石川勝美さんの、息子遼君の鍛え方

昨夜聴いた石川勝美さんの講演。

息子の遼君が小学生の頃、野球嫌いをなくそうと、遼君に出したクイズ。
野球こそが男のスポーツだというお父さんの世代からは、息子教育の一環です。

『 ヤサイさんチームとクダモノさんチームが野球の試合をしています。 』
『 キュウリさんは、どっちのチームかな。 』

　『 ヤサイさんチーム。 』

『 バナナさんはどっちのチームかな。 』

　『 クダモノさんチーム。 』

『 では、ニンジンさんはどっちのチームかな。 』

　『 ヤサイさんチーム。 』

『 ナシさんは。 』

　『 クダモノさんチーム。 』

『 ヤサイさんチームとクダモノさんチームの試合は、９回の裏でクダモノさんチームの攻撃です。１対０で負けているクダモノさんチームは、ツーアウトランナーナシで、バッターはバナナさん。 』
『 バナナさんが打ちました。ホームランです。 』
『 ここで審判はゲームセットを宣告しました。さて、どうしてでしょう。 』

　『 審判の勘違い。 』

『 いやいや、審判は絶対に正しいんだよ。よぉ～く、考えてごらん。 』

　『 ？？？ 』

遼君は、答えられなかったそうです。
そういう私も、折角石川勝美さんがクイズを３回も繰り返し喋ってくれましが、分かりません。

答えは、 “ ツーアウトランナーナシ ” が、 “ ツーアウトランナー無し ” ではなく、 “ ツーアウトランナー梨 ” だったのです。

野球のルールを教えるとともに、言葉の面白さを息子に伝える教育でした。

自ら考え出した独創的な教材ってのが、いいですね。
ちなみにこのクイズは、遼君に大受けだったそうです。