WBC・Sバンタム級タイトルマッチ
○レオ・サンタクルスvsクリスチャン・ミハレス●
サンタクルスSバンタム級王座の2度目の防衛戦。挑戦者のミハレスは日本でもおなじみの元世界チャンピオン。日本に来て強さを見せつけたのが2006年~2007年頃の事だったので、正直もう終わった選手という印象だった。その印象通り初回からサンタクルスが圧倒する。KOも時間の問題かと思われたが、そこからミハレスが驚異的な粘りを見せ、中盤からは劣勢ながらも倒れる気配を見せなくなった。結果はサンタクルスのほぼフルマークの判定勝利。あれだけ優勢でも倒せなかったのはやはりサンタクルスはサウスポーが苦手なのかもしれない。防衛戦を重ねて徐々に強くなり、人気も出てきているサンタクルス。日本には近いクラスに優秀なサウスポーがいる。今この時にぶつかっていきたいところだ。