あげません！

火曜日のレッスンに使うミニピアノを入れるソフトケースにつけている、《夏目友人帳》のキャラクター『ニャンコ先生（黒バージョン）』のミニぬいぐるみです。

以前クレーンゲームで、違うタイプのニャンコ先生のミニぬいぐるみが欲しくて取ろうと頑張ったのですが、結構注ぎ込んだ揚げ句どうしても取れずに終わってしまいました。そしてある日、何かの話の流れでその事を何の気無しに知り合いの方に話したら、なんと後日その方がクレーンゲームでとったものを下さったのです。ビックリしましたが、ものすごく嬉しかったです。

しかし、これをつけて持ち歩いていると、困ったことに生徒や道で会った知り合い等に「ちょうだい！」と言われてしまうのです。勿論、人様から頂戴したものですから「ダメッ！」と頑強に断りつつ、奪われないようにガードしております。

こんな展開になるとは予想だにしていなかったのですが、折角頂いたものですから奪われないように気をつけつつ、今後もニャンコ先生と行き帰りを共にしようと思います。

適材適菓

二宮町への出勤の前に《cafeあつめ木》に立ち寄りました。

今日は、ある意味このお店の秋冬の定番スイーツとなった《タルト・タタン》を頂きました。サクサクのタルト生地の上に、ほろ苦くキャラメリゼしたリンゴがたっぷり載っていて、横にはジャージー牛乳で作ったバニラアイスが添えられています。御覧頂けると分かると思いますが、タルト生地は底の辺りの５㎜くらいの薄さで、あとはもうリンゴ果肉のテンコ盛りです（なんか表現に品がないな…ゴメンナサイm(_ _)m）。

伺ったところによると、タルトのリンゴはその時期によって出回っているものに応じて種類を変えていくのだそうで、今回は『紅玉』が使われているとのことでした。

こういうお菓子として加工するリンゴには、やはり酸味の効いて実のしっかりした紅玉が最適です。アップルパイ等の加工用に需要はあるということですが栽培数があまり多くないため、ひどいと大手のメーカー等に買い占められてしまったりして、入手するのも大変なのだそうです（確かに市井のマーケットではあまり見かけません）。

でも美味しいものというのは、やはりそれに適した素材のもので味わいたいものです。そういった意味で、我々に提供するために使うリンゴを吟味して下さったお店側の心遣いには感謝の念に絶えません。

このタルトも紅玉が入手できる期間を過ぎると、違うリンゴを使って饗して下さるということです。それはそれで楽しみですが、『紅玉のタルト・タタン』はいずれなくなりますので、興味のある方はお早めにご来店を…。