上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
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秩父市 「やなぎや」の盛り蕎麦

2011-10-15 19:34:35 | 武州のおいしいモノ
今日は休日出勤でした。
朝方降っていた雨も10時前にはあがり、低い雲がどんよりと垂れ込めてはいたものの何とか仕事になりました。

さて、これで秩父シリーズも漸くおしまいです。

水戸の友人と秩父市内をぶらぶらと散策していたときのこと。ちょうど昼時、何か食べようと言うことでR299の蕎麦屋さんを目指しました。

相生の郵便局を越えてすぐにあるのがこちら

やなぎやさん。
・・・ん?あれれ・・・
こんな店構えだったっけ?

ずいぶん前(8~9年くらい前?)のことになりますが、こちら一度寄ったことがあります。
秩父夜祭の見物に来て腹ごしらえをしたのがこちらでした。その頃はもっと歴史を感じる店構えで、入り口もR299を向いていたような・・・
そういえば、R299沿いの建物が軒並み新しくなっているような。道幅も広がっているような・・・
拡幅工事と区画整理があったんでしょうね。

以前寄ったときもお店の中は人でいっぱいでしたが、このときもお店の中はお客さんであふれんばかり。

二人で頼んだのがこちら。

一番安い盛りそばです。
つけ汁の色にご注目。ちょっと変わってますね?こちら胡桃を使っています。
秩父市のお蕎麦は「胡桃だれ」の付け汁が名物。それを一番最初に始めたところだそうです。秩父に暮らしたことのオクサマ情報では地元民の間ではこちらが一番とか。

実はワタクシ・・つけじるが脂っこいのが苦手です。冷やし中華の胡麻だれもだめだし、水沢うどんの胡麻だれもだめ。
初めて胡桃だれと聞いた時は・・・蕎麦の香りが負けちゃうとか、さっぱりしてなきゃ蕎麦じゃないよね、とか言ったものです。

こちらの胡桃だれは油がきついこともなく、さっぱりといただけます。蕎麦の香りもきちんとたっていました。

そもそも、昔は山中の村では甘いものはめったに食べられるものではなく、油も貴重品でした。胡麻や胡桃などの脂肪の甘みはご馳走で、お客様に振舞うに足るものだったと思います。
蕎麦湯までおいしくいただきました。

秩父のもっと奥の方、旧荒川村あたりでは熊や猪などのジビエがいただけるところもあるそうですので、そのうち行ってみたいと思っています。
あ、奥の方の川にある「鉄砲堰」も見てみたいなあ。

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