goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

坂田健史vsデンカオセーン・シンワンチャー(TBS観戦)

2008年12月31日 18時35分43秒 | ボクシング
▼WBA世界フライ級タイトルマッチ
坂田健史 対 デンカオセーン・シンワンチャー
結果:デンカオセーン 2回2分55秒KO勝ち

坂田は5度目の防衛戦。挑戦者のデンカオセーンは再戦で前回は坂田からダウンを奪って引き分けている強豪。

1Rゴングと同時に仕掛けたデンカオセーン。強烈なパンチで手数も多く、何度か坂田の顔をはねあげた。対する坂田は相変わらずエンジンが掛からず、手数が少なく防御にまわる時間が多い。2R坂田が前に出始め、頭を付けての打ち合いに。両者ボディを狙うもパンチ力のあるデンカオセーンのほうが印象良い。ラウンド終盤、坂田が右アッパーを狙ったところにデンカオセーンの右フックがジャストミート。坂田は足を揺らしてたまらずダウン。何とか立ち上がろうとしたが10カウントとなった。

頑丈だった坂田があそこまであっさりと負けるとは思わなかった。強豪との戦いが続き、打たれもろくなっていたのかもしれない。デンカオセーンはスタートから調子が良さそうだった。パンチ力もあり、良い戦績も頷ける戦いだった。坂田は内藤との統一戦の夢が無くなって残念だが、とりあえずゆっくりと休んで欲しい。フライ級日本王者の一角が崩れた。新王者となったデンカオセーンに果たして亀田は動くのだろうか。今後の動向が楽しみである。

内藤大助vs山口真吾(TBS観戦)

2008年12月26日 23時12分52秒 | ボクシング
▼WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 対 山口真吾
結果:内藤 11回1分12秒TKO勝ち

内藤はこれが4度目の防衛戦。挑戦者の山口は3度目の世界挑戦で、前戦ではWBA世界チャンピオンの坂田からダウンも奪っている。

1R内藤のフェイントで始まった。内藤が右ストレートから左フックをヒット。内藤の距離で戦っている。2R山口にエンジンがかかる。内藤はアッパーで応戦し、打ち合いの展開に。3R山口が手を出すも空振りが多い。山口の打ち終わりに内藤がボディへヒット。4R両者ともに気合のこもったハイペースな打ち合い。山口は鼻血を見せる。5R内藤の左右フックが良い。特に右フックは山口反応出来ず。6R内藤は左ジャブをヒット。山口の左に右ストレートを合わせる余裕を見せる。7R内藤が目の上をカット。しかし内藤の右ストレートで山口動きが止まる。チャンスと見て内藤ラッシュをかけるも山口はタフ。8R山口が気力で内藤を追いかけるが内藤の左フックが再び効いた。9Rやや疲れの見える内藤、このラウンドは手数が少ない。山口は驚異のスタミナを見せる。10R山口が再び攻め続けるも、終盤に内藤の左右がヒット、しかし山口は倒れず。11R内藤が左フックから右ストレートをかぶせると、山口はたまらずダウン。ゆっくりと立ち上がった山口。内藤はここぞとラッシュを仕掛けるが、山口も気力で打ち返す。しかし山口が何度かまともにもらったところでレフリーが試合を止めた。

内藤がリングインの時の表情が柔らかく見えた。試合結果をみると、ベストコンディションだったのがわかる。内藤は今までの防衛戦の中でも1番動きが良かったし、年齢を重ねたがスタミナは前戦よりあった。結果的に実力差のあった試合だったが、試合を盛り上げたのは何といっても山口の頑張りだ。ダウンはしたものの、レフリーに止められるまで手を出し続けた気力は素晴らしい。試合後ダメージの見える山口に用意されたタンカに山口は乗るのを拒否したと聞く。こんなところにもこの選手の気持ちの強さを感じる。スリリングな試合を見せてくれた両者に拍手を送りたい。

オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ(WOWOW観戦)

2008年12月07日 18時19分04秒 | ボクシング
▼ウェルター級12回戦
オスカー・デラ・ホーヤ 対 マニー・パッキャオ
結果:パッキャオ 8回終了TKO勝ち

6階級制覇オスカー・デラ・ホーヤと、4階級制覇のマニー・パッキャオ、人気・実力を兼ね備える両者によるまさにドリームマッチ。階級はウェルター級リミット、デラ・ホーヤにとっては久しぶり階級を下げ、パッキャオは階級を上げて未知の階級での戦いとなった。

笑顔を見せてリラックスした表情で先に入場のパッキャオ、続いて引き締まった表情での入場はデラ・ホーヤ。

1R向き合った両者は体格差があり、やはりパッキャオが一回り小さい。デラ・ホーヤは様子見、パッキャオはスピードがあり、いきなりの左ストレートを度々ヒット。2R前に出始めたデラ・ホーヤにパッキャオが右フックをヒット。再び手が少なくなったデラ・ホーヤにパッキャオの左ストレートがヒットし、パッキャオペース。3Rデラ・ホーヤがジャブを出すも、パッキャオのスピードについていけない。両者ボディを放つが、パッキャオも決して力負けしていない。4Rデラ・ホーヤが右を出すが、パッキャオの右フックもヒット。デラ・ホーヤは前に出れない完全にパッキャオペース。5Rパンチの出ないデラ・ホーヤにパッキャオが上下にパンチを放つ。パッキャオは理想的な展開。6Rデラ・ホーヤが攻撃をするも、パッキャオは打ち合いに応じる。回転の速いパッキャオのパンチが有効。7Rパッキャオのプレッシャーにデラ・ホーヤが下がり始める。ロープに詰まったデラ・ホーヤにパッキャオはパンチの嵐。ストップもありえるほど一方的な展開。8Rこのラウンドもロープに詰まるデラ・ホーヤ。パッキャオの攻撃が目立つ。デラ・ホーヤは上下に効いた感じで、放つパンチも軽い。8R終了後のインターバル、一方的な展開でダメージのあるデラ・ホーヤ陣営が試合を放棄した。

勢いのあるパッキャオに期待もあったが、いまだにこの結末は信じられない。似たような試合は過去にヘビー級のジョン・ルイスが下の階級から挑戦してきたロイ・ジョーンズに負けたのがあるが、今回は役者が違う。負けたのは6階級制覇のデラ・ホーヤなのだ。階級を落としたこと、年齢的な衰え、対サウスポーへの苦手意識、負けられないプレッシャー、思えばこの試合はデラ・ホーヤに取って厳しい部分もあった。そのせいかこんなに調子の悪いデラ・ホーヤは初めてだった。逆にパッキャオは前戦ディアス戦以上に調子が良かった。全く逆の出来が、階級の差をひっくり返してしまった。今後のパッキャオには注目。まさにボクシング界ナンバー1になったボクサーがどういった道を歩むのか、楽しみだ。

明日はドリームマッチ

2008年12月06日 17時43分02秒 | ボクシング
明日は、注目の一戦「オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ」が行われます。6階級制覇と4階級制覇の実力・人気者同士の夢の一戦ですが、階級の全く違う2人の対戦には少し「どうなんでしょう」という感じもあります。。。

大好きな選手「オスカー・デラ・ホーヤ」ですが、今回ばかりは圧倒的不利を予想されているアジアの星「マニー・パッキャオ」を応援したいと思います。

持ち前の出入りのスピードで「デラ・ホーヤ」を空転させ、「デラ・ホーヤ」の弱点と言われているボディへ攻撃を出せれば、「パッキャオ」の勝機も見いだせるのではないでしょうか。頑張れ「パッキャオ」。

ホルヘ・リナレスvsワイベル・ガルシア(WOWOW観戦)

