代、武田信玄と上杉謙信の時代に合戦の舞台となったそうです。

8月の半ばごろですが、さすがに高原は涼しい風が吹いていました。（下界は猛暑日だったようですが）

坂本宿から２里ほど来ました。後は2キロ足らずで熊の神社です。


峠の最高点を越えたようで、漸く平らな道になりました。空は秋のように高くなっていました。


思婦石。このあたりは廃仏毀釈によって打ち壊された寺の跡が残っています。
ここを過ぎると、

久々にアスファルトの道に出ました。
もうすぐ、熊の神社です。