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ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

ある意味衝撃作、燃えろプロ野球!

2006年03月01日 00時10分42秒 | ゲーム
携帯のゲームサイトを見ていると懐かしいゲームを見つけた。「燃えろプロ野球」、ある意味衝撃的なゲームだった。

小学生の頃の事、昼休みに友達のシゲちゃんは少し興奮した様子で近づいてきた。「燃えろプロ野球、今日発売だろ、俺カアちゃんに買ってきてもらうようお願いしちゃった」。ワガママなシゲちゃんのことだ、おそらく逆切れしてお願いしたのだろう。続けて「今日遊びにきなよ」と誘ってきた。

実は僕は野球ゲームが大好き。ファミリースタジアムなんて何百試合したことか。「えっマジ。行く行く」と即答した。「燃えろプロ野球」は「ファミスタ」と違って見た目がとにかくリアルでかっこよかった。「ファミスタ」に飽きてきた僕等の期待の星だった。

ワクワクしながら友達の家に着くと、「おじゃまします」とゲームを買いに行かされた友達のお母さんに一声かけ友達の部屋に入った。

もちろんもうゲームを始めていたシゲちゃんだったがどうも様子がおかしい。こちらからは背中しか見えないのだが、しきりに首を傾げている。「さぁ対戦しようぜ」と僕が言うが反応がない。「どうしたよぅ」と肩を叩くとやっと口を開いた。「ちょっと見てくれないか」と。

シゲちゃんがボタンを押すとピッチャーが振りかぶった。どうやらピッチャーを操っているようだ。ピッチャーが投げたボールは大暴投となりなんとバッターの背中を越えた。「なんという大暴投だ」と思った瞬間、信じられない音声がテレビから聞こえた。「ストライク」。開いた口がしまらなかった。「なんだこれは」。

「これも見てよ」と言って今度はバッターを操りだした。バッターは四番「ホーナー」。バリバリのホームランバッターだ。シゲちゃんがボタンを押すとバントのポーズをした。「四番バッターにバントなんて馬鹿だな」と思った瞬間、信じられない映像がテレビから流れた。バットに当たったボールが一直線にスタンドに行ったのだ。「ホームラン」だ。再び開いた口がしまらなかった。「なんだこれは」。

その後友達はマンションのベランダからそのソフトを投げ捨てたて言っていた。あの性格ならやるだろうと妙に納得してしまった。しかしあれは完全にバグだ。社会人になって考えるのは「テストしたのかなぁ」「よくあれで発売したなぁ」「苦情は来なかったのかなぁ」と変に感心してしまう。


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