2008年12月02日 00時28分36秒 | ボクシング
▼WBA世界S・フェザー級王座決定戦
ホルヘ・リナレス 対 ワイベル・ガルシア
結果:リナレス 5回1分8秒TKO勝ち

エドウィン・バレロが返上したS・フェザー級王座をリナレスが2階級制覇を狙い決定戦に登場。


1Rリナレスが多くの左ジャブを放つ。リナレスのワンツーがヒットするも、やや変則なガルシアの攻撃に被弾するシーンもあった。2Rリナレスのスピードあるボディブローがヒット。リナレスも落ち着きを見せる。3Rガルシアが思いきりよく出てきた。ワイルドで変則な攻撃が単発ながらヒット。4Rリナレスの左ジャブが再び出だし、攻撃のリズムが出てきた。5Rリナレスが仕掛ける。左右の連打を上下に散らし、初めてガルシアが下がった。一端休んでガルシアが再び攻めるが、リナレスの左フックから右ストレートがジャストミート。立っているのがやっと、足下のふらつくガルシアにリナレスが怒濤の連打を放つとレフリーが試合をストップした。

怪我によるブランクと、タイミングの掴みにくいやりにくい相手に、序盤は珍しく被弾するなどリズムが掴めなかったリナレス。しかし4Rで相手を見切って、5Rからの攻撃はスピードと迫力があり流石。早すぎて何度もビデオを見直したほどだ。今後はコンスタントに防衛を重ね、リナレスのボクシングを向上していって欲しい。

世界チャンピオンの今後

2008年11月22日 17時41分20秒 | ボクシング
WBAフライ級チャンピオン
坂田 健史(協栄)

年末大晦日に同級1位デンカオセーン・シンワンチャーと5度目の防衛戦を予定。デンカオセーンは2度目の防衛戦で初回にダウンを奪われて引き分けた相手。今回はきっちりと勝ちたいところ。この防衛戦に向け、坂田は左の使い方のバリエーションを増やした。ベテランのデンカオセーンは以降の成長は無いと思われるので、私は前回以上の展開を予想する。(坂田6-4デンカオセーン)


WBAスーパーフライ級チャンピオン
名城 信男(六島)

現在のところ今後の具体的な予定は出ていない。このクラスは暫定王者に3階級制覇の人気者ホルヘ・アルセがいるので、基本的にはアルセとの統一戦が望まれる。実際、アルセ側から対戦オファーも来ているとのニュースもあるので、対戦が実現すれば、世界に名前を売るチャンスだ。


WBAライト級チャンピオン
小堀 佑介(角海老宝石)

来年1月3日に同級1位パウルス・モーゼスとの初防衛戦を予定。相手は23戦全勝(17KO)の強豪。世界挑戦のホセ・アルファロ戦より厳しい試合が予想される。小堀がいかに懐に入って鋭いパンチを当てられるかが注目となる。この試合に勝てば、元世界3階級制覇王者アントニオ・バレラとのビックマッチも見えてくる。ファンのため、そして自分自身の為に是が非でも勝ってもらいたい。(小堀5-5モーゼス)


WBCフライ級チャンピオン
内藤 大助(宮田)

12月23日に山口真吾と4度目の防衛戦を予定。坂田からダウンを奪った山口が相手となるが、4度の防衛戦で3人が日本人。正直日本人相手に防衛戦を続けるのは疑問。清水との3度目の防衛戦ではやや元気の無いところを見せたチャンピオン。これが年齢による衰えだとすると、気持ちの強い今回の挑戦者はなめてかかると危険。WBCからは次に1位と、その次に2位と戦うように言われており、今後の防衛ロードは厳しい。話題となった亀田興毅との試合も現時点では白紙状態。(内藤6-4山口)


WBCバンタム級チャンピオン
長谷川 穂積(真正ボクシングジム)

