共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

目がチカチカ…(T T)

2019年07月12日 21時46分50秒 | 音楽


ここ数日、関東地方では異様に涼しい日が続いております。今日もご他聞に漏れず薄ら涼しい陽気の一日となりました。

さて、墨田での《運命》諸々の本番もさることながら、そろそろ9月のガラ・コンサートの本番もチラついてくるようになってきました。今回私は、モーツァルトのフルート四重奏曲第1番を演奏することになっております。

通常モーツァルトのアンサンブル作品〜例えば第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロから成る弦楽四重奏曲というものは2パートある第2ヴァイオリンが忙しいパッセージを弾かされることが多く、オーケストラヴァイオリン奏者の入団オーディションでもモーツァルト作品のパッセージが必ず登場するくらい難しいことをさせられることが多いのです。その際、その更に下のパートであるヴィオラは第二ヴァイオリンと比べるとそこまで大変な役回りは回ってこないため、比較的楽をさせてもらうことが多いです。

ところが、フルート・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロという4名から成るフルート四重奏曲ではヴァイオリンパートが一つしか無いのですが、代わりとしてそのヴァイオリンパートではなく何故かヴィオラパートに忙しいパッセージが割り振られ、一人大変な思いをさせられることが多いのです。今回の第1番も、特に終楽章のヴィオラパートは上の写真のように16分音符の連続で、弾いていると近視と乱視と老眼のトリプルコンボで目がチカチカしてきます。

そうは言っても、このパートを弾いているのは当然私一人なため誤魔化すこともできませんので、何とか頑張って練習することにします…。
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