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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

隠れた日本経済の担い手

2015年04月12日 22時34分08秒 | 旅行
これは三又(みつまた)の花です。高さ1m余の潅木で、枝の先が三つに分かれることからその名が付きました。

私達はこの木に大変お世話になっております。この木や楮(こうぞ)の樹皮から和紙が作られるのですが、特に三又はその丈夫さから紙幣にも使われているのです。日本の紙幣が、折り畳んでも、引っ張っても、指で弾いても破れ難いのは、この三又の特性によるところが大きいのです。

そんな丈夫さを誇る木も、春にはこんな可憐な花を咲かせます。撮影中は三又の花の甘い香りに包まれて、ちょっと幸せな気分になりました。
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赤い花

2015年04月12日 22時32分59秒 | 旅行
こちらも三又です。

これは赤花三又という種類のものです。黄花の三又がランタナのように咲くのに対して、赤花三又は球状に花を咲かせます。まるで吹輪の簪飾りのようで、これまた何とも可憐です。

甘い香りに誘われて、あちこちから蜂をはじめとした虫が花にとまります。ただ、申し訳ないのですが撮影には若干邪魔なので、虫がとまる度に手で払いのけながらの撮影となったのでした(汗)。
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花桃の園

2015年04月12日 22時31分34秒 | 旅行
かたくりの里の一角には、御覧のように立派な花桃が林立しています。

主に箒桃(ほうきもも)と呼ばれるタイプのもので、その名の通り竹箒を逆さに立てたように枝が伸びていく品種です。

この木一本一本が2~3mはあろうかという大きさですので、その高さの木の枝に深紅や白やピンク色の花がびっしりと咲いている様は圧巻です。
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個性的

2015年04月12日 22時30分43秒 | 旅行
この水芭蕉にも似ていながら何とも地味な、それでいて存在感バッチリの花は耳形天南星(みみがたてんなんしょう)というものです。サトイモ科の多年草で、ちょっとエキゾチックに見えますが外来種ではなく日本固有種なのだそうです。

この花、実は雌雄が別れているのですが、この株が雄か雌かは、まるで仏像の光背のようなかたちをした外側の仏炎苞(ぶつえんほう)を下の方まで剥いてみないと分かりません。

この花は虫に受粉をしてもらう虫媒花です。雄株には中にたくさんの花粉のついた雄蕊があって、上の口から誘い込んだ虫に花粉をくっつけて受粉の手伝いをさせます。上から出ることはできませんが、雄花の下の方に脱出口があって、花粉をつけた虫はそこから外へ出られるようになっています。

雌株は中に子房が沢山集まっていて、同じく花粉をつけた虫を上の口から誘い込んで受粉させます。しかし、雌花には受粉作業を終えた虫が脱出できるような機能が何故かないため、雌花の仏炎苞を剥いてみると中には虫の死骸が多いのだそうです。

しかも驚くことに、芽が出て花が咲いた段階から雄花か雌花かに別れているのではなく、何と雄花の株がある程度年をとると雌花に変化する、つまり自ら性転換するのだとかΣ(゜ロ゜ノ)ノ!

山野草の世界、奥が深過ぎます…。
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こちらもまばゆい

2015年04月12日 22時29分12秒 | 旅行
園内にはそこかしこに一重咲きの山吹も咲いていて、紅白の花が目立つ中に心地良いアクセントを添えています。
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桜もまだまだ花盛り

2015年04月12日 22時27分46秒 | 旅行
ソメイヨシノはだいぶ散ってしまいましたが、こちらの御殿場桜は、今が見頃です。
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御衣黄

2015年04月12日 22時26分31秒 | 旅行
こちらは山桜の一種で御衣黄(ぎょいこう)といいます。ちょっと分かりにくいかも知れませんが、薄く緑色がかった薄黄色の八重桜です。

御衣黄の名前は、全体の色合いが天皇陛下の御召し物である黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)に似ていることに由来します。確かに山桜に特有の花と同時に出てくる若葉の色が、禁色(きんじき)である黄櫨染色をしています。

こうしてみると、やはり山桜は素敵です。何処かで苗木でも売っていないかしら…。
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こんな花まで