2試合連続2RKO勝ちの長谷川は具体的な予定は決まっていないが、来年2月頃に同級1位のブシ・マリンガ(南アフリカ)との指名試合が有力。ウィラポンを倒して指名挑戦権を得たサウスポーのマリンガが、長谷川の長期防衛ロードに立ちはだかる最後の難関。この選手に勝てば、具志堅の13回防衛記録も夢では無い。いつもサウスポーは苦手と言っている長谷川だが、前戦を見ても苦手とは思えず、マリンガにも圧勝しそうな勢いがある。


WBCスーパーバンタム級暫定チャンピオン
西岡 利晃(帝拳)

来年1月3日に同級9位のへナロ・ガルシアと初防衛戦を行う予定。ガルシアは長谷川に挑戦したこともあるどんどん前に出てくるファイター。スタイルは変わらないので、西岡にとってはある程度予想しやすい相手。いつもどおりスピードとフットワークで戦えば難しくない相手だが、中盤相手のプレッシャーに弱気になることがあると苦戦もありえる。この試合をクリアすると、2位のジョニー・ゴンサレスとの指名挑戦試合も予定される。(西岡7-3ガルシア)

クリス・ジョンvs榎 洋之(G+観戦)

2008年10月25日 18時34分55秒 | ボクシング
▼WBA世界フェザー級タイトルマッチ
クリス・ジョン 対 榎 洋之
結果:ジョン 3-0判定勝ち(118-110、118-110、117-111)

無敗の榎が世界初挑戦。相手は今回が10度目の防衛戦となる安定王者ジョン。

1R多くの応援に後押しされ、榎が前へ前へ積極的に攻める。ボディから上へのコンビネーションを放つ。2Rジョンが足を使うも、榎の左フックで何度かぐらつかせる。しかし榎の左目が腫れてきた。3Rジョンにエンジンが掛かる。ジャブとアッパーでリズムを掴む。5R勢いの出てきたジョンはラフにも攻める。ジョンも右の目の上をカット。6R榎が執拗なボディ攻撃を見せるも、左目の腫れがひどくなってきた。7R榎が前に出続けるもジョンのフットワークに有効打当てられず。8Rジョンの右ストレートが榎の顔面をはじく。左目は完全に塞がる。9R榎のしつこいボディ攻撃にジョンも苦しそうな表情を見せる。10R疲れの見えるジョンに榎の左右ストレートがヒット。11R榎も疲れてきて手数が少なくなってきた。12R前に出続ける榎。両者疲れを見せるも、最後まで手を出し続けた。

判定は8~6ポイント差の大差でジョンを支持。私の採点は114-114のイーブン。西岡の世界戦もそうだったが、榎のボディ攻撃は採点に有効では無かったようだ(採点は難しい)。先日世界戦を行った粟生と同様、榎は最初から最後までアグレッシブに戦った。持ち味である左ジャブからの攻めを上手く使わなかった(使えなかった?)のは残念だが、安定王者のジョンを大いに苦しめた戦いは感動を与えた。今後はポイントを意識した戦いを見せて欲しい。以前戦った榎と粟生の2人が共に世界戦で良い戦いを見せた。もし対戦相手が逆だったらどうだろう。両者ともに世界レベルを証明したことで、楽しい想像が出来る。

長谷川穂積vsアレハンドロ・バルデス(日本テレビ観戦)

2008年10月19日 23時05分29秒 | ボクシング
▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 対 アレハンドロ・バルデス
結果:長谷川 2回 2分41秒 TKO勝ち

長谷川は7度目の防衛戦。相手は世界戦初のサウスポー、メキシカンのバルデス。

1Rお互いスピードあるパンチの交換も静かな立ち上がり。長谷川が左のダブルをヒット、パンチのタイミングが良い。2Rバルデスが出てきたところ、長谷川の右フックから左アッパーがヒットしぐらついた。長谷川が連打し、左ストレートをヒット。バランスをくずしたバルデスにさらに左ストレートをかぶせるとバルデスはたまらずダウン。立ち上がったバルデスに長谷川が怒濤の連打。何度も腰を落とすバルデスにレフリーが試合を止めた。

