クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

看護師さんの言葉遣いに感激

2019年06月29日 11時14分06秒 | 日記
今日は定期的な内分泌科受診の日。
いつものように朝一番で病院へ、採血です。
名前を呼ばれて、まずは体重を測定、次いで血を採ってもらいます。
採血コーナー居る今日の看護師のIさんは若い方、まだ二十代中盤のようです。
一瞬、私の血圧が上がります。
でも、掛けてくれる声を聞くと手慣れていて、ベテランの風格。
なんとなく安心して椅子に座って腕を出します。

と、看護師さんの彼女、『席をもう少し、前に出してもらっていいですか?』
そうですね、へっぴり腰よろしく、随分と椅子が後ろになってます。
椅子を前にずらそうとするのですが、少ししか動きません。
まぁ、いいかと腕を伸ばすと、彼女はやおら、『前にずらしていいですか?』と彼女と私の間にある採血台を私の方に寄せてきます。
「怖いから、寄れなかったのです」と言い訳にならない言葉を発する私。

伸ばした私の上腕部にゴムバンドを結び付けた彼女、次いでは自分の両手にゴム手袋をはめようとするのですが、なかなか指がうまく入りません。
ここで、一旦私の腕のバンドを外してくれます。
そうした後、ゴム手袋を今度はうまくはめてから、私の上腕部にゴムバンドを結び付けます。
私の腕のゴムバンドを外してくれたのは、私の腕の血流を心配してくれたようです。

さぁ、いよいよ針が刺さります。
緊張の瞬間です。
『チクッとしますが、ごめんなさい』
注射針が刺さる瞬間の痛さは、それほどなく、うまいものです。
『ピリッとしないですか?』と私に異常がないか訊いてきます。
静寂な時間が過ぎ、所定の量の血を採り終えた後、彼女は『さぁ、終わりです。注射針を抜きます』、その後、ガーゼで注射針で刺した跡を押さえ血を止めます。
『反対側の手で押さえていてください』くださいと私にガーゼを押さえるように言います。
注射器の血を所定の管に移し終えてから『止まったかどうか見ます』とガーゼをめくり血が止まっているのを確認すると、小さなガーゼを貼った絆創膏を私の腕の注射針の跡に貼ってくれます。
『病院内ては、この絆創膏は付けていてください。じわっと血が出てくることがありますから』
『次に、男性用のトイレでお小水を取ってください』と、私に紙コップを持たせてくれます。

しかしまぁ、それにしても丁寧な対応ぶりでした。
いつもは、尿コップに自分の名前が書かれているか確認するのですが、余りにも丁寧な看護師さんの言葉遣いに感激のあまり、チェックするのを忘れてしまいました。
コメント
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