2015年04月12日 22時24分59秒 | 旅行
園内にはこんな花も咲き始めていました。ライラックです。

まだ咲き始めたばかりのようですが、もう少しして満開になったら、さぞ甘い香りがするのでしょうね。
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こちらも密かに花盛り

2015年04月12日 22時23分20秒 | 旅行
園内を一周して出口に向かう下り坂に脇には、御覧のオオイワウチワが可憐な薄桃色の花を咲かせています。

日陰にそっと咲いているので、ともすると見落としがちになってしまいますが、ここではかなりの群生ですので、しっかりと堪能することができました。

全体を見ていて気づいたのですが、歩いている山肌の土が驚くくらいに柔らかいのです。何なら踏み締めているとフワフワとした感触が靴を通してでも分かるくらいの柔らかさです。こういった管理が行き届いている場所だからこそ、こんなにも様々な山野草の花を堪能することができるのでしょうね。
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こちらがオリジナル

2015年04月12日 22時16分53秒 | 旅行
これはイワカガミです。その名の通り、岩の陰に屈み込むようなかたちで咲いています。この房全体の直径でも1.5mmほどの小さな花です。よく見かける山野草にイワカガミモドキというピンク色の花がありますが、これがオリジナルです。

この百花繚乱の里山を体感してみたい方は、4月19日まではJR橋本駅から臨時直通バスが出ていますので、是非足を運んでみて下さい・
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桜満開の靖国神社

2015年04月02日 21時57分43秒 | 旅行
今日は発表会の代休で教室が休みです。なので、以前から計画していた小旅行に出かけることにしました。

ということで、九段の靖国神社に来ました。ここは東京の桜の開花宣言の基になる標準木があるのを始めとして、多くの桜の木が植えられています。現在、境内ではさくらまつりが開催されていますが、今日も御覧のように正に春爛漫の様相を呈していました。この桜の一つ一つが戦争に散った御英霊の御霊かと思うと、感慨も一塩です。

拝殿に進んで手を合わせると、折からの風に吹かれて桜の花びらが参拝者の上にハラハラと散りかかりました。あまりにも美しい光景に、何だか御英霊に迎え入れて頂けたようで、ちょっと目頭が熱くなりました。

明日は奉納大相撲もあるようです。御英霊に楽しんで頂けたらいいなと思います。
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能楽堂

2015年04月02日 21時45分57秒 | 旅行
境内には立派な能楽堂があります。

昨日、今日、明日と、ここで《夜桜能》が演じられます。夕方から舞台前に篝火を焚いて、能や狂言が催されます。ただ、観劇料が結構高い…。

でも、ちょうど舞台の上に満開の桜の梢がかかっていますから、ここに篝火が焚かれたら、さぞや幽玄な世界が広がるのでしょうね。
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春爛漫の千鳥ケ淵

2015年04月02日 21時30分51秒 | 旅行
靖国を出てから、あまりにもいいお天気だったので、そのまま千鳥ケ淵に沿って皇居東御苑まで歩いて行ってみることにしました。

日本武道館に続く北の丸公園の入口・田安門の前から千鳥ケ淵を見下ろすと、このような感じに見えます。ボートもあちこちに浮かんで何とも美しい光景です。

写真には写っていませんが、私の周りには写真撮影のための人だかりがズラリと横並びになっていて、ちょっとでも開いた隙間を狙うべく戦々恐々としていました(汗)。
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角度を変えると

2015年04月02日 21時04分05秒 | 旅行
先程立っていた田安門方面を、靖国通り側から撮ってみました。

ここにはソメイヨシノだけではなく山桜や大島桜といった様々な桜の木が植えられていて、色の違う桜の梢が幾重にも重なる様を見ることができる場所でもあります。

花筏の中を行き交うボートの存在もまた、風情ある眺めの一要素としてなかなかいいものです。
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花盛り、人だかり

2015年04月02日 20時50分11秒 | 旅行
田安門前から千鳥ケ淵に沿って、ボート乗り場の方に向かって歩き出しました。沿道は御覧の人だかりで、止まるも行くもなかなか儘なりません。

特に眺めのいい場所では人間の考えることはあまり変わらないため、当然大渋滞が発生します。それでもさしたる混乱なく行き来が出来るのは、沿道の警備にあたっておられる警備員や地元の自治会の皆さんのおかげです。
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