試合前から長身でリーチの長いサウスポーのメキシカンは難敵と感じていた。1Rもパンチのスピードに恐怖を感じたが、長谷川は落ち着いて、相手の打ち終わりを狙っていた。試合が終わってみれば長谷川の実力が1枚も2枚も上だった。何も出せなかったバルデスは弱かったのでは無く、長谷川が強すぎたのだ。次は指名挑戦者のサウスポーが相手となるが、今回の試合で苦手意識も無くなったのでは無いか。次の試合をクリアすれば、日本記録である具志堅のV13も夢ではなくなりそうだ。

オスカー・ラリオスvs粟生隆寛(日本テレビ観戦)

2008年10月19日 22時51分09秒 | ボクシング
▼WBC世界フェザー級タイトルマッチ
オスカー・ラリオス 対 粟生隆寛
結果:ラリオス 2-1判定勝ち(115-111,114-112,112-114)

高校6冠、ボクシング界期待の粟生が世界初挑戦。相手は古豪ラリオス。粟生のスピードとテクニックが世界に通用するか注目の一戦。

初回から足を使わずに打ち合いに応じる粟生、ラリオスよりスピードがあり、いいタイミングでパンチを放った。2Rからラリオスが強引に出始めると、やや押され気味になるが、4Rに右の相打ちでラリオスからダウンを奪う。ダメージの見えるラリオスだったが、狙いすぎか、粟生は手数が少なくなった。偶然のバッティングでラリオスが出血、粟生は減点1ポイントとなる。5Rも左ストレートでぐらつかせるも、仕留めきれず。6Rからラリオスがジャブを起点に打ち合いを避け、ポイントを取りに来た。終盤はラリオスのボディブローが効いて、粟生もスローダウン。消耗戦もお互い最後まで手を出し続け、試合は判定までもつれた。微妙な展開も判定は2-1でラリオスを支持した。

私の採点はイーブン。粟生はいつもどうり足を使ってかわすボクシングを見せると思っていたが、勇気を持って打ち合っていた。いつものひ弱さは感じられず堂々と打ち合っていた。ダウンも奪い、パンチ力も世界レベルを証明した。スピードがあり序盤有利な展開も、ダウンを奪ってから狙いすぎか手数が減ってしまったのが残念。対するラリオスは衰えを見せながらも、さすが王者というしたたかな戦い。粟生のパンチがあるとわかるとアウトボクシングに切り替えたのは引き出しの多さを感じた。ラリオスと12R戦えたのは十分な経験、粟生は必ずこの敗戦を糧にして、世界を取る日を見せてくれるだろう。

下田昭文vs三浦数馬(日本テレビ観戦)

2008年10月06日 21時54分35秒 | ボクシング
▼日本S・バンタム級タイトルマッチ
下田昭文 対 三浦数馬
結果:三浦 8回負傷判定勝ち(2-1・・・77-76、77-76、76-77)

下田は4度目の防衛戦。無敗の曲者、三浦が挑戦者。

1Rからハイテンポな打ち合い。三浦は多彩な攻め、下田はボディを狙う。2R下田がギアを上げるも三浦が的確にパンチを当ててペースを掴めない。3R三浦のパンチが有効、下田は攻めが雑で空振りが多い。5R三浦のコンビネーション、特にアッパーが有効。6Rバッティングで三浦がカット。7R2度目のドクターチェック後、下田がボディの連打で三浦の動きを止める。8R再びバッティングで再びカット、レフリーが試合を止めた。

久しぶりの試合で下田はKOを狙ったのか、パンチが大振り、ボクシングが雑だった。パンチも当たらずイライラしていたのだろう、精神面でのもろさが再び見えてしまった。下田らしさが全く見えない残念な結果だった。三浦はパンチは軽いが多彩な攻めで頭脳的に戦った。